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新居に越してから変わったことといえば仕事もそうですが自宅のレイアウトも変更しました。
特にパソコン周りは机をリニューアルしたことによる変化が大きいです。とりわけモニターアームを廃止しました。なぜそうしたのかを本日お話しします。
なお、机のリニューアルについては以下のリンク先参照。
Contents
モニターアームを取り付けた理由。
単純にいえば、部屋の最適化(断捨離、リニューアル)を機に導入しました。
2020年の春に当時住んでいた高松の自宅のリニューアルを決行。その時に椅子やキーボード(HHKB)と並んで導入したのがこのモニターアームです。
使用したのはエルゴトロン製のLXデスクマウントモニターアームです。動画等でもよく取り上げる超定番商品。保証が10年と非常に長いことでも知られています。
保証以外にも32型モニターまで対応しています。安価なモニターアームだと32インチはおろか、28インチに非対応っていうのもあります。持ってるモニターに応じたアームを買わなければなりませんが、エルゴトロンを買っておけば問題ないでしょう。
少し安くなりますが、アマゾンベーシックのモニターアームもおすすめ。こちらはエルゴトロンのOEMであるため品質は問題ありません。ただし保証は1年のみ。
モニターアームは取り付けると机周りがすっきりしてスペースも増えます。スタンドだったら前に物が出てるので、それだけでノイズになるから気にするユーザーは取り替えるのです。
120cmの机を入れるとモニターアーム必須。
レオパレスは折りたためる固定机が設置されており、それによって机を余計に買う必要がなくなります。
わたしは以前アールエフヤマカワのリビングテーブルを導入しました。これによって欠点がありました。
机の広さは120x60cmです。その120cmが問題で、固定机に干渉するため6cmほどの隙間が空いてしまいます。
そうなってくるとモニタースタンドを使うと圧迫感が増えてしまいます。そうならないようにモニターアームが重宝していました。
今思えば100cmだったらよかったと思います。100cmだったら干渉の必要がなくなるし、固定机も活用できる。しかし固定机は折り畳めるので固定机下に物が置きづらいという欠点があります。少なくとも引き出しとかパソコン(一般的なミドルPC以上)はNG。
なぜモニターアームをやめたのか?
結論から言えば「そこまでいらない」と判断したから。
実はモニターアームは常に動かすことはない。ある程度位置が決まったら使わなくなるからです。
実際わたしは2年半モニターアームを使ってきましたが、実際モニターを動かしたのはWifiアンテナ(アームの後ろにつけてた)にトラブルが起きた時に一旦外すためにしたぐらいで、それ以外で使った形跡はありません。
そう考えたらモニターアームっているのか?と思ったわけで、引っ越しを機会に(引っ越し直前の仮設設置含め)付属のモニタースタンドに変更したわけです。
モニターアームのいいところ、悪いところ。
◎:モニター周りがスッキリする。
先述の通り、モニターアームを設置するとモニター周り、特に下側はすっきりします。そのためモニター下にキーボードを置く事が可能になります。
写真は引っ越し直前の仮設設置ですが、モニタースタンドを使うとキーボードを置くスペースが発生してしまい、その分狭くなります。
モニターアームを取り付けると、キーボードを置くスペースが奥にしまえるので、広く場所を取る事が可能です。
◎:ケーブル周りもすっきりする。
モニターアームはケーブルをまとめるスペースが用意されています。
ただ、わたしの場合はケーブルが多いためにうまく纏まらなかったので、写真のようにマジックテープの結束バンドで止めています。それでもすっきりするので問題はありません。
◎:縦置き、斜め置きなど融通が利く。
何より、縦おき斜め置きなどの融通がききます。
特に前後ろのモニター移動ができるのはモニターアームならでは。これはモニタースタンドではできません。
×:結局スタンドが端っこに移動しただけ。
モニター下は確かに広くなるのですが、結局どこかで固定しなければならず、そのスタンドを動かしただけになるのです。
ただ、一般的なモニタースタンドと比べてもコンパクトなのでそこはメリットではありますが・・・
×:案外融通が効かない。
モニターアームって意外と融通がききません。
先ほど融通がきくと書いたのですが、融通がききません。それは動作範囲が限られるためです。
