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令和のご時世、何故かXPERIA Z Ultraを買っちゃいました。本日はそんなXPERIA Z Ultraの今更ながらのレビューをします。
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購入のきっかけ。
8インチタブレット衰退でXPERIA Z Ultra(以下、ズルトラ)の話が出ました。ズルトラは6インチ以上の大型スマートフォンの元祖と呼ばれており、6.44インチで16:9の大型ディスプレイというインパクトでズルトラファンやズルトラ難民が出たほどです。
現在、6.5インチスマホはXPERIA1シリーズがありますが、あっちは縦長になっています。16:9の6.5インチスマホは過去にASUS等も出していましたが、現在はどこも出していないのが現状です。
近いものでいえばアマゾンのfire 7っていうのがありますが、あっちはタブレットでスマホじゃない。
今回購入を決めたのは、中古スマホのイオシスさんで4,980円(送料別)で売られていたことです。実際試してみたいなと思い、購入することにしました。
XPERIA1、iPhone12 Pro Maxとの違い。
いま、わたしが所有しているXPERIAとiPhone12 Pro Maxとの違いは以下の通り。
XPERIA Z Ultra | XPERIA1 | XPERIA XZ1 | iPhone12 Pro Max | |
画面サイズ | 6.44インチ | 6.5インチ | 5.2インチ | 6.7インチ |
解像度 | 1920×1080 | 3840×1644 | 1920×1080 | 2778×1284 |
画面 | LED | OLED | LED | OLED |
比率 | 16:9 | 21:9 | 16:9 | 19.5:9 |
本体サイズ | 179x92x6.5 | 167x72x8.2 | 148x73x7.4 (最厚部 8.1) | 160.8×78.1×7.4 |
重量 | 212g | 178g | 155g | 226g |
CPU | Snapdragon 800 | Snapdragon 855 | Snapdragon 835 | A14 Bionic |
RAM | 2GB | 6GB | 4GB | 6GB |
ROM | 32GB | 64GB~ | 64GB | 128GB~ |
SDメモリ | 64GB | 512GB | 256GB | 不可能 |
イヤホンジャック | 〇 | × | 〇 | × |
接続端子 | microUSB | USB-C | USB-C | Lightning |
認証 | なし | 指紋(ゴミ) | 指紋 | 顔 |
一番特筆すべきはやはりサイズ。他のスマホが画面いっぱいで縦に長くなっているのに対し、ズルトラやXZ1は16:9のワイドサイズにとどめています。
それによって横幅も広くなり、他が70~80mmに対し、ズルトラは92mmとおよそ20mmほど長くなっているのが大きなポイント。これがスマホなのにタブレット感覚で使える所以です。
また、ズルトラとfire 7やfireHD 8との比較もしてみました。
XPERIA Z Ultra | fire 7 | fireHD 8 | |
画面サイズ | 6.44インチ | 7インチ | 8インチ |
解像度 | 1920×1080 | 1024 x 600 | 1280 x 800 |
画面 | LED | LED | LED |
比率 | 16:9 | 16:9.4 | 16:10 |
本体サイズ | 179x92x6.5 | 192x115x9.6 | 202x137x9.7 |
重量 | 212g | 286g | 355g |
CPU | Snapdragon 800 | 64bit ARM MT8163 | 64bit ARM MT8168A |
RAM | 2GB | 1.5GB | 2GB(plusは3GB) |
ROM | 32GB | 16/32GB | 32/64GB |
SDメモリ | 64GB | 512GB | 1TB |
イヤホンジャック | 〇 | 〇 | 〇 |
接続端子 | microUSB | microUSB | USB-C |
認証 | なし | なし | なし |
やはり、画面の解像度や重さに明らかに差が出ていることが分かります。ただ、ズルトラは2013年のふるーい端末であるため重さ以外でメリットがあるかと言えば、はっきり言ってありません。
SDメモリでも他の端末と比較して対応できる容量が少なく、やるのであれば読書かネットか動画ぐらいです。ただ、後でもお話ししますがAndroidはKDDI版が4までなので、セキュリティ的に厳しいところがあります。
音響面でもズルトラやfire7はモノラルなので、聴くのであればイヤホンは必須ですね。FMラジオはズルトラで聴くことができますが、イヤホンがないと聴くことができません。
今回はアプリ前提でなく読書、動画をメインとして活用する予定です。
とにかくデカい!とにかく薄い!
最初にズルトラを持った時感じたのは、とにかく画面がでかく、とにかく本体が薄い!これにつきます。
ズルトラは先ほどの表にも書かれている通り6.5mmと非常に薄く、iPhoneですら7.4~7.6mmで、これでも薄いのですが、さらに薄くなって持ちやすいのがよくわかります。
fireタブレットはベゼルが太すぎるので持ちにくい。(持てないとは言ってない)それを考えたら「なんでやめちまったんだろう」と思ってしまいます。今同じように出してもウケると思うんですがね。やっぱりポケットに入りづらいっていうのがあるんでしょうね。
アプリを落とそうにも落とせない。
Google Playストアで所有アプリを落とそうと試みたのですが、残念ながらAndroid4までなので落とせるアプリは殆どありません。
youtubeアプリもアップデートを強制されますが、同様にダウンロード不可能。完全に詰みました。
XPERIA XZ1はVLCやKindleアプリが落とせるようになってますが、ズルトラは落とすことができません。そりゃ古いからしょうがないか。
結局、youtubeはChrome経由、本は自炊した本限定でやるしかないですね。しかもページは横開きじゃないのでめくるのは非常に面倒。
そう考えたらやっぱり今活用するのは難しいですね。アレはVerに該当しないので不可能
ネットは普通に使える。
Chromeブラウザで検証しましたが、普通に使うことはできました。まぁ、セキュリティは弱くなっているので推奨しませんが・・・
その他気になったこと。
シートを張ったあとに液晶を押さえつけると指の周りでなくその上ぐらいににじみが出てしまいます。
通常なら押さえつけると指の周りににじみがでるのですが、これはどうやらシートの影響もあるのか離れた位置からにじみがでます。
まとめ。
まとめです。
今、このズルトラは買ってもいいか?というと、はっきり言って普段使いはダメ。ネットはセキュリティの都合で難しいし、アプリは殆ど落とせません。
オフラインで動画や読書を楽しむのであれば問題ないのですが、それでも既存ファイルアプリを介して使うしかありません。
こう考えるとズルトラの真の後継機をソニーから出してほしいと願いたいと思いますね。今でもウケるとおもうんですがね。文字通りタブレットとして。
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