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先日、突然ではありますがHHKBのキートップを購入しました。
3年前に限定で発売され、瞬く間に完売してしまった雪モデルがのちに一般販売したので、買おうかどうか悩んでいましたが、ようやく購入することにしました。
本日はHHKBのキートップ交換及び洗浄についてのお話です。大体の方がやられてるネタですが、自分の場合どうなったのか?について解説したいと思う。
実施したこと。
- キーキャップ(墨)の取り外し。
- 本体の掃除。(掃除機とウェットティッシュ)
- キーキャップ(墨)の洗浄と乾かし。
- キーキャップ(雪)の挿入。
写真にある通り、もともと緑と青のキーキャップ(HHKB雪と同時発売のもの)をもっていたので、キーキャップを外す治具は持っていました。(キーキャップセットにも付属している)
なので、それを使って外し、掃除して取り付けたわけです。
なお、キーキャップは桜を除きJIS配列が7,590円、US配列が6,600円です。(刻印あり、無刻印で変化なし)カラーキートップセットは共に2,750円です。
意外とめんどくさいキーキャップの取り外し。
キーキャップは付属しているキープラーで取り外します。
普通に販売していますが、キートップセットには標準で付属しているので購入する必要はありません。
以前まではクリップ式でしたが、現在は一般的な針金式となっております。
そのキーキャップの取り外しですが、そんなに難しくなくひっかけて上に引っ張るだけ。ただしJIS配列のエンターキーやUS配列のスペースキーなど大きいキーは少し気を付けた方がいいと思います。
キーキャップでも一般的に119個、HHKBですら69個とかなり多いので外すのに時間がかかってしまいます。HHKBですらこれなのでリアルフォースなどの一般的なキー配列のキーボード(メカニカルスイッチ、静電容量無接点スイッチ問わず)を外す際はさらに時間がかかりそうです
【閲覧注意】本体の掃除はハンディクリーナーがあると非常に便利。
写真のようにキーキャップを取り外すと4年分の汚れがたまっていました。w
調べてみるとウェットティッシュ(ノンアルコール)がいいとも書かれていましたが、一番の最適解はハンディクリーナーで吸い取るのが一番。
手始めにエアダスターで埃をある程度飛ばしてからハンディクリーナー(先っちょのブラシをつけて)で掃除を始めるとある程度取れます。
なかなか取れないところはウェットティッシュでふきとっていくといいのですが、スペースキーと左シフトキーの下の穴に水が入らないように注意してください。ここに入ると故障の原因になるということらしいです。
キーキャップの洗浄は洗剤の予定でしたが、超音波に変更。
取り外した墨のキーキャップ。
当初は洗剤でバシャバシャ洗おうと思ったんですが、よーく考えたらメガネの汚れを取るために導入(結局メガネが大きいので使わんずく)した超音波洗浄機で洗うことにしました。
洗剤でひとまず洗ったキーキャップを水洗いし、その後超音波洗浄機に入れて何分か洗浄を試みました。
洗浄後はザルにあげて水を飛ばします。
洗浄後は拭き取らないと水の跡がつくのでちゃんとふき取る。(めんどい)
洗浄後、乾かすわけですがそのままだと水の跡がついて不細工になるので一応タオルなどで吹いてあげてください。
その後上向きにおいて水を出すようにし、時間経過後は逆にして水を完全に飛ばします。
これは非常に時間がかかるので、メンテナンスする際はやはり別途キーキャップを買った方が絶対に言いと思います。
数を数えること。(HHKB JIS配列は69個)
その際、数をちゃんと数えてください。
ただでさえ小さいキーキャップ。そして一般的な(メカニカルスイッチの)キーキャップと互換性がないために紛失したらPFUに手配をかけないといけないのでめんどくさくなります。
HHKBのJIS配列は69個あります。
HHKBキーキャップ(雪)を挿入。
キレイになった本体に雪キーキャップを挿入します。
挿入は音が鳴るまではめるだけ。超簡単。
ただし以前の写真を撮影して、その写真を見ながら入れるのがベスト。
わたしの場合(後述しますが)ALTとHHKBマークを反対に入れています。
墨より見えやすくなった。
昇華印刷の墨と比べ、抜群に見えるようになりました。