高所作業車でも動作の範囲があるのと同じでモニターアームも動作範囲があります。また、ある程度調整しないと手軽に動かす事ができません。だから付属の六角レンチで調整する必要があるのです。
これも案外めんどくさい。
スタンドの置き場所によってはアームの動作範囲やらモニタ下のスペースやらで制約が生じてしまいます。写真のような設置をすると結局モニタースタンドを設置してるのと同じになっちゃいます。
×:重たい。(安定のためしょうがないが)
わたしが所有してるエルゴトロンのモニターアームは長持ちするし、サポートも充実してる反面重たいです。
実際このモニターアームだけで4kgほどあります。特にスタンドは非常に重たく、クランプで固定するまで神経をすり減ります。
スタンドの移動も生半可で行かず、モニターを取り外す場合は配線を外さなければならないし、モニターをつけた場合だと落とさないように慎重に動かさなければなりません。
実際、わたしもスタンドの移動は気を遣ってました。
×:後ろは案外スペースが必要。
すっきりすると思われるモニターアームですが、後ろは案外スペースが必要です。
モニターアームでモニターを動かすにはそれ相応のスペースが必要となり、狭ければ狭いほど動かせす範囲は限られてしまいます。
それを考えたらモニターアームっているのか疑問になります。
×:設置できない机もある。
処分したアールエフヤマカワの机と代わりに導入したサンワサプライのPCデスクは共にモニターアームを使う事ができます。後者はそれをアピールしています。
モニターアームを使うには角が尖っている机でないといけません。よって、角が丸い机は使う事ができません。
実際レオパレスの固定机は角が丸くなっているので、モニターアームを設置する事ができなくなっています。
この辺りは説明書をじっくり読んで検討した方がいいです。エルゴトロンは1万円オーバーの高級品だから余計慎重に行かなければなりません。(説明書自体カスやけど・・・)
×:結局動かさない。
色々やっていくうちに、モニターアームって動かさなくなります。
わたしの場合もモニタ裏に設置しているWifiアンテナが不具合を起こした時ぐらいに前に動かす程度で、他はある程度位置が決まったら動かすことはまずありません。
それ考えたらそこまでいるのか?と思う時があります。
モニタースタンドでも縦置きは可能。
所有してるDELLのU2720Qは5万円と高額ですが、モニタースタンドが非常に優秀です。
このモニタースタンドは頑丈であるのはもちろん、モニターの移動も前後以外は対応可能です。縦置きにするのであればこのモニタースタンドでも十分です。
一方で以前導入してたBenQのEL2780Uは斜め以外のモニターの変更は不可能。よってモニターアームもしくはDELLと同機能を備えたモニタースタンドを導入する必要があります。
モニターアームは正直使いたくないので、あらためてモニタースタンドを手配しようと思う。必要と判断した場合はね。ちなみに考えてるのはこれ。
モニターアームはいいアイテムだけど、場所を選ぶ。
確かにモニターアームはすごくいいアイテムですが、2年半設置してみて思ったのは場所と状況を選ぶということです。
わたしですらモニターアームをつけようかどうか考えたのですが、結果的にあまり効果を見出せないどころかデメリットの方が多いと感じました。
だから現在の自宅ではモニタースタンドに戻しているわけです。また、EL2870Uとのデュアルディスプレイにしているので、今後縦置きを考える際は再びモニターアームを使うかもしれません。場合によってはモニタースタンドにするかもね。
まとめ。
まとめです。
今回は引っ越しを機にモニターアームを取りやめたお話をしました。
結論から言えば、モニター下の場所に余裕ができるのと、前後にモニターが移動できる程度で、他はモニタースタンドでも事足りるためです。
それ以上にデメリットを感じており、重たいのと移動に制約があることから結果的に固定すれば使わなくなります。
またモニターアームのスタンドも場所によってはモニタースタンドを設置してるのと変わりません。(写真のようにね)
もちろんモニターアームを完全否定しているわけではなく、今の状況では使いづらいと判断しただけです。今後モニターアームを使う機会は出てくると思いますが、今はとりあえずいらないから押し入れにしまっています。
モニターアームも一長一短あるから、購入する際は十分注意した方がいいと思います。いろんなところがおすすめしていますが、慎重になった方がいいですね。ちゃんとしたものはそんなに安くないですし。
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