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近年の靴事情といえば、ローカットスニーカーが流行しています。その中でも白いスニーカーは根強い人気があります。
特にアディダスのスタンスミス、スーパースターやナイキのエアフォース1あたりが有名ですね。
そんな中、わたしが今持ってるスニーカーの一つがsinacovaのレザースニーカーです。
本日はそのレザースニーカーについてお話しします。
Contents
sinacovaとは?
sinacovaとはイタリアで誕生したブランドです。
ロゴを見ていただけたらお分かりですは、元々はマリンスポーツをコンセプトにスタートしたブランドです。
トリコロールを基調として鮮やかなデザインが特徴で、スポーツウェアからタウンウェアまで網羅し、機能面から品質からゴルフウェアとしても愛用されてる方もいらっしゃいます。
わたしが購入したスニーカーとは?
そんな中、わたしが3年前に購入したのは牛革を用いたスニーカー。
sinacovaには布製のスニーカー(コンバースとかが出してるヤツ)も販売していますが、個人的にレザーの方が好みなのでこのスニーカーにしています。
色は赤、ネイビーブルー、白、白(真っ白)などがあり、わたしが購入したのは白。価格は28,600円(税抜26,000円)します。わたしが購入したスニーカーの中では過去最高額です。(ブーツはダナーライトの60,500円)
実際見てみるとわかりますが、「sinacova」のロゴが対照的に表示されてるのが特徴です。全体的にパンチングが施されているので結構特徴的です。
いいところと悪いところ。
◎:シンプルな仕上がり。
サイズは9(27.0cm)をチョイス。履き心地は問題ありません。
△:横幅が広いので、のっぺり見える場合がある。
ただ、見てくれは横に広がっている印象を受けます。
試しに所有しているダナーライトと比較してみるとこんな感じです。ダナーライトは9ハーフですがほっそりしています。(わたしの履き方もありますが)
しかし、高さは一目瞭然でソールも低くなってます。
◎:差別化ができる。
定番スニーカーといえば先述の通りスタンスミス、スーパースター、エアフォース1などです。これらはABCマートなどの靴量販店で売られている定番商品です。
裏を返せば誰もが履いている靴になるわけです。
このように他の方と同じ靴を履くのがイヤっていうユーザーは差別化という意味ではアリだと思います。実際わたしの周辺で履いている方は見たことがない。(自分があまり気にしないのもあるが)
今回のスニーカーはそういったお店でなく、sinacovaの直営やFCで買うことになります。わたしの場合はとあるお店で知って取り寄せました。
ちなみに中四国では広島と松山に直営店があります。全国でも9店舗しかないので基本的にネット注文がメインとなりそうです。試し履きする際は要注意。
◎:牛革なので、エイジングが楽しめる。
本革、しかも牛革なのでエイジングや自分の形にするのを楽しめます。
流石にローカットシューズでは高額な部類(それでもそれ以上の金額はあるが)であるものの、本革を使ってるスニーカーなら定番ものを除けば比較的安価です。
それでも価格は3万円近くかかるので抵抗はありますが、オールレザーを考えたらエイジングは楽しくなるでしょう。
?:リセールバリュー。
アディダスやナイキ、プーマといった定番メーカーからダナーライト、スタンスミスのような定番ものでは言い難いので、リセールバリューはどうか?といえば未知数です。
まぁ、靴を資産としておくのは個人的にお勧めしません。理由として経年劣化。詳しくは以下のリンク先にて過去開設しています。
×:価格が高い。
牛革を使っていることもありますが、sinacovaはゴルフウェアとしても知られていることもあり、全体的に価格は定番物と比較して割高。
28,600円という敷居の高さがあるからなかなか手が出ません。しかし、デザイン面から色々シンプルなので、レザースニーカーの候補に入れてもいいかもしれません。
なお、これ以上に6万やら10万やらするスニーカー(ブーツじゃないぞ)も存在します。
×:意外と蒸れる。
このスニーカーはパンチングが空いているのですが、実際インナーはエアフォースのような布で覆われてるのでなく本革なので蒸れます。
エアフォースやダナーライト(どちらも本革)は長いこと履いてもそんなに蒸れませんが、この靴は意外と蒸れます。
ただ先日1日中履いてみたのですが、合皮のような不快感はあまりないですね。
△:色が白いので、気を遣う。
今回のスニーカーだけでなく、白いスニーカーは人気の反面黒と比較して汚れや経年劣化を気にする必要があります。
そうなってくると、傷も含めて気を遣いがちになります。定期的にメンテナンスしないとすぐ汚れるので、非常にめんどくさい点も否定できません。
スタンスミスやスーパースターが近年完全合皮化(リサイクルレザー)にしていますが、メンテナンスは楽になったといいます。(賛否両論はありますが・・・)
△:ソールの減りが心配。
超高額なスニーカーですが、ソールの貼り方は一般的なスニーカーと同じ。
そのため、ソールの減りによってソールの張り替えができるかどうかになりますが、こればかりは微妙。
革靴はグッドイヤーウェルト、マッケイやステッチダウンといった製法でソールとアッパーを縫い合わせており、ソールがヘタレたらソールのみ交換すると再び使うことができます。
ダナーライトもステッチダウン製法を採用しています。スニーカーの中にはこういった製法を採用しているものも存在します・
しかし、一般的なスニーカーは接着剤で止めているので経年劣化による加水分解でどうしようもなくなります。こうなったら処分するしかありません。
だから買ったら履き潰すべきなのはそういうことです。こういったスニーカーのメンテは革靴と比べて別の意味でめんどくさいのです。
個人的にはソールを張り替えることができたら最高なんですが、構造上この靴も難しいです。
なぜ今回この靴を取り上げることにしたのか?
理由はレビューしてるところがないから。
今回執筆するにあたり、改めて長時間履いてみました。
実際は夏ごろにショートパンツと合わせて履くと非常に相性は良いのですが、もちろんロングパンツとの相性はいいですよ。
価格はかなりしますが、スタンスミスやエアフォースに飽きたユーザーの選択肢になればと思い、今回取り上げることにしました。
個人的にはわたしが所有している白(現在は文字の色が異なるらしい)と全部白になってるモデルがおすすめかな?
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まとめ。
まとめです。
3年前に購入したsinacovaのレザースニーカーを取り上げました。
デザインは特徴的ですが、形状は非常に小柄でシンプルな仕上がりになっています。
一般的な白スニーカーやソールの欠点はもちろんありますが、それ以上に蒸れを感じるので注意が必要です。まぁ、ゴルフウェアの一環だから別に問題はないと思いますが。
スタンスミスやエアフォースなど定番物と差をつけたいのであれば、選択肢の一つとして入れるのはアリだと思います。実際ネットでも販売していますので、ご興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか?
この辺りはHHKB、REALFORCEとNiZ、MX Keysの関係みたいな物です。前者は乾電池での駆動、後者は内蔵電池での駆動なので内蔵電池が劣化したら使えなくなるのです。