【タブレット】iPadとfireHD、購入する分岐点は?【あれを使うか否か?】

 いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 本日は大人気タブレットのiPadとfireHDについてのお話です。

 これらのタブレットはよく売れていますが、どちらを選べばいいのかわからないと思いますので、どこで分岐するかを解説します。

結論。

iPadにすべき人。
  • Apple Pencil(ペン)を使う理由がある人。
  • 長いこと活用したい人。
  • メインタブレットとして使う人。
  • ゲームをする人。
  • TVerなどfireHD非対応アプリを使う人。

fireHDにすべき人。
  • ペンを使う理由がない人。
  • 動画、ネット閲覧、読書、SNSだけを楽しむ人。(対応アプリに限る)
  • サブタブレットとして使う人。

なぜそうゆう風に考えるの?

 タブレットの用途は

  • 動画閲覧
  • サイトの閲覧
  • 読書
  • ゲーム
  • SNS

になることが非常に多く、高額で過剰性能とも呼ばれるiPadにすべきか、そうじゃない性能でも安いfireHDにすべきか悩むところです。

 なお、動画編集や画像編集をされる方もいらっしゃいますが、大体の方は上記の用途に使うことが多いでしょう。わたしもその一人。

iPadとfireHDの違い。

 iPadとfireHDの違いを以下にまとめてみました。

iPadfireHD
価格高い
(39,800〜)
安い
(5,980〜)
処理速い遅い
メモリ3GB〜1.5GB〜
キーボード対応一部対応
(10のみ)
ペン対応非対応
SDカード非対応対応(1TB)
解像度2,160 x 1,620
264ppi
1920 x 1200
224ppi
10インチタブレット
価格
39,800(64GB)
57,800(256GB)
通常版(3GB)
15,980(32GB)
19,980(64GB)

PLUS(4GB)
18,980(32GB)
22,980(64GB)

 このようにまとめてますが、大きなポイントは以下の通りです。

iPadはApple Pencil対応。

 廉価モデルのiPad(第9世代)でもApple Pencil対応です。

 ただし、iPad Proなどに使われるものと異なり、第1世代と呼ばれるものになります。Lightning端子に直接接続するタイプであり、ペンをタップすると消しゴムやペンに切り替える機能はないので、注意が必要です。

 書くだけならこれでも十分だし、近年は他社製も増えています。

fireHDはSDカード対応。

 fireHDというよりもAndroidタブレット(fireHDはAndroidベースの独自OS)はSDメモリーカードによる容量増量が見込めます。

 よって、こういったタブレットは少ない容量を購入し、SDカードで容量を増設するのがベターです。SDカードそのものも256GBでも4千円程度で売られているので、それを買って増設します。

 わたしもAndroidスマホやタブレットには当たり前のようにつけてます。

画面はどちらも美麗。

 fireHDの10インチは224ppiとiPadの264ppiと比較したら劣っているものの、使う分には全く問題なく、どちらも綺麗な画質でエンタメ消費などを楽しむことができます。

転送速度はどちらもゴミ。

 ただ、iPad、fireHD共にUSB2.0なのでUSB3.0の高速転送に非対応。

 そのため、大きい音楽や動画データを転送するとなると非常に時間がかかります。

 わたしもiPhoneを音楽プレイヤーとして使っているのですが、所有してるデータの転送に時間がかかって困りますね。

 近年は当時高性能のスマホが1万円以下で売られることもあるので、それを買ってSDメモリーカードをつけるって手段もありですね。音楽プレイヤーのために導入したXPERIA XZ1のレビューは以下のリンク参照。

 SDカードの転送に関しては別途SDカードリーダーを導入するのも手です。ただし、注意するのはSDカードおよBIカードリーダーそのものの転送スピードが速いか否か。そうじゃないと結局元の木阿弥になるので要注意です。

 iPadの場合はiPad Pro、iPad Air、iPad mini(現行版、前世代購入の場合は要注意)を選ぶといいでしょう。XPERIA XZ1同様USB-CでかつUSB3.0(iPad ProのみThunderbolt4も対応)であるからです。転送速度にこだわるならiPadはなしです。

iPadを持つべき人、fireHDを持つべき人。

iPadを持つべき人。

 iPadを持つべき人は

  • Apple Pencil(ペン)を使う理由がある人。
  • 長いこと活用したい人。
  • メインタブレットとして使う人。
  • ゲームをする人。
  • TVerなどfireHD非対応アプリを使う人。

というものです。

 iPadはタブレットとして考えたら超高性能であるため、ゲームもサクサク動きます。また、初めて使う方やメインタブレットとして活用される方はfireHDよりもiPadの方が絶対にいいです。

 現在だとM1チップのiPad Proっていうのもありますが、普段使いで考えたらiPadで十分です。

 しかし、ペンのラグや性能を考えたらiPad Proまでは行かずとも、iPad AirやiPad miniも選択肢に入れてもいいと思います。個人的にはiPad Proなどに使う第2世代のApple Pencilをお勧めしますね。そうなると本体も高くつきますが、書き心地は全然違います。

