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2020年のアマゾンプライムデーにてKindle Oasisを購入し、3年が経ちます。たまにではありますが使っているのですが、ここ最近おかしなことが起き始めています。
それはネット接続ができないことです。いろいろためしたのですが全く改善の兆しがありません。
本日はKindle Oasisの復旧の顛末および今後の読書端末について考えます。
引用元:アマゾンジャパン合同会社
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ここ最近Kindle Oasisのネット接続ができない。
今まで普通通りにネット接続ができていたKindle Oasisですが、ここ最近立ち上げた時にWifiの扇マークがなくなっていました。
Wifiルーターのパスワードを入れてもうんともすんともせず、繋がりません。
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改善策はいろいろ試したが、直らない。
検索するとどうやらKindle端末は稀にWifi接続ができなくなる不具合が発生しており、アマゾンや有志のサイトでは改善策を公開しています。具体的には以下の通り。
- 機内モードのオフ。
- 端末の再起動。
- Wifiルーターの再起動。
- Wifiルーターを電子レンジなどから遠ざける。
- 端末のアップデート。
- 端末をリセット。
- 固定IPで設定する。
これらを全部試したのですが、全く直りません。
他にあるとしたらIPアドレスがおかしいかどうかってところですが、これについては後でお話しします。(固定IPにする)
固定IPで設定する。
参考サイト:https://hyakuhon.com/ebook/kindle-paperwhite-wifi/
今までのやり方でもできなかったので、参考サイトを参考に固定IPを設定して接続を試みました。
結果としてはやはりダメで、完全にお手上げ状態になりました。なぜや?
Kindle端末のいいところと悪いところ。
ただ、Kindle端末自体にも個人的に不満はありました。
Kindle Oasisは便利なところもありますが、いかんせん価格が31,980円からと超高額。普通の方ならKindleやKindle paperwhiteを購入すればいいけど、それでも1万円から2万円ぐらいかかります。
個人的にOasisを購入したのはページめくりボタンがあるのと、いいのを使いたかったから。それでも使いにくいなぁと思ったことは多々あります。
◎:ページめくりボタンが便利。
ページ捲りボタンがあると自炊で作った電子書籍を気にすることなくめくることができます。
これがKindleの別モデルになると右とじ左とじで混乱するのでおすすめができません。PDFで保存するにしてもページめくりの設定をすることができたとしても何故か反映されていません。
アプリだったら設定で変えることができるのですが、Kindleではそれができない仕様となってるので、その分考えたらOasisにメリットがあるわけです。
◎:高級感がある。
アマゾン端末は総じてプラスチッキーな質感ですが、Oasisに限って言えば金属で作られており、高級感があります。
個人的に持ち手も含めて素晴らしい感じです。ただ、ケースをつけると読みにくくなる場合があるので、ケースの選定は実はリセールバリューも含めて重要になったりします。
また、paperwhiteシグネチャモデルが出るまでは唯一の防水仕様でした。
×:全体的にもっさり、特に自炊で作ったデータはだめ。
電子ペーパーは総じてもっさりします。電子書籍を購入したデータであればそこまで気にすることはないのですが、自炊の電子書籍は容量の都合も含めてもっさりします。
軽くすればいいのですが、元データから軽くするのは結構めんどくさい作業になります。それだけデータの軽量化って大事なんですよね。わたしは質を優先するために容量を増大しています。
×:白いところがあると省略されることがある。
自炊した電子書籍に限定するんだけど、余白があればそこを省略する場合があります。つまりレイアウトがページによっては崩れる場合があるわけです。
これに関しては解決策がないのでどうしようもありません。もちろん購入したデータと異なり横置きにした場合は黒縁が出ます。こればかりはしょうがない話。
×:microUSB端子。
Kindle Oasisの現行機種は2019年に発売されたものですが、端子はコストカットの一環でmicroUSBになっています。
iPhoneですらUSB-Cに切り替わったわけなので、もうそろそろUSB-Cに切り替えてもいいんじゃなかろうかと思います。
ただ、先述の通り3万円もする代物なので、買ってくれるユーザーがいるかどうか。Amazonですら値上げしまくってるためにそこまで価値があるかどうか微妙ラインになってるのも現実。(fireHDがまさにそれなのだ)
読書用端末の候補。
そこで新たな読書用端末を考えていきたいと思う。Xでも書いたんだけど以下の考えがあります。
- Pixel7を読書用端末に移行する。
- Pixel7をセール時に下取りに出して、Pixel8を購入して同じことをする。
- 中古のiPad mini(第5世代)を購入する。
- FireHD8に移行する。
- 復旧すればKindle Oasisも含める。
コスト | メリット | デメリット | |
Pixel7 | 0円 | Pixel7が有効活用できる | 画面が小さい。 SDカードが使えない。 |
Pixel8 | 4.6万円 (ブラックフライデー) | Pixel7より性能のいい Pixel8を使って活用できる。 | 性能の割にコストが見合わない。 画面が小さい。 タイミング逃したら安く買えない。 |