これだったら別にライトを照らしながら作業する必要が減ります。効率はアップするでしょう。
肌ざわりも墨よりよくなった。
こころなしかプラスチックの肌触りが墨より良くなった気がします。
墨はどちらかと言えばツルツルなかんじですが、雪はごわごわしてその抵抗がいい感じに打ちやすさに繋がっています。
黄ばみが心配・・・
ホワイトの宿命なのか、黄ばみがでるおそれがあります。
実際わたしのHHKB Lite2は黄ばみだらけになってしまい、汚らしくなっています。これの解決方法があったら教えてほしいほど。
なお、ビートマニアコントローラーは黄ばんでいません。24年前の代物なのに全く基盤でないのは奇跡に近い。
HHKB Studioの雪が出たら欲しい。
今後リアルフォースやHHKB Studioなどの高級キーボードを購入する際、墨はかなり見えにくいので、黄ばみ覚悟でホワイトを購入するかもしれません。
墨でもレーザー刻印で白色などだったら問題ないんですが、昇華印刷はブラックのみなので非常に見えにくい状態になっています。
事実タイピングするときにデスクライトや照明をつけないとなかなか見えないことが多かったので、やはり見えやすくて昇華印刷で消えにくいホワイト系の方がいいかな?と思いました。
リアルフォースはもちろん登場していますが、HHKB Studioはまだ登場していません。
あったらほしいなぁと思う時もありますが、HHKB Studioのためにさらに4栄一4柴三郎(4.4万円)出すのはなかなか勇気がいります。(実際フェニコン2台ゲーセン仕様だったら13栄一必要。)
わたしのHHKBレイアウト。
わたしのHHKBのレイアウトは上のようになります。
WindowsとMacintoshを併用するため、それに近いレイアウトにした方がいいと判断しています。
それに伴ってキーの配置、とりわけHHKBマークと左ALTボタンを入れ替えて、HHKBマークはカラーキートップセット2の緑のESCキーに使われているものの無刻印のものに変更。これで英数カナ変換が簡単にできるようになります。
HHKBマークをこの位置にしたのは、HHKB Lite2を使っていた名残。
HHKB Lite2での英数カナ変換キー(半角全角漢字キー)はこの位置にあり、12年もの間このHHKB Lite2をつかっていたので、手が覚えてしまっているのです。
だからHHKBを購入したときに変換や矢印キーに慣れなかったわけです。矢印キーはまだなれましたが、変換キーはやはりなれなくてソフトウェアで変更して現在に至ります。(だから分かりやすいように緑のキートップを導入。)
本当はHHKBマークの横(回転マークにバツマークがついてるもの)はMacのように英数にしたかったんですが、Windowsはこの部分が「無変換」に相当するもので、カタカナに変換するときに非常に便利なのでそこは変えないことにします。
よって、Macで英数カナ変換は通常のスペースキーの両隣りでなく右隣に固めておくことにしています。これによって何とか保持できている状態です。
リアルフォースのようにソフト上で切り替えできるのであればそれがベストですが、HHKBの場合はディップスイッチで切り替えることができます。ただ、それでもあんまり機能しないのでアプリ上で使いやすいように設計した方が早いと思う。
てか、WinとMacで認識できるようにしてほしいところです。
まとめ:なかなか踏み切れなかったけど、買ってよかった。
まとめです。
本日はHHKBのキーキャップを墨から雪に変更したというお話です。
結論から言えば、早く買っとけばよかったという感じです。
墨はかっこいいのですが、昇華印刷が黒しか対応していないので、明るさによっては実質無刻印キーボードになってしまうという欠点があります。その欠点の解消も含めて雪に変更したというのもあります。
今までだったら白(アイボリー)をえらんでいたのですが、やはりそれより白い雪が出たらそっちをえらんでしまいました。
肌触りや打鍵感が墨と比べてざらざらした肌触りになっており、打ちやすくなった気がします。
もちろん、文字が見えやすくなったのも理由の一つですが。
今後購入するキーボードは昇華印刷だったら黒以外を選びたいなと感じてしまった今日この頃です。
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