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先日諸事情により洗濯機、冷蔵庫、電子レンジを購入したというお話をしましたが、その中でも一番選定に悩んだ「洗濯機」のレビューです。
今回シャープ製ドラム式洗濯機「ES-S7G」ですが、価格が(型落ちのため)お手頃価格だったことと自宅の環境も踏まえて購入しました。本日は導入したことによりどう変わったのかをお話しします。
購入までのプロセスについては以下のリンク参照。
Contents
- 1 結論:余裕があるならばもっといいのを買えばいいが、少なくともドラム洗濯機はあり。
- 2 高松在住時代の洗濯事情:浴室乾燥機の利便性。
- 3 現在の洗濯事情:浴室乾燥がないので乾燥が遅い。
- 4 ES-S7Gのいいところ、悪いところ。
- 5 小型のヒートポンプ式があったら即購入だったよ。
- 6 ヒートポンプ式とヒーター式の損益分岐点。
- 7 まとめ。
結論:余裕があるならばもっといいのを買えばいいが、少なくともドラム洗濯機はあり。
結論から言えば、ドラム式洗濯機自体は大有りです。
ただ資金やスペースに余裕があるならばヒートポンプ式のもっといいのを買ったほうがいいかもしれません。理由は生地がそんなに縮まないから。
電気代及び水道代もヒーター式と比べて安くなると言いますが、価格差は少なくとも10万円はかかる計算になります。パナソニックの一番安いやつでも21万円するから難しいところ。(損益分岐点は後述)
わたしの場合はスペースの都合でシャープの小型ドラム式洗濯機になりましたが、もっと広い物件だった場合はヒートポンプ式に変えていたと思います。それだけ狭いの。
ただ、少なくとも縦型インバーターと乾燥機のセットや乾燥機付き縦型洗濯機を買うぐらいなら最初からドラム式洗濯機を買うほうがいいと思います。乾燥具合や個別購入におけるコスパがそんなに良くないから。
でも、安く済ませてかつ汚れを落としたいのであれば縦型インバーターでもありです。個人的にはパナソニックか日立がいいかな?
高松在住時代の洗濯事情:浴室乾燥機の利便性。
高松にいた頃はレオパレス物件だったため、浴室乾燥機が備え付けられていました。
天候が悪い日に選択する場合、どうしても浴室乾燥機を頼りにしますが、問題は電気代と乾燥具合。
乾燥するのに6時間程度かかったこともあり、何回も乾燥機をかけたことがあります。そして電気代は1時間あたり30〜50円かかる計算となるため、最終的に180〜300円も1回の乾燥にお金がかかるわけです。
実際は3時間ほどなので100〜150円程度です。
利点は乾燥機非対応の洗濯物もまとめて乾燥ができるので、それは大きかったですね・・・ただし下着類も一括で乾燥にかけるので時間がかかったと思う。
だから高松にいた頃から乾燥機が欲しいと思ったわけです。スペースの都合で導入は断念しましたが・・・
現在の洗濯事情:浴室乾燥がないので乾燥が遅い。
今の物件には浴室乾燥機がないので、どうしてるかというと現状風呂場での感想はサーキュレーターと換気扇を回しています。
これも時間が6時間程度かかる上に乾燥機ほど乾燥能力が弱いので高松の頃と比べると乾燥時間がかかります。
サーキュレーターはふるさと納税の返礼品でもらったアイリスオーヤマのものを使ってますが、電気代は(40W(50Hzの場合))で5円程度(1kWh 22円の場合)なので安い。換気扇を合わせてもせいぜい15円ぐらいでしょう。(古いので金額は不明)
ただ、先述の通り乾燥能力は弱いので時間のロスが大きいのです。
また、部屋(台所兼用)が湿気るので正直嫌でした。
だから確実に乾燥できる乾燥機が欲しいわけです。
ES-S7Gのいいところ、悪いところ。
ここからは購入したシャープのドラム式洗濯機・ES-S7Gのいいところと悪いところです。
◎:静音。
所有(ていうか借りてた)洗濯機は通常の安価なモーター式のもので、脱水時はもちろんのこと、洗濯もうるさかった。
ところがドラム式に変更した時はものすごく静かになりました。本当に洗濯できてるのかわからないぐらい静かでした。
縦型インバーターも静音ですが、ドラム式も当然静音です。その恩恵を受けていると思います。
×:脱水時と乾燥スタート時はうるさい。
ただ、脱水時と乾燥スタート時はかなりの騒音で、夜間の洗濯は正直やりたくないほど。
特に脱水時は以前と比べて振動が響いてるのか、部屋の入り口の引き戸が震えるほど。以前の洗濯機ではそんなことなかったんですが・・・
シャープのこの洗濯機は振動があるという声もありますが、これほどまで震えるとはねえ。
なお、ヒートポンプ式でも静音と言われてるそうですが、脱水と乾燥スタート時は変わりません。