iPad mini | およそ3万円(64GB) | 画面が大きい。 他にも活用できる。 | バッテリーリスク。 外での使用で見えにくいかも。 SDカードが使えない。 OS保証の割に価格が高い? |
FireHD8 | 0円 | 画面が大きい。 SDカードが使える。 Kindleの書籍を直接買える。 | 外での使用で画面が見にくい。 性能がもっさり。 アプリが限定される。 |
Kindle Oasis | 0円 | 外での使用も問題ない。 ページめくりができる。 目に優しい。 Kindleの書籍を直接買える。 | もっさり。 レイアウトが崩れる。 |
Pixel7を読書用端末に移行する。(0円)
最初に考えたのがメインスマホのiPhoneとメディアプレイヤー兼サブスマホのXPERIAという編成になって塩漬け状態となったPixel7を使うことです。
Pixelは近年AI機能を強化しており、文字起こし機能や撮影を強化しています。元々Pixelを買ったのも文字起こし機能やサブスマホとして運用したかったため。
ただ、サブスマホはXPERIA5 IVを購入したことにより統合したので、使い道がなくなってしまったのが現状です。
画面が6.3インチとPixel6ほど大きくないのですが、それでも十分大きいです。ただ、スマホなので文字が見えにくくなる場合があるので注意が必要です。
Pixel7をセール時に下取りに出して、Pixel8を購入する。(4万円)
Googleのブラックフライデーを利用してPixel7を下取りに出してPixel8を購入する作戦。
結局やり方はPixel7と同じになっちゃう上に5万円近くお金を使うことになるので現実的じゃない。
別に120HzやAI動画消しゴム機能や被写体選択(その分だけ撮影するので容量を食う)がいらないのであればPixel8(Pro含む)にする必要はないので却下。
中古のiPad mini(第5世代)を購入する。(3万円)
そこで考えたのが中古のiPad miniを購入すること。
現実的に考えれるのは2019年に発売された第5世代。
A12 Bionicという2018年に発売されたiPhoneXSと同じCPUを搭載しており、Antutuベンチマークも50万台とまずまず。普通に使う分には全く問題ありません。
Kindle Oasisが最大32GBであることを考えたら、自炊した電子書籍を見るのに最適でしょう。
ただ欠点は中古品なのでバッテリーの劣化があること。もちろん整備済製品を買えば問題はないんだけど出回らない上に価格も5万円と高額なのがネック。(それだったらあと3万出して第6世代買うよ)
そしてOS保証も後何年使えるかも不透明なところです。A11Bionicチップを搭載したiPhoneXがiOS17に非対応になったことから、下手すりゃiPadOS17で打ち止めになる可能性もゼロではありません。(ただ、iPad Air第2世代は7年持った)
Pixel以外で考えれるのはこれかな?と思いました。
FireHD8に移行する。(0円)
でも、FireHD8があるから問題ないやろう、と思うユーザーも少なくありません。
確かに電子書籍を見るとか動画を見る分には問題ない。でもiPadと比べてもっさりとしているし、アプリもAmazonで上がってるものしか使えないためTVerといったアプリは使用不可。
iPadでも予測はつくもののOS保証がどれだけ続くか不透明っていうのに、FireHDはさらに予測すらつきません。下手すりゃ1年でアウトというケースもあるため、近年の値上げでコスパが微妙になってるところからSDカードや後述の直接購入がない限りおすすめしづらくなっています。
実際動画をながら視聴だけなら中古スマホでも事足ります。
Amazon端末の利点があるとすればKindleの書籍を直接買えることかな?
アップルとGoogleはともにアプリ内課金で手数料を徴収するのを義務化しています。当初はアップルだけでしたが、2022年からはGoogleもそれをするようになったことからAmazonアプリ内でKindleが買えなくなっています。
Amazon端末ならそれはもちろん問題ありませんので、アプリ内で直接購入することができます。
結局キビキビとした動作と直接買えるアプリというパーフェクトな端末はもうないんですよね・・・
考えられる点と実践。
- Pixel7を読書用端末にする。
- iPad miniを購入する。
考えれるのはこの二点。FireHDは便利だけどもっさりしているので却下。
とりあえずPixel7の設定を見直し、自炊したデータを取り込んで見たわけですが、これでも十分大きいことがわかり、なんとか見れるレベルだろうと思いました。
もちろん画面が大きい方がいいに決まってるので、iPadなどの10インチ以上だったら理想なわけですが、持ち運ぶのがめんどいのでそれらは却下し、iPad miniにしてもいいのかな?と思う時があります。
実際大阪旅行の時も当初はiPad Proを持っていく予定でしたが、使い道が動画閲覧だけなので結局FireHD8を持っていったぐらい使いません。
折りたたみスマホ(Galaxy Z HoldやPixel Hold)って手もありますが、価格がバカ高くて手が出せません。中古がこなれたら考えたいところですが、今のところは読書端末だけに購入するのは無理がある。
ただ、現状ポーチにPixel7とサングラスを入れたら収納スペースがなくなってるので、当面はPixel7をKindleとして活用していこうと思います。そしてKindleは手放します。
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