 わたしでも第1世代は最終的に使わなくなり、第2世代も当初はあまり使っていませんでしたが、近年はブログネタのまとめで使っています。

fireHDを持つべき人。

 fireHDを持つべき人は

  • ペンを使う理由がない人。
  • 動画、ネット閲覧、読書、SNSだけを楽しむ人。(対応アプリに限る)
  • サブタブレットとして使う人。

と、iPadと真逆の活用になります。

 iPhoneやiPad、XPERIAなどのスマホやタブレットをメインと使う方なら、エンタメ消費のことを考えてfireHDにする選択肢はありです。いわゆる活用の分割。

 そうなれば、メインタブレットではなく、サブタブレットという形での活用になりますね。

 ただし、対応アプリはiOSやAndroidと比較して少ないため、欲しいアプリがない場合はiPadやAndroidタブレットを購入するといいでしょう。ちなみにTVerは非対応です。裏技はありますが省略。

減価償却はどれぐらい?

 iPad(第9世代)に使われるA13 Bionicは2019年のiPhone11の頃に登場したチップです。

 近年のアップルの端末はOS保証が5年以上になることがあり、iPad Air(第2世代)はA8Xという2014年に登場したチップに対応し、現在8年目。

 iPhone5sも6年OSのサポートがあったことを考えると、少なくとも5年は持つと思われます。ダメでも(iPad(第9世代)が発売して)3年は少なくともいけるでしょう。

 iPhone等の寿命についての考察は以下のリンク先参照

 方やfireHDは現在のモデルのOS保証がどれだけかかるかわかりませんが、2017年モデルは2020年のOSまで保証されているみたいなので、3年持つ計算となります。

 以上から減価償却として予想される数値は以下の通りです。

iPad(第9世代)fireHD 10(2021)
価格39,800(64GB)15,980(32GB)
3年13,2665,327
5年7,960できるのか?

 ただ、iPadとfireHDとを比較して、重たい作業やゲームなどはiPadの方がベストなので、減価償却費がfireHDの方が安くても8千円の差が処理性能ということになります。

わたしの活用法。

 わたしはiPad ProとfireHD 8を両方持っていますが、それぞれで活用しています。

iPad Proの活用。

 わたしの主な活用法は

  • ゲーム(jubeat)
  • ネタ帳作成(ブログ執筆のまとめ。)
  • 画像編集・動画編集(予定)
  • 読書
  • SNS(基本はスマホ)

となっています。

 主に上記3つを主としていますね。

 ゲームはjubeatをやってます。これについては過去にも色々書いたので、参考にしていただくとして省略。

 ネタ帳はこの話題もそうですが、事前にネタをマインドマップというやり方でまとめています。アプリはgoodnote5を使っています。このアプリはメモ帳アプリと比較して色々融通が効くので活用しています。

 なお、ネタ帳をiPadにしたのは、MacBookでの執筆時にマルチウインドウで見ることができます。その際データはiCloudなどのクラウドに保存させるのがポイント。WindowsだったとしてもiPadを片手にネタを書くって手段は可能です。

 わたしはネタ帳としてメモ帳(ジブン手帳のIDEAや測量野帳)でとったことがあるのですが、流石に見返すことがあまりないと判断して今はあまり使っていません。そこで試験的にiPadでのネタ作成を考えたわけです。(ただし、野帳はコンパクトなのでメモ帳としてスマホと一緒に入れる予定。)

 画像編集や動画編集は今後の課題。先日、デジカメを中古で手に入れたので、勉強も兼ねてiPadでの活用を考えています。

fireHDの活用。

 逆にfireHDは先述の通りエンタメ消費に特化。

  • 動画閲覧(youtubeやアマゾンプライムビデオなど)
  • 読書(Kindle、自炊)

 iPadと異なりSDカードでのやり取りがあるため、データのやり取りがしやすいようにfireHDを活用しているのです。

 以前まではBT経由でヤリスでの音楽視聴(動画の音も含む)をこのfireHDでやってましたが、いちいちバッグが必要であることから身軽にするという理由でXPERIA XZ1に変更。fireHDは室内での動画や読書に特化するようになりました。

 なお、わたしはfireHD8 PLUSを購入しています。fireタブレットに関しては以下の記事参照。

用途さえ見極めばQOLは爆あがり。

 まとめです。

 タブレットは非常に大きいスマホであるのですが、用途をしっかりと理解した上で使い分けると心強いです。

 iPadは価格は高いけど処理はサクサクなので、ストレスなく使いたいのとメインで使いたい方はこっちを選ぶといいでしょう。

 fireHDは価格は安いけど処理はもっさりだから、iPadと比較してストレスになることはあります。ただ、近年はメモリも増えていますので、以前よりかはよくなっています。でも、やはりサブタブレットとしての役割の方がいいと考えます。

 こうやって、目的を持って選ぶのがいいとわたしは考えます。どちらもお勧めです。

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