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わたしは2011年よりiPadを所有し、2013年からはiPhoneも所有しています。
で、スマホやタブレットの寿命(OSの保証)ってあります。一般的にAndroidは2年程度(セキュリティは+1年)、iOSやiPad OSは5年前後と言われています。
わたしの場合、iPad 2は2011年の発売から2016年の保証終了の5年間使用することができ、iPhone5sも2013年の発売から2019年までの6年使うことが出来ました。(わたしは2018年末にiPhone7に移行。)
ユーザーなら当たり前かもしれませんが、改めてiPhoneやiPadの寿命はどこで把握するのかを解説します。
Contents
iPhoneやiPadは原則CPUの型式をチェックする。
これはわたしもチェックしているのですが、iPhoneやiPadのOSの保証はCPUを見たらある程度は把握できます。
CPU | iPhoneの機種 | 登場した年 | 終了した年 | OS開始 | OS終了 | 差 |
A4 | iPhone4 | 2010 | 2014 | 4 | 7 | 4年 |
A5 | iPhone4s | 2011 | 2016 | 5 | 9 | 5年 |
A6 | iPhone5 | 2012 | 2017 | 6 | 10 | 5年 |
A7 | iPhone5s | 2013 | 2019 | 7 | 12 | 6年 |
A8 | iPhone6 | 2014 | 2019 | 8 | 12 | 5年 |
A9 | iPhone6s | 2015 | 2021-2022? | 9 | 未定 | 6年目 |
A10 Fusion | iPhone7 | 2016 | 2022-2023? | 10 | 未定 | 5年目 |
A11 Bionic | iPhone8/iPhoneX | 2017 | 2023-2024? | 11 | 未定 | 4年目 |
A12 Bionic | iPhoneXS/iPhoneXR | 2018 | 2024-2025? | 12 | 未定 | 3年目 |
A13 Bionic | iPhone11/iPhone11 Pro | 2019 | 2025-2026? | 13 | 未定 | 2年目 |
A14 Bionic | iPhone12/iPhone12 Pro | 2020 | 2026-2027? | 14 | 未定 | 1年目 |
CPU | iPadの機種 | 登場した年 | 終了した年 | OS開始 | OS終了 | 差 |
A4 | iPad | 2010 | 2012 | 3 | 5 | 3年 |
A5 | iPad 2/iPad mini(第1世代) | 2011/2012 | 2016 | 4/6 | 9 | 6年/4年 |
A5X | iPad(第3世代) | 2012 | 2016 | 5 | 9 | 5年 |
A6X | iPad(第4世代) | 2012 | 2017 | 6 | 10 | 5年 |
A7 | iPad Air(第1世代) /iPad mini(第2世代・第3世代) | 2013-2014 | 2018 | 7/8 | 12 | 6年/5年 |
A8 | iPad mini(第4世代) | 2015 | 2021? | 9 | 未定 | 7年目 |
A8X | iPad Air 2 | 2014 | 2021? | 8 | 未定 | 7年目 |
A9 | iPad(第5世代) | 2017 | 2021-2022? | 10 | 未定 | 5年目 |
A9X | iPad Pro(第1世代) | 2015 | 2021-2022? | 9 | 未定 | 7年目 |
A10 Fusion | iPad(第6世代・第7世代) | 2018-2019 | 2022-2023? | 11 | 未定 | 3-4年目 |
A10X Fusion | iPad Pro(第2世代) | 2017 | 2022-2023? | 10 | 未定 | 5年目 |
A11 Bionic | なし | 2017 | 2023-2024? | 11 | 未定 | 4年目 |
A12 Bionic /A12X Bionic /A12Z Bionic | iPad Air(第3世代)、iPad mini(第5世代) /iPad(第8世代) /iPad Pro(第3世代) /iPad Pro(第4世代) | 2019 /2020 /2018 /2020 | 2024-2025? | 12 /14 /12 /13 | 未定 | 3年目 /2年目 /4年目 /2年目 |
A13 Bionic | なし | 2019 | 2025-2026? | 13 | 未定 | 2年目 |
A14 Bionic | iPad Air(第4世代) | 2020 | 2026-2027? | 14 | 未定 | 1年目 |
未定となっているものはiPhoneに積んだチップが出てから5~7年を目安に設定しているので、状況によってはiPhone6のように5年ぴったりというケースも出ます。
しかし、近年は6年は少なくとも持っていることが多く、長いこと使えることが分かります。
AndroidのOS保証が2年程度と比較して長いので、その分中古での売却及び販売価格が高いともいわれています。だから気軽に買い替えることができるのです。
マッキントッシュの場合はOSの期間は短いがハードごとの保証は長い。

マッキントッシュの場合、OSの保証期間はそのVerごとで2年と短いのですが、ハードで考えたら8~9年目に突入しているハード(主にMacbook ProやMac Pro)も存在しています。
現在はmacOS Big Surと呼ばれるモデルで、M1チップのマッキントッシュを中心に過去のマッキントッシュでも使えるようになっています。
参考サイト:https://support.apple.com/ja-jp/HT211238
M1チップのiPad ProのOS保証は?

