【モニター】3:2のモバイルモニターのレビュー。(かなり快適になりました。)

 いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 前回モバイルモニターを使ったデュアルディスプレイの再構築ということでお話ししてきましたが、そこで新たに購入したモバイルモニターについて今回お話ししていこうと思います。

 一般的に16:10のモニターが普及していますが、今回は珍しい3:2のモニターとなります。なぜこれを選んだのかを改めてお話しします。

CNBANAN製のモバイルモニターの購入。

 購入したのはCNBANANと呼ばれるメーカーのモニターです。

 見ての通り中華製品ではありますが、モバイルモニター界隈は大体中華メーカーが多い。エイサーやDELLのものもあるにはあるのですが、高額でなかなか手が出ません。

 一般的なモバイルモニターは14インチ前後が主流とされていますが、今回わたしが購入したのは16インチのモバイルモニターです。

なぜ3:2にしたのか?

 一般的に主流となってるのは16:9もしくは16:10なのですが、今回あえて3:2のモニターにしたのは、情報量が多く表示できるから。

 目的としてモバイルモニター側にブラウザを表示させ、上の画面で作業するという形になります。そうすることによっていちいち仮想ディスプレイとかタブをいじらずに見ながら作業ができるということです。

 これはWindowsだろうがマッキントッシュ(例外:M2以前のMacBook AirとM3のMacBook Pro)だろうが関係ありません。

 動画でも16:10と比べて作業領域が広く取れると説明されています。また解像度がフルHDか2.5Kの違いというのも広く取れる理由の一つです。

 この解像度の違いも選択に入れた理由です。

4Kモバイルモニターの選択肢はあったはず・・・

 モニターを選択する際、4Kモバイルモニターの選択肢があったはずです。

 わたしが今回その4Kを選択肢から外したのは画面が小さいから。また現行WindowsPCのDVI端子は4Kにするとカクカクになってしまうから。

 4Kにすると作業領域は広くなり、快適な作業を実現することができます。ただしそのためにはそれ相応に画面を大きくしなければなりません。

 少なくとも4Kにする場合、27インチは必要とも言われています。もちろん画面の綺麗さをとってそれより小さくするのもありでしょうけど、一般的に売られている4Kモニターは27インチ以上が主流。

 モバイルモニターでも4Kになってるのはありますが、実際その解像度で使うとなるとめちゃくちゃ文字が小さくなり使い物になりません。

実際、iPadのサイドカーを採用しなかったのは遅延もそうですが、実用的な解像度が低かったためです。

 そんなものにお金かけるぐらいならメインモニターを4Kやリフレッシュレートが144Hzにするとかある程度解像度を抑えたモニターを買った方がいいのです。

例外はグラフィックや写真にこだわる方ぐらい。解像度によるppiが爆上がりするためです。フルHDや2Kで表示すると4Kだときめ細かくなります。ま、そうゆう方は別途4Kの普通のモニターを買うでしょうけど・・・

 実際このモニターは21,999円しますが、クーポン適用で13,999円で購入することができています。てかクーポンいらないから普通に安い価格で提供して欲しい。(モバイルモニター界隈はこんなのばっかり)

外観。

 箱はメーカー名も書いてない謎の箱。横にあるUGREENのアイテムはminiHDMI変換アダプタ(外出で使用)とDVItoHDMI変換アダプタ(WindowsPCに使用、以前のヤツを紛失したため)です。

 ちなみに届いた時に箱が一部潰れてました。(現在は処分)

 付属品は本体とカバー、USB-Cケーブル(画像出力対応)、USB-C to Aケーブル(電源確保)、15Wのアダプター、説明書が入っています。

 説明書はまさに中華らしいフォントで見づらかった。

 個人的に怪しいアダプタは嫌なので、当初iPadで使う予定だったANKERの20Wアダプタとケーブル(USB-C)を使って給電することにします。外で使う際も同様の措置を取る。

カバーはかなり安く作られてる感が強い。

 そのカバーも他のメーカーと比べて安く作られてる印象を受けます。

 他のメーカーなら出っ張りから一回りするような構造になってたりするものがあるのですが、今回のモニターはそんなのは存在しません。

 よって、カバーをかけた際に少し隙間ができてしまいます。

 この状態でカバンに入れるのは正直怖いので、別途別の袋にいれて持ち運んだ方がいいと思う。

ベゼルは細くてかっこいいが、質感はプラスチック。

 13,999円で買ったとは思えないほどベゼルが細く、大変スマートで良い。

 ただ、21,999円で買ったとなると正直微妙なので、15,000円あたりが適正価格なんでしょうね。その証拠にベゼルの材質がプラスチック。

 また写真の通り光沢仕上げとなっているので、写り込みが激しいです。これはマイナス。

 もちろん裏側は金属になってますが、見てくれ以外の質感は価格相応といった感じです。

 なお、スピーカーはありますが、ないに等しいぐらい音が悪いです。これ単体で使うぐらいなら別途スピーカーやイヤホンを用意した方が幸せになれます。

 また、VESAマウントは非対応(ここかなり重要)なので、別途タブレットスタンドがあった方がいいですね。わたしの場合、BOYATAのタブレットスタンド(2021年購入)を使っています。大きいので買い替えたいです・・・

基本的にUSB-Cで給電、microUSBで使えるんだったらそっちの方が良かった。

 端子は音声出力、USB-Cが2つ、ミニHDMIが1つ、microUSBが1つあり、USB-Cはどちらも外部出力対応。

 ただ、HDMIを使った際に電源確保もそれで行わなければならないので、実質2つしか使えないことになります。

 個人的にmicroUSBから電源が確保できれば良かったのですが、実際試したところできなかったので残念です。

使用感。

 WindowsPCもMacBook Airも最大解像度(ただしMacBookは2560×1600)で使用しても問題なく使えています。もちろんカクカクもありません。

解像度を最大に上げて使いやすくなった。

 一般的なモニターならフルHDと行きたいところですが、このモニターは2560×1680の2.5Kモニターとなります。

 そのモニターの解像度をフルに上げた際、文字については普段使いと変わらなく使うことができています。

 フルHDはできませんでしたが、1920×1200だとこうなります。

 むしろいちいちタブをいじったりすることがないので時短になってると思う。

まとめ。

 まとめです。

 今回はCNBANANのモバイルモニターのレビューでした。

 実際購入して良かったと思います。

 解像度から画面の大きさ、そして価格に至るまですごくバランスが取れたいい商品だと思います。

 個人的に非光沢でないこと、ベゼルの質感がプラスチックであることと、microUSBで電源供給できれば良かったと思います。もしmicroUSBで電源供給ができれば3台のパソコンを表示させることができるので、その辺りを今後ブラッシュアップして欲しいと願っております。

 あと安価ということで、どこまで耐えうるかも課題ですね。

 現行ゲーム(昔のゲームは問題なし)するんだったらこのモニターはお勧めできませんが(できないわけではありません)、作業用に使うのであればこのあたりがお勧めですね。

 現在は16:10が主流になっており、昔ながらの3:2や4:3が少なくなってきています。個人的に結構良かったので増えて欲しいと願っております。

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