いつもご覧いただき、ありがとうございます。
前回Pixelのメディアプレイヤースマホ化を検討したわけですが、今回は実践編としてお送りします。
SDカードスロットのないPixelでできるのであれば、他のスマホでもできるかもということで今回Pixelで検証していきます。あと今回の内容を実施する際は自己責任でお願いします。
なお、作戦時のブログは以下のリンク参照。
【PR】購入したもの。
変換アダプタは2種類、一つはU字型のもの。
もう一つはケーブルのもの(NIMASO製)。SSDはAmazonでなくパソコン工房で購入したエレコム製の安いやつ。
Amazonでは9千円ほどだが、パソコン工房で6,480円と安かった。
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実際検証してみた。
実際Pixelを使って検証してみた。
PixelはexFAT非対応なので、一旦SSDをPixelに接続しPixelからフォーマットする必要があります。
ここでのフォーマットはFAT32になるのですが、Windowsでは容量に制限がかかるそうなので直接PixelでSSDをフォーマットする必要があります。
やり方は「設定」→「ストレージ」をタップ。ストレージが接続されると「このデバイス」という窓ができるので、それを「usb disk」に選択する。
その後「このUSBドライブを使用するには、まずセットアップする必要があります。」という表示が出るので、セットアップをタップ。
最後にフォーマットの確認があるので「USBドライブをフォーマット」をタップするとFAT32のSSDにフォーマットされます。これで準備完了。
あとは所有してる動画や音楽データをパソコンから転送したらOK。
ただ、ここでUSBの接続ができなくなる場合があり、その場合充電してるわけでないのに「充電しています」という表示が出る。そこで一旦電源切ったり、開発者オプションを一旦やめるって方法でなんとかなる。それでもダメならUSB端子の清掃、最悪は修理になってしまいます。
Spigenケースは多少の加工が必要。
ただ、今回購入してるSpigen製の透明ケースはU字変換アダプタを使うとUSB-A端子の部分が少し上に上がってしまい、故障の恐れがあります。
Spigenのこのケースは裏の下側に少し出っ張りがあり、それが干渉して上がってしまうのです。
対策としては別のケースを買うか、このケースの干渉する部分をカッターなどで削るといいでしょう。
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その結果・・・
U字アダプタとSSDをつけた写真がこちら。SSDのプラグがなんかで故障しないように100均のマジックテープを貼り付けて固定。(ゴムバンドだと表面も止めるのでダメ、両面テープでも固定はできるものの剥がすのが手間なのでダメ)
結果としては普通にアクセスすれば読み込むことはできますし、いつも使ってるONKYOのミュージックプレイヤーをバックグラウンド再生も可能です。
しかし欠点もそれなりにあり、何より「バッテリーをめちゃくちゃ食う」のと「SSDがめちゃくちゃ熱く」なってしまいます。(あとは取り外すのにWindowsのように操作が必要)
スマホはSSDを接続してスリープモードにしても常時接続されてる状態です。(実際アクセスランプが点いてる)そのため、たった30分で6%のバッテリー消費になっていました。
発熱がひどいとそれこそスマホの寿命を縮める恐れがある(しバッテリーも相当食う)ので、はっきり言って今回のやり方では現実的じゃないことがわかりました。
発熱、消費電力が抑えられたSSDがあったら理想ですね。
まして、今回のiPhone15でUSB-Cが実装されたので、ProResモードで撮影したいユーザーもいらっしゃるかもしれません。
ただ、ものによっては接続ができなかったり(電力が4.5Wまでらしい)、SSDの発熱があったりと難しいかもしれません。まだ届いてないのでiPhoneでの検証はできませんが・・・
そのため今後省電力、発熱が抑えられた外付けSSDが出るかもしれません。
結論。
結論とまとめです。
SDカードスロットのないPixel7に外付けSSDを取り付けてメディアプレイヤーにするのは推奨しません。これはiPhoneやGalaxy(ハイエンドのみ)なども同じと言えるでしょう。
理由はSSDの発熱が凄まじいのと、バッテリーの消費が激しいからです。少なくとも今回のアイテムではダメです。
見てくれに関してはSSDの選定やU字アダプタを使えばある程度は抑えられるけど、それ以上に発熱やバッテリーの消費が凄まじいです。
だからメディアプレイヤーにするんだったらXPERIAのようなSDカードスロットの入ったスマホにするのがやはり一番だなって痛感しました。
iPhoneがUSB-C対応になったので、今後SSDを接続して撮影するユーザーも少なからずいるかもしれませんが、発熱や消費電力の抑えたSSDが必要と思われるのでそれが開発され発売されるかもしれませんね。
いずれにしても、外付けSSDなどでメディアプレイヤーはあまり良くないと思いました。
また何かアドバイスありましたらコメント欄に書いていただければ幸いです。
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