こうなれば、M1チップのiPad ProのOS保証はどのぐらいになるか?
はっきり言って未知数です。通例で考えたら2027-2028ぐらいになるかもしれないか、下手したら2029年まで持つかも・・・こればかりはAシリーズと違い判断することができません。
いくらOSの保証が長くても、本体が先にダメになる。
ここまでOS保証が長いと書きましたが、いくらなんでもOSよりも先に来るのがハード(本体)の劣化です。
アップルは以下の文面を公表しています。
ユーザーによる使用をモデル化するためには、模擬的な使用シナリオのもとで稼働する製品の消費電力を測定します。日々の使用パターンは各製品に固有のもので、実際のユーザーとモデル化したユーザーのデータを組み合わせています。この評価では、1人目の所有者を基準にした使用年数を、macOSまたはtvOSを搭載したデバイスは4年、iOS、iPadOSまたはwatchOSを搭載したデバイスは3年にするモデルを採用しています。ほとんどのApple製品は耐用年数がこれよりも長く、多くの場合1人目の所有者から別のユーザーに譲渡または転売されるか、Appleによって回収されます。
引用元:様々な質問環境のためのAppleの取り組みに関する質問に詳しくお答えします。
実際は耐用年数が長いため、5年前後と長く使えるのですが、アップル公式は3~4年をめどに使えるようにしています。
わたしの体験談ですが、iPhone5sのOSを2017年にVerUP(iOS11)した際に、動作がもっさりした経験があります。最初はだましだまし使ってきましたが、我慢ならなかったので中古でiPhone7を購入したのです。(iPad 2でも同様の現象はありました)
ハードの劣化で最たるケースはやはり電池の劣化。特にiPhoneは電池は2年でやばくなる傾向になりえるので、結局交換せざるを得ないのです。iPadは高寿命ですけどね。(使い方次第ですぐダメになるのは同じ)
幸い、電池はアップルストアおよびアップル公認のお店(カメラのキタムラやビックカメラなど(対応店のみ))で対応できるので、他のスマホと比較して電池交換の敷居は下がっています。価格も以前と比較して下がっています。(以前まではiPhone5sですら1万円オーバー。)
もちろん、有志のショップもあるにはあるのですが、こういったものはできれば公式の方が安全です。
電池ならともかく、基盤の劣化も避けられないし、OSによってメモリが足りなくてもっさりすることだって出てくるから、結局快適に使えて3~4年、保証含めて5~6年といった感じでしょうね。
それに、OSはそれに対応したハードごとに最適化しているため、古いハードでは使えない機能もたくさん出てくる。快適性で考えたらやはり新しいほうがいいに決まってる。
いいものは大事に使うことも大事、時短になるなら買い替えるのも大事。
以上から、アップルの端末は快適に使えて3~4年、保証含めて5~6年持つことが分かりました。
とはいえ、ハード面でもっさりすることも考慮したら買い替えるという手段はアリです。同様にそんなに気にしなければ買い替えずに保証が終わるまで使い続けるというのも手段の一つです。
アップルの端末はそんな風にしっかりとサポートしつつ、2つのやり方を掲示してるんじゃないかな?と感じました。これはWindowsでも同じことがいえると思いますね。あっちもOS保証は長いですからね。
そんなかんじで、CPUを見たらある程度はOSの保証が把握できるというお話でした。参考になれば幸いです。
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