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先日、高松をさることになり、住んでいたレオパレスの物件を退去しました。そこで気になるのが退去料金ですね。本日はそんな実体験をお話しします。
今回はわたしの体験、結果です。実際の退去時に請求される金額が異なる場合がありますので、参考程度にご覧ください。
ちなみに、レオパレス物件のレビューは以下のリンク先参照。
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レオパレスの悪評:退去費用がぼったくり。
レオパレスは過去に「退去費用に10万円かかった」といった悪評があったそうです。
レオパレスはただでさえ2018年ぐらいに発生した違法建築問題で相当毛嫌いされているともいわれていますが、退去費用をぼった喰ってるといううわさも耳にします。
レオパレスは敷金、礼金(どちらも一部の物件はある)がないことや家具家電付きを売りにしていることから、手軽に転居できることでも知られています。
そのため、退去時のトラブルもあるといううわさがあったので、正直退去時心配していました。
実際の結果。
基本清掃料金 | 0円 (ある場合は31,350円) |
修繕費 | 0円 |
違約金 | 27,332円 |
その他 | 0円 |
合計 | 27,332円 |
実際の結果は以下の通りです。
違約金は1か月前に連絡していれば勿論ゼロになりますが、1か月以内だとその分の日割りで違約金が発生してしまいます。
あと敷金がないので清掃費用が請求されます。一般的に物件によるけど3万円台(今回は31,350円)からの清掃費用(基本清掃料)となります。
わたしの場合4年以上住んでいたこともあり、その料金もゼロなので最終的に違約金のみとなります。
つまり、普段通り使っていれば基本清掃料だけで済む計算になると思っていいでしょう。その清掃料も4年住めば無料。つまり退去費用はかからなくなります。
違約金:2週間前に解約したので、1ヶ月分取られる。
今回、退去2週間前に連絡したので違約金がとられます。
その違約金も次月の家賃分(今回は9月27日に引き落とされる10月分)から相殺されるそうなので、日割り計算で違約期間に充てられます。
残りは修繕費ですが、ない場合は返金してくれると退去の連絡をしたときにレオパレスからいわれました。
ところが実際立会したところ、「支払う必要はある」と言われ、わたしが先述の相殺の件を伝えたところ、「入金したことが分かる通帳はありますか?」といわれます。
ただ、それについても聞かされていないかったので、確認したところ「我々のミス」ということで実際現地で支払う金額はゼロ。
最終的に後日レオパレスに入金が確認されたことで終了となります。(勿論支払っているので問題なし)
次月分の家賃から相殺されるので、二重払いにならない。
家賃(9月27日~10月1日)と違約金(10月2日~10月18日)を除いた7日分のお金が戻るわけです。仮にそこで修繕費用が出れば相殺され、足りない分を支払う計算となるのです。(わたしが退去の連絡をしたときの説明を受けた段階で)
違約金だから家賃分とは別に支払わなければならないと思ったんですが、どうやら違うらしく今回の場合は家賃分から相殺されるみたいです。
もちろん、1ヶ月前に退去の旨を伝えたらその分の違約金は払わなくて済むので一番いいんですが、今回は会社の都合もあって2週間前になっただけです。
短期間で退去する場合は注意が必要。
家庭や会社の都合で退去しなければならないことは多いと思いますが、それが1年以内とかになると「短期違約金」として1か月分の家賃を請求されることがあるそうです。
また、キャンペーンで「トリプルゼロ」物件として礼金などがかからない場合も最低何年は居住しなければならないという条件もあるので、適用する際は注意が必要です。(ちなみにわたしは1年半住まないと違約金を請求するといわれた)
もちろん基本清掃料もかかりますので、それだけ考えたら(わたしの物件の場合)7万円ちかくかかる計算となるのです。
だから短期で住む場合は考えた方がいいですね。つなぎとしてはお勧めできない。(これは他の物件でもあることでしょうけど)
6年の償却など理解する。
賃貸物件には償却期間が定まっており、それを理解する方がいいのは当然です。以下にその償却期間、つまり耐用年数と場所の一部を示します。
期間 | メモ | |
壁紙(クロス) クッションフロア | 6年 | |
フローリング | 考慮なし | 全て張替の場合、木造は22年など 建物本体の年数 |
室内ドア、窓、建具 | 建物本体の年数 | |
流し台 | 5年 |
もちろん、ペットの汚れ(特に臭い)やたばこのヤニなんかで汚れた場合は別だし、大幅な傷物や大きなカビ、サビ、穴が開いた、機器の破損(連絡したら交換できることがある)があった場合は別途請求される場合があります。レオパレスも例外ではありません。
意外と盲点なのがお風呂場にゼリー状の留め具。放置したら跡が残ってしまい、退去時に請求されることがあるそう。わたしの場合タオルを付属のポールに干していたし、別途ラックを購入していたので問題ありませんが、気を付けた方がいいですね。
わたしの場合もフローリングのへこみや壁の破れや汚損(タバコ以外)がありましたが、問題なくいけました。
壁紙の汚損や破れも簡易的な物であれば同じ模様のクロスを切り取って貼り付けるだけで済むんでしょうね。実際住んでた物件にあったし。
もちろん綺麗に扱うに越したことはない。
退去費用を安くするのであれば、きれいに扱うに越したことはありません。そうすればそこまで言われんで済みます。
先述のフローリングのへこみも家具を置けば当然できるものなので、それを請求されるのであればおかしい話です。(故意的なものは除く)
そんなことしたらどこにも住めなくなるからある程度の線引きが必要となるわけです。
当然ですが、最低限の掃除を定期的にやればそこまで請求されることはないと思います。もちろんタバコのヤニやペットの汚れ、壁や床の大がかりな物損は例外です。
まとめ。
まとめです。
うわさで言われたレオパレスの退去ですが、4年以上住んでいたこともあり清掃料が無料となったため、違約金を除き請求されることはありませんでした。
やはりちゃんと管理しておけば基本清掃料だけで済む計算となります。これは入居時の敷金に相当するものです。
わたしも定期的に掃除はしていましたが、へこみやサビ、カビなどはいくら対策してもどうしても発生するために心配していましたけど、定期的に掃除していたため問題ありませんでした。
違法建築問題で揺れまくったレオパレス、やはり上場企業ということもありそのあたりはしっかりしていないと会社としてもまずいからちゃんとしているのが分かりました。また違約金のやりとりもちゃんと確認してスムーズに行けたので良かったと思います。
きちんと管理しておけば清掃料だけで済むので、レオパレスだけでなく他の不動産屋さんの物件でもやっておくのは大事だと改めて思いました。また、減価償却についてもちゃんと理解した方がいいでしょう。
参考になれば幸いです。
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