【ガジェット】大幅進化した廉価版とミニ。【iPadとiPad mini】

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 iPhone13が正式発表された15日2時(日本時間)。iPadの新型も発表されました。

 iPhoneはこちらのページを参照にしていただくとして、ここではiPadについてのお話しとわたしなりの解釈をします。

大幅進化したiPad。

 iPadも第9世代になります。主な特徴は以下の通り。

  • CPUはiPhone11と同じA13 Bionic。(最低3年は使える)
  • 超広角フロントカメラ搭載。(2倍ズーム、センターフレーム対応)
  • 容量は64GBから、そして価格は39,800円からと据え置き。
  • TrueTone、sRGB搭載でディスプレイはよりきれいに。
  • 残念ながら4Gまで。

 CPU以外ではディスプレイとフロントカメラのアップデートになります。

 特にフロントカメラはiPad mini(後述)やiPad Pro(第5世代)同様の機能で、超広角カメラを使うことによって常に撮影者をフレームに収めることができる優れもの。iPad Pro(第5世代)で初めて搭載された機能がいち早く廉価版とminiに搭載されるようになったのです。

 近年はテレワークの普及に伴い、カメラの前にいることが多いため、とっさの移動とかで便利な機能です。

 あと、価格は以下の通りです。(括弧はセルラーモデル)

32GB64GB128GB256GB
iPad(第8世代)38,280
(54,780)
49,280
(65,780)
iPad(第9世代)39,800
(56,800)
57,800
(74,800)

 ここで注目したいのが容量です。最安値モデルはアメリカ価格で同額になっており、日本価格は為替の影響で1,520円高くなってるものの、容量が64GBにパワーアップしているのでかなりお買い得となっています。

 ただ、128GBがなくなっているので、そこが残念ですね。あったら50,800円になるでしょうけど、それを踏まえた上で256GBで6万円を切るのはかなりお買い得ともとれる。

 iPad Airの256GBとの価格差はおよそ3万円なので、どっちを取るか迷うところです。まぁ、一般的に今まで通り一番安い64GB・39,800円が売れセンだと思いますね。

 ブラウザや動画視聴などネット閲覧を主とするなら一番安いものでも十分ですが、電子書籍や動画保存(アマゾンプライムなど)をするのであれば256GBはほしいところです。

 あと、今後のOSのアップデートで大容量を要することもあり得るので、やっぱり256GBはあった方がいいかもしれないですね。

 これでも10年前にでたiPad 2(64GB)よりも安くなってからね。メインとして長いこと使うんであればFireHDやほかのタブレットよりもこっちを選ぶ方が絶対に良いです。

大幅進化したiPad mini。

 そして、iPad miniの大進化。こちらの特徴は以下の通り。

  • CPUはiPhone13と同じA15 Bionic。(最低5年は使える)
  • 超広角フロントカメラ搭載。(2倍ズーム、センターフレーム対応)
  • 容量は64GBから、そして価格は59,800円から。
  • TrueTone、sRGB搭載でディスプレイはよりきれいに。
  • 通信回線は5GもOK。(日本はミリ波非対応)
  • ベゼルレスの8.3インチディスプレイ。(サイズは少し小型化(厚くなったが))
  • 12MPリアカメラ、指紋認証、USB-C搭載。Apple Pemcil(第2世代)対応、早い話iPad Airの小さい版。

 こちらは携帯できるタブレットとしては最強のiPad miniとなりうることに。

 ぶっちゃけると去年発売されたiPad Air(第4世代)の小型版とみていいでしょう。ただし、以下の違いがあります。

  • CPUがA15 Bionic(AirはA14 Bionic)
  • 超広角フロントカメラ。
  • ディスプレイの大きさ。
  • Magic KeyboardやSmart Keyboard Folioの対応。(miniは不可能)

 アップルの公式サイトの比較サイトを見る限り、iPad AirをベースにiPad Proの一部機能取って小型化したということでしょう。こちらも大幅進化。

 コンパクトながら力持ちのiPad mini(第6世代)、待望の発売ということで喜ぶユーザーも少なくありません。わたしもちょっと気になってましたから。

 こちらもメモ帳や電子書籍リーダーを使うのにはもってこい。しかもコンパクトなのでファブレット要らず。

 ちなみに、価格は以下の通り。(括弧はセルラーモデル)

64GB256GB
iPad mini(第5世代)50,380
(66,880)
69,080
(85,580)
iPad mini(第6世代)59,800
(77,800)
77,800
(95,800)
iPad Air(第3世代)60,280
(76,780)
78,980
(95,480)
iPad Air(第4世代)69,080
(85,580)
87,780
(10,4280)

 昨年のiPad Air同様価格は約1万円前後上がる形となっています。現行版iPad Airとの価格差はどれも約1万円なので、1万円が純正キーボードが使えるか、ディスプレイの大きさ、フロントカメラという違いになります。

 ただ、廉価版同様メモリはiPad Proと違い非公開になっています。想定されるのは多分廉価版が3GB、miniは4GBになるんじゃないかな?と予想しますがね。

買い替えるべきユーザーとそうでないユーザー。

 ここではiPhone13同様、わたしなりに買い替えるべきユーザーとそうでないユーザーはどんな人か、っていうのを解説します。

 買い替えるべきユーザーは以下の通りです。

  • OSの保証が切れたユーザー。(問答無用)
  • 小さい画面が欲しいユーザー。
  • 逆にiPad ProやiPad Airの大きさに不便を強いられてるユーザー。(mini)
  • Apple Pencil(第1世代)に不満があるユーザー。(mini)
  • Apple Pencil非対応のiPadを所有しているユーザー。
  • どうしても顔認証は嫌なユーザー。

 つまり、画面やアップルペンシルの有無で買い替えのジャッジをするといいでしょう。当然ですが、iPad Proユーザーは基本的に買い替える必要はありません。こちらもiPhone12 Pro Maxと同じでダウンサイジングを考える場合はminiを選択する余地はありますが、性能面では段違いでiPad Proの方が上なので買い替えは不要ですね。

 ただし、iPad Pro(第1世代)の9.7インチはもう買い替えた方がいいと思う。使えるとはいえ、もう6年選手だから性能面でも差が開きすぎ。

 なお、jubeatをやるのであればどちらでもOKですが、業務用に近づくっていう点ではiPad(第9世代)を推奨かな?それにネット必須なので外でjubeatやるのであればセルラーかテザリングになります。(てかやる人いるの?)

アンタは何を買うんだい?

 ここまで紹介しておいて、アンタはどれを買うの?という話ですが、結論から言えば自分用に買う予定は今のところありません。

 実際問題、iPad Proを持っているのでそこまで要らないということです。性能だってこっちの方が上です。

 iPad miniは非常に迷うのですが、現時点で読書リーダーとしてもiPad Proは活用しているため要らないですね。

 買うんだったらなんかきっかけがあって買うと思います。現時点では買わない方向です。

いずれにしても、どちらも買って損はない。

 タブレット市場はiPad一強ということからiPadシリーズはエンタメ消費などで買っても後悔しないものになっています。

 だから今回のiPadの発表はすごく盛り上がったと思います。特にminiはベゼルレスということもあってスッキリして小さいながら大型化しているので、おすすめしたいですね。

リンク。

https://www.apple.com/jp/

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