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わたしは過去のコラムを見ていただけたらわかりますが、靴が好きです。特にナイキのスニーカーを履いています。
2020年までは履きもしないのに靴を収集してはコレクション(資産にもならないのにね)しては優越に浸っていました。その後、2020年に身の回りの整理をしたときに所有している靴の半分を手放し、現在は9足(それでも多い方だけど、目的はある)にしています。
今回は靴の投資についてわたしなりの見解をしてみようと思います。
ちなみに、ここでは一般的な靴(スニーカー、革靴、ブーツ)について取り上げます。女性用の靴(ヒールやパンプスなど)はわからないところがあるので、取り上げません。すみません。
Contents
靴を買う最低条件。(1万円前後の定番ものからスタートする)
わたしが靴を買う基準は最低価格で1万円前後の定番商品からになります。具体的には以下の靴です。
- ナイキ・エアフォースワン
- アディダス・スタンスミスおよびスーパースター
- ビルケンシュトック・アリゾナおよびラムゼス
- ニューバランス・996
- コンバース・オールスター
これらは基本的に1万円前後(オールスターは6千円前後、996のみ1.5万円だけど値下げはする)という価格です。元々これらは大体5千円ぐらいで買えたものですが、現在は倍額しているぐらい値上げがひどい。w
それでも、長いこと履く、飽きの来ない靴となると定番ものからスタートになります。1万円クラスならこの辺りがベターかな?
色はなんでもいいけど、わたしは白か黒を選ぶ。その方が合わせやすいからです。もちろん、スタンスミスの緑や996のグレーのように定番カラーをチョイスするのはアリ。
なぜ安い靴を推奨しないのか?
安い靴でもいいやないか!という声もある。しかし、わたしは1万円の靴のセールならまだ何しも、元から安くなっている靴はことがない限りはお勧めしません。
理由は材料がしょぼいが故に以下の問題点が挙げられるからです。
通気性が悪い。
大半の安い靴は合皮で作られており、通気性はあまり良くありません。通気性のいい安い靴になるとどうしても野暮ったい靴になることが大半です。
そうなれば、当然蒸れるわけなので水虫のもとにもなるし、それ以前に靴の快適性は失われます。
シンプルなデザインで通気性のある靴を選ぶならば、少なくとも1万円前後の定番商品(できれば本革)から入るのがいいと思いますね。安くてデザインが良くて通気性がいい靴はなかなか見つかりません。
エアフォースワンやスタンスミスなどは基本的に本革です。スタンスミス、スーパースターは1.6万円する高額なヤツとABCマートで売られている1万円前後のヤツがありますが、どちらでもいいと思う。材質は全く異なりますが。
ソールが柔らかすぎてすぐダメになる。
安い靴は決まってソールが柔らかいか硬いことが多いですね。つまり絶妙なバランスがキープできてない。
ソールが柔らかいとクッション性は確かにいいのですが、その分材質が安っぽくて見た目もチープになるどころかすぐにソールがちびってダメになります。
そうなってくると結局2足買う手間になるのです。
ソールが硬すぎて逆に重たく感じる。
今度は逆にソールが硬すぎて重たく感じる時もあります。
靴が重たいと歩くのにも影響が出ます。同じ重たい靴でも高価なブーツになるとなぜかその違和感は感じません。
わたしが過去購入したとあるスニーカーは三千円しました。その靴は先程の通気性が悪く、ソールが硬いことから履き心地はあまり良くなくてすぐ手放しました。
ただ、おすすめにしているコンバースのオールスターもソールが硬いのでわたしには合わなかったですね。
いずれにしても、ソールが両極端すぎて中途半端なのです。バランスの良いソールはある程度お金を投入しないとできないと感じているのはそのためです。
材質がしょぼいので、すぐ穴が開く。
安い靴は総じて材質がしょぼいため、使い込んでいくとすぐに穴が開きます。
こうなってしまえば当然ソールがダメになってなくても買い替え決定です。
いくらなんでも靴に思い入れがない限り修復することはないでしょうから、買い換えるのがほとんどだと思います。
わたしの経験ですが、980円の安全靴(某ホームセンターで購入)と3,000円以上の安全靴(XEBEC製)を履いた時に、前者は半年足らずでアッパーが破れて穴が開いてしまい、使い物にならなくなりました。後者のXEBEC製は令和になってからおろしてますので、3年経ってますが普通に使えています。後者のアッパーもソールもしょぼいのですが、それでも安すぎる靴よりかマシです。
上靴も同様に500円程度で買えるものとスニーカーとして機能している靴(ニューバランス)とか1,000円程度の靴では当然やすい方はすぐダメになりました。
それだけ安ければ安いほど材質はしょぼいし、デザインも野暮ったいのでやっぱりダメですね。作業に使うにしても危険な作業なら当然これもNG。(これは安全面も考えた上での発言です)
姿勢が悪くなる。
安い靴はソールがちゃちいのですぐちびる。
そのため姿勢が悪くなり、最終的に最悪な状態にもなりかねません。
靴に投資すべき大きな理由。
靴に興味があろうとなかろうと投資すべき理由は以下の通りです。
安い靴と比較して1年単位で長期に使える。場合によっては10年以上も。
ある程度お金をかけている靴はそれ相応の価値があるってことです。
エアフォースワンやスタンスミスなどは超定番ですが、どれも長期で長持ちします。わたしが通勤用として使っているエアフォースワンは元々2012年に購入したプライベート用の靴です。
のちにティンバーランドやダナーのライトといったブーツを購入したことにより、以前から履いていたエアフォースワンは会社の通勤用(作業着で通勤するため)として使っています。
現在はMIDですが、過去にLOWを3足使っていました。どれも1年単位で、しかも履き古した靴なのに長いこと使えています。
