いつもご覧いただき、ありがとうございます。
先日からソニーのイヤホンをレンタルしたり、色々聴き比べたりしてイヤホンの更新を考えていましたが、ようやく決着?です。
本日はそんなお話しです。同時になぜそうしたのかのも解説します。
Contents
- 1 買ったイヤホンは?
- 2 なぜソニーのWF-1000XM4を買わなかったのか?
- 3 比較。
- 4 Liberty 3 Proのいいところと悪いところ。
- 5 パーフェクトなイヤホンは現在もない。
- 6 LDAC専用イヤホンを用意する手段はあり。
- 7 現状の編成。
- 8 まとめ。
買ったイヤホンは?
購入したイヤホンはANKERのLiberty 3 Pro(以下、3 Pro)です。ご存じANKERのSoundcoreシリーズのフラグシップモデルとして昨年発売されたものです。
大きな特徴は1万円前後の同社の商品と比べ部品は良いことと、ノイズキャンセリングやLDACなどのハイレゾ音源、そしてマルチポイントが搭載されています。
価格は19,800円→17,800円とANKERのイヤホンとしては高額ですが、今回16,800円で購入できたので、試してみようということで購入してみました。
ただし、これに1万円プラスすればパナソニックのEAH~AZ60(以下、60)が購入できることを考えたら正直微妙なのかどうか?ということも併せて解説します。
なぜソニーのWF-1000XM4を買わなかったのか?
一番の理由は付け心地が悪い。これにつきます。
確かにノイズキャンセリングはAirpods Proと並んで静粛性はよく、DSEE EXTREMEというアップスケーリング機能がついている。そしてM3にはなかった防水防塵機能とLDACも搭載されています。
ただそれでも付け心地は非常に悪く、耳が痛くなりました。イヤーチップをウレタン製にすることにより遮音性は高くなりますが、イヤホンの出っ張りが耳に当たって痛くなります。慣れると問題ありませんが、それでも痛くなったのは厳しい。
また、タッチ操作の設定で細かく設定できないのもマイナスです。音声やチャプター操作などが一括で設定となっているので、パナソニックやANKERでは普通に細かくできる分やりづらいのです。
そしてヘッドホンのWH-1000XM4(現在はM5が発売中)にはマルチポイントが搭載されていますが、WF-1000XM4には搭載されていません。される予定。
音質面やノイズキャンセリング面で考えたら最強でありますが、機能面が全くダメなのが辛いところ。後々の改善を望みたいですね。
比較。
今回購入したLiberty 3 Proと候補に挙げていたイヤホンとの比較を以下に示します。
ANKER Liberty 3 Pro | SONY WF-100XM4 | Panasonic EAH-AZ60 | ANKER Life A2 NC | Apple AirPods Pro | |
ノイズ キャンセリング | 8/10 | 10/10 | 9/10 | 7/10 | 9/10 |
アンビエント (外音取込) | ◎ | ◎ | ◎ | – | ◎ |
BT規格 | 5.2 | 5.2 | 5.2 | 5.0 | 5.0 |
BT音声 | SBC,AAC LDAC | SBC,AAC LDAC | SBC,AAC LDAC | SBC,AAC | SBC,AAC |
防水規格 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX5 | IPX4 |
360度 オーディオ | – | ◎ | – | – | ◎ |
アップ スケーリング | – | DSEE EXTREME | – | – | – |
マルチ ペアリング | 5台以上 | 8台 | 10台 | – | 原則 アップル製品 |
マルチポイント | ◎ | ◎ (LDAC) | ◎ (LDAC) | – | – |
ワイヤレス充電 | ◎ | ◎ | – | – | ◎ |
価格 | 17,800 | 33,000 | オープン | 7,990 | 38,800 |
イヤーキャップ | 通常 | ウレタン | 通常 | 通常 | 通常 |
買わなかった理由:WF-1000XM4
理由:付け心地悪い、マルチポイント非対応、操作設定に難あり
先述の通り、付け心地が悪いのとマルチポイントが搭載されていないためです。また、価格も33,000円と非常に高額(安くても27,000円前後)であることからです。
追記(2022年10月26日)
ソニーよりアップデートが発表されました。それによるとWF-1000XM4、LinkBudsおよびLinkBuds Sで「マルチポイント」および「マルチポイントとLDACの併用」が出来るとのことです。(LinkBuds UC for Microsoft Teamsは非対応、これは付属のUSBレシーバーを使うことによって2台接続を実現できます)
マルチポイントとLDACの併用はパナソニックのEAH-AZ60しかできませんでしたが、とうとう本家本元のソニーがやってきたという感じです。
アップデートはLinkBudsとLinkBuds Sが11月17日、WF-1000XM4が今冬予定です。ソニーのアプリ「Sony | Headphones Connect」が必要です。
参考サイト:https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/202210/22-1026/?s_pid=jp_top_PRESS_20221026_01_PRESS
参考サイト:https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1450340.html
買わなかった理由:EAH-AZ60
理由:アップスケーリング非対応、重低音が弱い、価格がXM4と変わらない、値下げできない定価販売。
価格がソニーのとそんなに変わらない(28,000円ほど)のと、アップスケーリング非対応であることです。あとソニーのM4と比較して重低音が弱いと感じたのも理由。
ノイズキャンセリングはソニーと比較して若干劣っていますが、それでもANKERよりかは上。