◎:浴室乾燥機かけるよりも電気代は安い。
今回購入した乾燥機の電気代はシャープ公式によると76.2円とのこと。(もちろん条件はある)
浴室乾燥機が乾燥機だけで100円以上かかることを考えたら1回の洗濯&乾燥だけで100円未満だったら電気代はかからない計算となります。
×:ただし水冷除湿のため水道代が余計にかかる。
ドラム洗濯機のヒーター式は水で水蒸気を水に変えるので、その分水を使うために水道代がかかります。
とはいえ、最終的に従来の縦型洗濯機と同程度でかつ、先述の電気代は水道代も含まれたものになるので、結果としては洗濯乾燥時間は単独乾燥機や浴室乾燥機と比べて安価になっています。
もちろんヒートポンプ式になるともっと安価になります。
×:乾燥時間が長くなることがある。(ヒートポンプも)
室内の環境や衣類によって乾燥時間がかかると言われているそうです。
実際23時ごろに洗濯乾燥をかけた場合、終わるのはわたしの物件の場合最悪5時ごろ。つまり洗濯が40分程度に対して乾燥は4時間から5時間かかる計算となります。
乾燥時間はシャープでは2時間と言われていますが、実際はさらにかかって4時間。それじゃあ昼間は使いづらいということで深夜に乾燥かけています。この辺りはドラム洗濯機の欠点といったところでしょうか?(2時間でも環境下や衣類の状況で異なります、ご了承ください。)
おまけにヒーター式は冷却のため数十分稼働させなければなりません。実際は3〜40分かかってることを考えたら全部終わるのに5時間程度かかってしまう計算となります。
だから「乾燥機にかけるものだけに限定する」「一旦洗濯して、乾燥機にかけないものだけ取り出して残りを乾燥させる」方式にしているのです。まぁ、後者は別の理由もあるけどね。
どうやらメーカーの見解では「30度以上では効率が悪くなる」「湿度などの環境に影響する」「センサー類が影響すると思われるが、見定めるのは困難」とのこと。
また、パナソニックによると「(ヒートポンプ式は)外気温が下がると乾燥が長くなる」と言います。
そこから出された結論は室内が高温であればあるほど乾燥の効率が悪くなり、乾燥時間がかかるということらしいです。だから洗濯機を冷却する必要があるのかもしれません。
もちろん定期的な手入れは必要です。
参考サイト:株式会社晋遊舎
参考サイト:パナソニック株式会社
×:乾燥後冷却のため開けることができない。
これはヒーター式の仕様上の問題ですが、乾燥が終わってもすぐに取り出すことができません。
ヒーター式の浴槽内は80度になっているため、それを下げるために数十分冷却する必要があります。そのため夜間に乾燥機をかけても急ぎで使いたい場合があっても使えない場合があります。
だから乾燥は(日帰りで)長期不在か深夜に限ってしまうわけです。
この辺りはヒートポンプ式の方が一枚上手です。
×:洗濯のたびにお手入れ必要。
縦型の場合は中の糸くずフィルターや洗濯槽の掃除を何回か行った後に1回すれば問題ないのですが、ドラム洗濯機は「洗濯槽のパッキンの清掃」「乾燥後はフィルターのカスを取り除く」ことをしなければなりません。
パナソニックのドラム洗濯機は洗濯槽のパッキンを自動で洗浄してくれる機能があります。
つまり毎回お手入れが必要な部分があるってことです。
今回のドラム洗濯機も例外でなく、それを処理しないといけません。カビや乾燥ムラの原因となります。
乾燥フィルターのカスは乾燥毎に取り除きます。糸屑フィルターは縦型と同じです。
東芝のは安価な物を除きワンプッシュで取り除くことができますし、日立に至っては取り除いています。それだけ乾燥後の処理が不便なんですよね。
ただ、ファーストインプレッションはそこまでいいんですが、これが数年単位で使った場合の使用状況がどうなのかが未知数です。
自動投入機能や洗濯槽自動洗浄機能はない。
今回は一人暮らし用の小型ドラム洗濯機なので、昔ながらの機能しかありません。
今や主流の自動投入機能や洗濯槽の自動洗浄機能がありません。もちろんあるといいのですが。
わたしの場合、スペースの都合で断念したので、これらが入った「コンパクトドラム洗濯機」を作って欲しいところですね。
×:洗濯時間は縦型と同じ。(縦型インバータが短縮)
洗濯時間は縦型とほぼ同じです。
洗濯時間を短縮したいのであれば縦型インバーターがいいかもしれません。ただ、大きく時間が変わるわけではないので正直洗濯短縮のために縦型インバーターを買うのはないかな?(落ち具合や住宅事情で買うのがいいかも)
水道代についてはもちろんドラム洗濯機の方が安いです。
×:生地が縮む。
乾燥機能ですが、ヒーター式のため生地が縮みやすいです。
