いつもごらんいただき、ありがとうございます。
先日、ショッキングな出来事がありました。それはパナソニックが録画用ブルーレイディスクの生産を2月いっぱいで完了(終了)するというものでした。
わたしのように録画をする番組が多いユーザーも少なからずおり、使い道や代替品など今後の方針を考えなければなりません。
本日はパナソニックのブルーレイディスク生産終了における今後の方針をお話しします。
参考サイト:パナソニック
Contents
パナソニックのブルーレイディスクは全商品日本製。
パナソニックのブルーレイディスクは全商品「日本製」という大きな特徴があります。ソニー(一部除く)やビクターなどの他社はすでに台湾などの海外生産に切り替わっています。
わたしの場合、とあるディスカウントショップで買っていましたが、台湾製のソニーのものと比べて安く、しかも日本製ということでものすごく重宝していました。
先日情報を知ってからすぐディスカウントショップに立ち寄り、今後のために何パックかは購入してきました。追加購入しようとその後再び足を運んだのですが、BD-RE(DL)を除き全部なくなっていました。
後日家電量販店(ケーズデンキ)に足を運びましたが、個数制限がかけられてるのにも関わらずほとんどありませんでした。幸い最後の20枚セットが3,500円で売られていましたが、安心パスポートアプリを駆使して3,100円台で購入。ディスカウントショップと比べたら高いけど、家電量販店としてみたら安いよ。
すでに転売してる輩も出てる。
生産終了となったらやはり転売ヤーが現れました。
実際メルカリなどのサイトを覗くとひどいのでBD-R(1層)20枚のモデルが6千円で売られているのもあり、このことから転売ヤーの餌食にされてることがわかります。非常にムカついてます。
録画した番組をダビングするめんどくささ。
近年はYouTube、 NetflixやAmazonプライムなどの動画配信サービスや見逃しサービスであるTVerがあるからいちいち録画してダビングするめんどくささというのが買ってしまいます。
わたしも保存はしてるものの、見る機会は全くない状況。一部番組は捨ててもかまん気がします。この辺りはぽちぽちして満足するという買い物依存症と似たようなもんかな?
録画レコーダーが売れなくなった。
また東芝がTVと外付けHDDを接続することによって録画機能を搭載できるテレビが発売されて以降、そこまで必要のない番組は見て消すのであればブルーレイレコーダーは正直不要です。
映画、ドラマ、アニメになるとやはり残したいユーザーも少なからずいますが、それも結局はビデオや動画配信で事足りることがあるため結果的にレコーダーは近年売れてないそうです。
特に大きいのがネット配信。AmazonプライムやNetflixが普及してしまった現在で、いちいち録画してみる機会も減少しており、地上波やBSの番組でのアニメ番組が少なくなってるのもそれが響いてるのかもしれません。(時代劇以外のドラマはそれなりにあるけど、BSは昔のドラマが多い)
そのビデオ(いわゆるパッケージ販売のもの)はクソ高く、録画で手軽に入手できるビデオデッキ(ブルーレイレコーダー)はコスパ面でもよく重宝してるってことになりますね。それも配信によってダメになりつつあるんだが・・・
コピーができない。
もし仮にTVのHDDからブルーレイにダビングできればすごく便利なのですが、それもできません。もちろんNASなどによるクラウド非対応。(ブルーレイレコーダーやnasneはできる)
結果的にブルーレイレコーダーが必要となり、パソコンでの視聴は基本的にハードルが高く難しい。
これらは結局業界のコピーガードをガッチガチに固めたことによる弊害です。「コピーワンス」や「ダビング10」といった糞規格があるから録画は衰退していくんじゃないでしょうか?
