【アップル】アップル、悪夢の値上げ。【円安だよ、大幅値上げだよ!】

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 2022年7月1日、アップルはマッキントッシュ以外の製品の値上げを発表しました。兼ねてから言われていた値上げにファンや買い替え(次期iPhone含む)を予定しているユーザーからは戦々恐々です。

 本日はそんな値上げとそれについて感じたことお話しします。

どれだけ値上げしたの?

 結論から言えば日本円で端末は1〜3万円、関連機器でも3千円から値上げしています。

 内訳を言えばマッキントッシュ以外の製品全部です。それはアップルケアも含まれます。値上げ率で考えたら2割程度とのことです。

為替レート。

 原因は材料費の高騰・・・ではなく円安です。

 現在136円前後を推移しており、3月の段階で114円だったのが22円ほどの大幅値上げです。つまりiPhone13 Proの価格である999ドルだとおよそ22,000円の値上げとなります。

今回の値上げ。

引用元:日本経済新聞
引用元:日本経済新聞

 日経新聞が簡単にまとめていますが、このように1万円から3万円ほど値上げしているのが分かります。

 特に着目すべきは値上げ幅。安いものほど少ししか値上げせずに、iPhone13 Pro MaxやiPad Pro(12.9インチ)なんかは3万円近く上がっている。

 なお、iPhoneSEやiPad Airの値上げ率が価格の割に大幅に低いのは発売当初から前モデルと比べて高いから。今回はさらに追い打ちをかけた形となっているのです。(iPhoneSEはアメリカでも30ドル値上げしている)

 こう考えたらものすごく悪夢に思えてきますよね。

過去にも値上げは行っている。

 しかし過去、アップルは今回と同様の値上げをおこなっています。値上げ率は平均で18%。

 それは2013年で、その時もiPodやiPadなどの製品(iPhoneは5s発売前なのでキャリア販売のみ)が軒並み値上げされました。

 具体的にはiPod touchの32GBモデルが24,800円から29,800円に値上げされた形です。

 当時、2012年11月の段階で78円だったのが、2013年2月には98円になっています。今回と似ています。それに伴って5月から値上げされた格好となっていました。

参考リンク:https://www.phileweb.com/news/d-av/201305/31/33161.html

価格が元から高いと値上げも高くなるのは当然。

 最初にも述べましたが、価格の安い商品の値上げ幅が低く、iPad Proのような高い商品は値上げ幅が高い。これはもちろんアメリカでの価格が元から高いので値上げの幅も高くなるのは当然です。

 2月と比べて22円の円安となっているので、製品が1,000ドルとして計算してみれば22,000円です。一方で500ドルだと11,000円、250ドルだと5,500円ってことになります。

 例えばマッキントッシュ用のMagic Keyboard(TouchID対応)が19,800円となっていますが、元々は15,800円でした。値上げ幅は4,000円。

 同様にTouchID非対応のMagic Keyboardは10,800円から13,800円と3,000円ほど値上げしています。

 iPhone13 Pro(128GB)が124,800円から149,800円と25,000円値上げしているのは、元から高いからに他なりません。(999ドル)

 このようにアメリカでの価格が元から安けりゃそんなにあがんないし、高いとそれだけ大幅に上がるっていうことがよく分かります。ちなみにMagic Keyboardの値上げ率は25%ほどと似た形となっていますが、それでも大幅の値上げ率を記録しています。

実は安い。

 実は日本での価格は他国と比べて安いと言われています。

 リンク先によると日本が一番安く、タイや香港などアジア圏では全体的に安く設定されています。(もちろん国の平均年収を比べてみるとそうとは限らないが)

 日本以外の平均値が6月の時点で12万円ほどなので、それだけ日本のアップル製品が安いと言われてもしょうがない。だから他の国から買うというのが出るわけです。

 それが円安でそこまで変わらなくなってるということです。

 参考リンク:https://news.yahoo.co.jp/articles/1c81267d978892b4bc6515fb9e3f46e7da42ad39

まとめ。

 まとめです。

 今回はアップル製品全般の値上げについて解説してみました。

 今回は1〜3万円ほどの値上げ幅と言われており、「悪夢」と言われていますが、iPad Proなど元々の価格が高い製品だと値上げ幅が大きいのは当然です。

 それに2013年にも同じようなレート幅で同様の措置をとっていることを忘れてはいけません。

 今後情勢が良くなり円高になれば価格改定で下がることがあるのでしょうか? 実際アメリカでの価格は基本的に変わっていませんからね。(ただ、価格そのものが高い)

 あと、日本以外でも元から高いってことも理解してほしいです。

 とりあえず落ち着け。

 今後製品が出ると思いますが、情勢によってはさらに上がる可能性は十分あります。だから本当に必要と判断した上で導入するべきだとわたしは思いますけどね。

 あと、アップル製品はリセールバリューがいいので高くなったとはいえ買取価格も上がる可能性はあるでしょうね。それも大きいところですね。

 まぁ、円高になって下がってくれたら万々歳やけど、どうなるだろうか?

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