ヒートポンプにするとそれを軽減できますが、それでも「乾燥できない衣類」が多い場合は意味がありません。
対策はワンサイズアップの衣類を購入するか、乾燥するものを限定するのが賢明です。
ヘインズのビーフィーを乾燥機にかけてみた。
プライベートで使うヘインズのビーフィーの靴下を実際乾燥機にかけてみました。
結果は2センチほど小さくなる結果となりました。
ただ、履いても別に問題ないので、これでいけそうなら他の靴下も同じようにしようと思う。
ちなみにユニクロの一般的な靴下やナイキの靴下も同様です。先日購入したファミマの靴下は検証してないのですが、同じことになると思う。
なお、どの靴下も説明では乾燥機不可能です。
結局・・・
実際乾燥機にかけるのは「下着類(ヒートテック除く)」「タオル類」「仕事着(乾燥機可能であるため)」「乾燥機OKの衣類」「非推奨でも別にかけてもいい衣類」などとなります。
ぶっちゃけるとNGなのはほとんどの私服。それ以外はかけてもいいと判断しています。
高額な衣類は流石に乾燥機をかけたくないし、生地が薄いやつやお気に入りの生地はかけたくないしね。
またヒートテックといった暖かくなるタイツも乾燥機NG。これは縮むというわけでなく「乾燥にかけると異様な高温になる性質がある」というもので、洗濯機のプラスチックが溶けてしまう恐れがあるそうです。最初かけてましたが今後はやめます。
ヒートテックといえばタイツのイメージですが、靴下や衣類にも採用されているので注意が必要ですね・・・
とはいえ、乾燥機にかけるだけ干せるものが少なくなるので洗濯物を干す時間が短縮されたのはいいことですね。
もちろんタオルもカピカピじゃなくふわふわになります、これは他の衣類も同様です。ヒーター式なので縮みますが・・・
ほとんどの下着類は縮みますが実際着用すると問題なかったので、今後も乾燥機中心になるでしょうね。
そのため洗濯する下着用のボックスを購入しています。100均のゴミ箱ですが・・・
なお、これらの乾燥機がかけられない衣類の乾燥は自己責任でお願いします。
×:乾燥量は少なめ。
これは本製品に限った話ではありませんが、乾燥できる量は洗濯できる量のおよそ半分。
本製品は7kgの洗濯に対して3.5kgの乾燥しかできません。だから一括で洗濯乾燥にも制限があります。
毎日たくさん洗濯乾燥ができないので、洗濯が終わったら一旦乾燥しない衣類を取り除いてから乾燥をかけるか下着だけに限定して洗濯乾燥するのがいいかもしれません。
乾燥量を求める場合は単独の乾燥機(パナソニックや日立が出してるヤツ)や10kg以上のドラム洗濯機を選択するといいでしょう。それでも後者は乾燥量が半分になりますが・・・
×:質感が悪く、デザインも垢抜けてない。
質感についてはマットな仕上げになっておらず、昔ながらの光沢プラスチック(いわゆるピアノブラック)で占めています。
最近の洗濯機はマットなプラスチックが採用されていることを考えたらやはりその辺りは残念すぎる。
デザインも昔ながらのデザインなので、垢抜けてないですね。パナソニックのCubleはもちろん、LXもシンプルでマットな仕上がりになっています。これは東芝やシャープ(光沢やけど)、日立の上位機種も同様。
コストを抑えるためにデザインを変えていないんでしょうけど、正直変えてもいいと思うけどね・・・
△:時間設定が少しわかりづらい。
最初見た時にシンプルなボタン配置なので、実家のドラム式のように時間設定ができないかもと思ったんですが、どうやらできるみたいです。
乾燥なら「乾燥」ボタンを何回も押せば時間を設定できるものもありますが、今回のは「乾かす」ボタンを押してから「↑」「↓」ボタンを押して時間を調整できるみたいです。
一般的な洗濯機はボタンや表示が多かったり、タッチパネル式になったりと視覚的にごちゃごちゃになったり、シンプルすぎたりしますが、それでもわかりやすくなっていると痛感します。シンプルでも中途半端ならあかんってことやね。
×:ワンプッシュ型の場合、洗剤投入量がわかりづらい。
自動投入機能がないので、洗剤はいちいち入れなければなりません。
しかし洗剤の投入量は「0.5」杯となっていますが、わたしが使ってるのは一般的なキャップ式でなくワンプッシュ型なので投入量がわかりづらいです。
説明書に書かれていないので、非常にめんどくさい。(他のシャープ製洗濯機にも表示されていない)
シャープや使用している洗剤のメーカー・花王のサイトによると0.4杯だったら2プッシュ(10ml)入れるということです。0.5杯だったら3プッシュになります。
やり方だったら表示された数値を2で割った後の0以外の数値をプッシュの回数にみるといいと思います。(0.6÷2=0.3→3プッシュ)小数点第2位がある場合は繰り上げで合致するみたいです。