もちろん著作権保護や海賊版防止という意味合いでは重要になってきますが、今の状況ではめちゃくちゃ厳しいといっても過言ではありません。
SeeQVaultとかいう規格も全く普及しない。
とはいうものの、一部レコーダーやテレビではHDDを介して別の機器で視聴することができます。それがSeeQVault(以下、SQV)です。
SQVはパナソニック、シャープ、ソニーなどが提唱する録画番組視聴の規格で、大きな特徴が対応HDDと機器を揃えることにより別の機器でも同じ番組が観れるというものです。
つまりパナソニックのDIGAで録画した番組をHDDにコピーして、ソニーのテレビのUSB端子で見るというもの。(全部対応機器じゃないとダメ)
ところが、この規格も対応機器を全部揃えるのはもちろんのこと4K番組の持ち出し非対応、直接対応HDDへの録画ができない(一度本体のHDDに録画してから対応HDDにコピー(ムーブ)する)、移動したデータはコピーワンス(これはLANも同様)、速度がそこまで速くないなど欠点や縛りも多く、結局普及していません。
対応HDDも年々減少していることからやっぱり映像面でも海外勢(アマゾン、 Netflixなど)に負けているといっても過言ではありません。CCCDから全然進歩がない。(こっちはアップル)
今後のブルーレイダビングとテレビエアチェックの方針。
結果的にパナソニックのブルーレイが生産終了(後発もなし)となり、貴重品となるから今後の録画の方針をだしときます。
パナソニック製 | プリキュア、ドクターXなど 一部の映画、ドラマ、アニメ ガキの使い・笑ってはいけないシリーズ |
他社(ソニーなど)製 | バラエティ、ドキュメント、スポーツ 映画、ドラマ、アニメ(上記以外) |
まあ、結論から言えばプリキュアシリーズ(朝日放送)はパナソニック製で保存し、映画も保存すべきものはパナソニックにする予定。これはドラマ、アニメも同様。
そのため、2月からスタートしたひろがるスカイプリキュア(朝日放送)もパナソニックのもので保存予定です。
また、バラエティでは笑点(日本テレビ)とダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!(日本テレビ)はパナソニックにする予定。当初は笑ってはいけない以外は他社製にする予定でしたが方針変更です。
逆にソニーなどの他社(海外製)はバラエティ番組などを中心にしていく予定。
現時点で録画してる番組で具体的にまとめたのが以下の表です。
曜日 | 番組名 | 放送局 | TVer | youtube | Amazon prime | その他 | パナ BD-R保存 |
日 | ひろがるスカイ プリキュア | 朝日放送 | ○ | × | ○ | TELASA他 | ◎ |
日 | 笑点 | 日本テレビ | × | × | × | Hulu | ◎ |
日 | ちびまる子ちゃん | フジテレビ | ○ | 過去作 | 過去作 | FOD | |
日 | ダウンタウンの ガキの使いや あらへんで! | 日本テレビ | × | × | × | Hulu | ◎ (一部) |
日 | テレビ千鳥(遅れ放送) | テレビ朝日 | ○ | × | × | TELASA | |
水 | 有吉の壁 | 日本テレビ | ◎ | × | × | Hulu | |
水 | 水曜どうでしょう Classic | 北海道テレビ | × | × | × | hod Netflix | |
木 | うる星やつら | フジテレビ | × | ○ | ○ | FOD Netflix | ◎ |
金 | 金曜ロードショー | 日本テレビ | × | × | × | × | ◎ (一部) |
金 | 全力!脱力タイムズ | フジテレビ | ○ | × | × | FOD | |
金 | タモリ倶楽部 | テレビ朝日 | × | × | × | TELASA | |
土 | よしもと新喜劇 (遅れ放送) | 毎日放送 | ○ | × | 過去作 | Paravi | |
土 | 名探偵コナン | 読売テレビ | ○ | 過去作 | ○ | Hulu | |
土 | 千鳥の相席食堂 (遅れ放送) | 朝日放送 | ○ | × | ○ | Netflix他 |
代替商品はどうするか?
ひとまず録画の方針は決定しましたが、問題は今後パナソニックのBD-Rを完全に使い切った時です。
それ以前にブルーレイレコーダーが壊れたり、ブルーレイレコーダー自体が販売終了してるという事態になることもあるでしょう。(そうなったらまた転売ヤーの餌食になりかねないが)
とりあえず、現時点ではソニー製を購入しましたが、状況(価格や性能)によって変えるかもしれません。
パナソニックのDIGAを使ってますが、ソニーのBD-Rでもエラーなしでいけるかどうかは未知数。まぁ、ソニーだからまだマシレベルなのかもしれません。この辺りは検証が必要。
そのソニーも状況によっては終了する可能性がないとは言い切れないので、油断は禁物です。
なお、ソニーは現在でも日本製の録画用ブルーレイディスクはあります。ただし128GBなどの大容量やBD-REといった上書き可能のものに限ります。家電量販店に足を運んだ時に5枚組5千円で売られていたので、BD-R一層の容量で換算すれば5倍なので、25枚相当。1枚単価25GBもので200円、スペース的なものを除き割高やな。w
ちなみに某ディスカウントストアのソニー製はパナソニックより高いので、今後はAmazonなどで安く購入予定。
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長いこと日本製にこだわって作ってくれたパナソニックに感謝。
時代の流れとはいえ、パナソニックは2006年のブルーレイDIGA発売から16年に渡り日本製の録画用ブルーレイディスクを生産してきました。
しかし、近年はネット配信やレコーダーの低迷で売り上げを落としており、パナソニックとしてもサポートして欲しかったところはあるけど、やはり勝てなかったんでしょうね。
それでも日本製にこだわって最後まで生産してくれたことに感謝したいと思ってます。
まとめ。
まとめです。
今回は録画用ブルーレイディスクを生産終了するとパナソニックが発表したことにより、今後の録画番組や代替品を考えるお話でした。
なぜパナソニックにこだわってるのか?というとやはり「日本製」であることでした。ソニーなども以前は日本で作っていましたが、現在は台湾など海外に依存しています。
生産終える理由としてはやはりレコーダーが売れなくなったこととネット配信が普及してしまったことに他なりません。あと録画番組をダビングするのは非常にめんどくさいです。
今後の録画番組で保存する際、パナソニックはプリキュアなど一部の映画、ドラマ、アニメにとどめ、他の番組は代替品を使うことにします。
その代替品は先述のソニー(台湾製造)で当面やっていこうと思います。
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