もう履き古しのストックはもう1足しかないので、これが終わったら新規で買うしかないですね。もう今後はある程度高価な靴のセール品にして買うと思いますね。
全体の見た目が良くなる。
先ほどもお話しした通り、安い靴はどうしても野暮ったいデザインになることが多く、しかも材質もちゃちいので悪い意味で目立ってしまいます。
だから、いくらかっこいい服を着ても靴だけが安いのはやっぱり目立ってしまいます。悪い意味で。
逆にユニクロなどの服を着ても靴だけは良いものだとやっぱり全体が良くなるので靴でも油断できません。ただ、服全体のバランスも重要ですがね。
メンテナンスをすれば長期に使えるので、節約にもなる。
高い靴はこぞってメンテナンスができるものが多く、手間はかかるもののちゃんとメンテナンスをすれば10年単位で使えるものが多いです。
ソールもちびれば交換できるものが多いのも特徴です。これについては接着剤で接合している靴は価格を問わず基本的に該当しません。
安い靴を履き潰して1年に何回も買ってしまえば、10年単位で考えた時にバカにならない価格になります。しかもデザインがアレなのでどうしようもない。
また、メンテナンスする時間は1足につき20分程度(物によるけど、わたしの場合はこんな感じ)なので、靴を買うために外出して選んで購入するという時給的損失も合わせればやっぱり得になるのです。
トニー・ブレア元イギリス首相は「安い靴は不経済だからね」という名言を残しています。
外出したくなる。
ヨーロッパのことわざにこんなものがあります。
とびきりいい靴を履きなさい。
いい靴を履いていると
その靴がいいところへ連れて行ってくれる
わたしの場合は最終的にダナーライトに落ち着いたのですが、これまでに履いてきた靴で高価な物になるとやはり外出したいという気持ちになります。
まぁ、ダナーライトに切り替えたのは革靴が基本的に雨に弱いので、雨に強い靴を探した結果ダナーライトになっただけなんですけどね。
それでもダナーライトになって以降もダナーライトを中心にいい靴を履いて外出する機会は増えています。
ただ、今はこんなご時世なのでなかなか外出しづらいもんですが、それでも警戒しつつ外出していますよ。
物によってはリセールも期待できる。(ただし、難易度は激高)
靴は「消耗品」であるため、基本的にリセールは期待できません。
しかし、一部の商品はリセールが期待できます。
特にナイキの靴はその傾向が非常に強く、エアジョーダンやエアマックスなどのクラシックスニーカーは高値で取引される場合があります。
また、エアフォースワンやダナーライトのような定番商品はアップル製品のようなリセールの高さを期待することは難しいですけど、それでも靴としてはリセールバリューは期待できる商品です。ダナーライトはお店や状態によりますが、2万円で取引されることがあるので、リセール率は30%と靴にしては非常に高い。
ただ、スニーカーは接着剤の接合による加水分解など問題点もあるため、メンテナンスは革靴以上にめんどくさいです。資産としてはおすすめできません。
歩き方に気を遣う。
靴はいいものを履いて歩いていくうちに気にすることがあります。それは歩き方。
いくらいい靴を買ってもガニ股や猫背で歩いてしまえば台無しです。それだけ歩き方に気を遣う傾向は強いですね。
わたしもガニ股猫背傾向なので、ブーツを購入して以降はその傾向が非常に強くなり、歩く際は意識しています。
http://www.aikatsu.net/aikatsustars_02/
アイカツスターズ!(テレビ東京)の騎咲レイは香澄真昼の靴を見て「体のバランスが悪い(=姿勢が悪い)」と指摘します。真昼の靴に減りがあったためです。モデルなら歩き方は当然仕事に影響が出るため、その辺りをモデルとしての顔を持つレイは真昼に指摘したのです。
ただ、これは安い靴でもできることなんですが、高額な靴であればあるほど意識は強くなります。鏡見て違和感を覚えたらそれこそ姿勢が悪くなってるものです。高価な靴には似合わない。
ここでは靴磨きによるセルフマネジメント(靴を見られるのできれいにすべしなど)については記載しないことにします。今回の「高価な靴に投資する」から脱線するからです。
たくさんの靴を買ってもしょうがない。
いくら靴を購入しても、目的がない場合は管理ができなくなり劣化して捨てる羽目になるので、絶対にお勧めしません。
わたしも過去書きましたが、いくら靴を集めても履く機会が少なくなってしまえば意味がありません。
買うのであれば、目的を持つ、そして服と同じでローテーションで入れ替えるのが大事です。
ちなみに、写真の靴で今残っているのは3足だけです。
服を選ぶより靴を選ぶ方が難易度は低い。
おしゃれは服という意見がありますが、わたしはそう思いません。
わたしはどちらかといえば靴の方が優先されるんじゃないかな?と思います。
靴は服を選ぶよりも難易度は低いと思うのです。服も靴も毎年新作を出してきますが、服の場合は流行が特にあるため、着なくなる可能性が出ます。
靴は反対に毎回買い換えるというものではないので、ある程度定番ものでかつ価格も張っておけば長いこと使えるので、服を選ぶよりも難易度は低いと思います。
服のおしゃれは非常に難易度が高いので、わたしですらユニクロを中心に着こなしています。シンプルですから。
おしゃれは足元から。
昔からおしゃれは足元からと言われています。
だから、ある程度価格を張れば意識が変わってくるし、全体の見た目も良くなります。
そういうことで、靴はお金をかけるべしということです。ただ、買いすぎは管理ができなくなって劣化するので、その辺りは注意ですね。
参考にしていただければ幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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