衣類の量によって洗剤が減るわけではありませんのでご注意を・・・
?:汚れの落ち具合はわからない。
汚れの落ち具合についてですが、これは正直わかりません。
この辺りは違和感さえなければ気にしないことにします。
バカ:開き方を間違えた・・・
手配した時に気づかなかったのですが、実際使ってみて気づいたのは右開きの方がやりやすいということ。
左開きにすると洗濯スペースが非常に狭くなるので、豆乳がしにくくなります。今は後ろ側に物を置いてないのでいいのですが、将来的に物を置いた場合はやりにくくなってしまいます。
これは大失敗したな。
小型のヒートポンプ式があったら即購入だったよ。
乾燥機能はヒーター式と変わらないけど電気代が安く、衣類の縮みや痛みも和らげるヒートポンプ式。
しかし今販売されているヒートポンプ式のドラム洗濯機は全部奥行きが70cm以上あり、今の物件では設置不能。(無理やり設置はできるけど導線に影響が出る)
大型の10kg以上がほとんどで、安価な物でもパナソニックが21万円(しかも値引き不可)、東芝でも同程度なので高額。
それはいいんだけど、小型のはないんですよ。
昔パナソニックがヒートポンプ式の小型ドラム洗濯機を販売していましたが、現在は作ってないんですよね。これが今でも出していれば確実に買ってたと思います。
もしどこかのメーカーが今回のシャープの洗濯機のサイズでヒートポンプ式を採用してたら買ってたと思います。それだけわたしは乾燥にこだわってた。
ヒートポンプ式とヒーター式の損益分岐点。
ではヒートポンプ式とヒーター式の損益分岐点はどうなるか?というのを今回のシャープの洗濯機を元に作成しました。
今回はES-S7GとES-V11Aで比較します。(ES-X11AやES-W114はハイブリッド式のため異なる)本体価格は公平のため上新電機の執筆時点(3月20日)での価格とします。
全て洗濯乾燥をした形での計算とします。なお洗濯量、乾燥量は仕様上異なりますし、実際の使用状況で金額が異なる場合がありますのでご了承ください。
S7Gは本体価格が130,680円で、洗濯乾燥時のトータルコストが76.2円、S7Hもトータルコストは同じです。
V11Aの本体価格が239,691円で、洗濯乾燥時のトータルコストが50.4円です。
本体価格の価格差は109,011円。使用回数をxとすると計算式は「76.2x=50.4x+109011」となります。簡単な一次関数です。
これを計算した値が「x=4225」回までだとS7Gの方がコスパが良いということになります。毎日使ったとしても11年半使わないと得しません。
それ以前に洗濯機が老朽化で壊れるだろうし、電気代や水道代が高くなったり安くなったりする(むしろ今後高くなる)ので、損益分岐で考えるのはダメ。
だから結局は乾燥機能で縮みたくないものや量に応じてヒートポンプかヒーターかを選べばいいということだと思います。
まとめ。
まとめです。
今回はシャープのドラム式洗濯機「ES-S7G」のレビューでした。
型落ちのため、11万円で購入することができましたが、大とまではいきませんが満足しています。少なくとも縦型と乾燥機の併用よりかは良かったと思います。
乾燥はヒーター式であることを承知してたけど、これほどまで縮むとは思いもしませんでした。だから下着など別に縮んでもいいものは一括で洗濯乾燥、乾燥機にかけたくない服も含めたら洗濯後一旦取り出して残ったものを乾燥させる方式にしています。
また乾燥時間も冷却時間が含まれたら4〜5時間程度と非常に長くなるので深夜か長期不在時にしか使えません。
だから近年はヒートポンプ式が主流になっているんでしょうね。
乾燥も水を使いますが、それでも縦型インバーターより少ない程度なので、全体で見たら光熱費はそんなにかからないと思います。それだったら汚れの落ち具合に不満がない限りドラムでいいと思います。
ヒートポンプ式の方が絶対にいいのですが、今回はスペースの都合で断念しています。以前パナソニックが小型ヒートポンプ洗濯機を出していたので、これを出して欲しいと願うばかり。
なお、損益分岐で決めるのはやめた方がいいです。10年毎日使ってもペイできません。(比較対象する機種や直近の光熱費によって変動はします)
乾燥以外の今回の洗濯機そのものでは「時間調整がわかりづらい」「ワンプッシュ式洗剤の適量が説明書ではわからない」のが欠点かな?
いろんな制約がありますが、それでもドラム式でコンパクトな物を選びたい場合は現行機種ではこれが一番ですね。
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