ただ、今回購入したLiberty 3 Proと比較してこっちも少し欲しくなったと感じてます。理由はLDACにマルチポイントで対応しているから。ANKERの方はLDAC設定時非対応なので、こっちの方がアドバンテージは非常に高いです。
買わなかった理由:AirPods Pro
理由:値上げ、LDACやaptX adaptive非対応、アップル製品に依存
円安により8千円ほど値上げしたのもありますが、一番の理由はiPhoneなどのアップル端末で音楽を聴かないため。(iPad Proでプレイするjubeatは例外だけど、それだけのために購入は微妙)
ノイズキャンセリングはソニーのM4と同等かそれ以上と言われていますが、個人的にソニーの方が強いと感じてます。あと、メディアプレイヤーはAndroid(主にXPERIA)で行うため、AirPods Proだと都合が悪いのです。
もちろん、今後アップル端末がメインとなった場合は別ですが、iPhoneやiPod touchの転送速度がUSB2.0相当と非常に遅いので、手軽に使いづらいので多分ないでしょう。
なお、Android端末でも使うことはできますが、やはりアップル製品と一緒に使うのが一番いいでしょう。
全体の理由。
全体の理由としてはメディアプレイヤーで聴くのが基本的にyoutube動画ばかりで音楽は滅多に聴かないというもの。
実際、ネット経由とはいえyoutubeの動画を聞くことが非常に多く、音楽に特化してるM4やアップル製品に特化したAirPods Proではそこまで現時点ではいらないと判断したためです。
もちろん、今後わかりませんし、今回購入したイヤホンでLDACが入っているので、別のイヤホンでLDAC専用にするかどうかは今後の課題ですがね。
Liberty 3 Proのいいところと悪いところ。
外観はこんな感じです。
付属しているのはイヤーチップが4種類、イヤーウイングが4種類、説明書、注意書き、保証書、USB-C〜Aケーブル、本体、ケース。
サイズは所有しているLife A2 NCとほぼ同じ。ただ質感は断然3 Pro の方が上です。
音質は相変わらずの「ドンシャリ」。
ANKERのイヤホンの大きな特徴は「ドンシャリ」で、高音域と低音域が目立つ音質となっています。
わたしはある程度基本設定でドスドス音があれば問題ありませんが、こだわるユーザーからは違和感を感じるかもしれません。
ソニーのXM4も個人的にこのような感じで重低音が響いていましたね。パナソニックの60はそれが低減されてる印象を受けています。
正味「シャリ」の印象はあまりわからないですね・・・低音(ドン)はわかりますが。
◎:LDACに対応している。
ソニーが提唱してるBluetooth音声規格のLDACに対応。ウォークマンや対応スマホ(XPERIAなど)を介して高音質を実現します。
近年はソニー以外の端末でもLDACを採用しているイヤホンがあれば、aptX adaptiveを採用しているイヤホンと二極化しています。
欠点はLDACは遅延があるので、ゲームには不向き。
あと、アップル端末はLDACもaptXもないので無意味です。アップル端末だったらAirPodsなどにした方がいいと思う。
◎:マルチポイントに対応している。
パナソニックの60やオーディオテクニカのSOLID BASSなどと同様に2台同時接続の「マルチポイント」に対応しています。
イヤホンにおけるマルチペアリングはイヤホン1台に対して複数台の端末を記録するもの。M4は8台、60は10台登録でき、3 Proも公表していないものの、5台以上は登録できていますね。
ただ、マルチペアリングは端末を複数登録できるだけで同時接続ができません。よって別の端末に接続するためにはいちいち設定で接続しなければなりません。
マルチペアリング非対応の場合、いちいち接続をオフするか、ペアリングをしなおさない限り切り替えができません。対応してた場合は設定で接続するだけなので少しだけ便利になるのです。
マルチポイントは同時接続ができ、片方の端末(スマホ、パソコン、タブレットなど)で音楽を聴いている途中に電話がかかってきたら即座に切り替わります。マルチペアリングの場合はそれができません。(事前に双方で登録する必要はあります)
電話以外でも別のプレイヤーに切り替わった時につけてたプレイヤーの音を停止すると別のプレイヤーの音が流れるようになります。
◎:アプリのエフェクトが豊富。
ANKERのエフェクトは非常に豊富です。種類は大きく分けて5種類です。
HearID Sound | HearIDというテストを実施した結果をもとに サウンドの調整を行います。 |
3Dオーディオ | 仮想スピーカーにより、複数の位置から音が鳴るように 再現を行います。 |
プリセット | 22種類のジャンル別のエフェクトを用意。 |
プロフェッショナル | グラミー受賞プロデューサーによるイコライザ。 14種類あります。 |
カスタム | 自分でエコライザーを調整します。 |
個人的にはプロフェッショナルをメインにすると思います。
◎:アプリ経由で端末の切り替えが可能。
アプリ経由でありますが、マルチポイントの端末での切り替えが可能です。もちろん履歴で過去に接続した機器の接続も手軽にできます。これは3 Proを買って非常に良かった機能だと思います。
パナソニックのアプリはそれに該当するモードが搭載されていません。ソニーは搭載されています。ただし、WF-1000XM4は非対応なので、ヘッドホンのWH-1000XM3以降じゃないとできません。
◎:マルチポイントを使ってアプリ非対応端末でのエフェクトの切り替えができる。
このマルチポイントで大きいのはアプリ非対応端末でもエフェクトがスマホ経由で切り替えができるというもの。
具体的にはAmazonのfireタブレットなどが該当します。アプリは基本AndroidかiOSにしか対応していないので、fireタブレットでは切り替えができません。(裏技でplayアプリを導入すればその限りではないが自己責任。)
ただマルチポイントで2台を切り替えるとそれができるようになります。1台はfireタブレット、もう1台はfireタブレット以外の端末にし、その端末経由でアプリを立ち上げてエフェクトを切り替えればfireタブレットの音も切り替わります。つまり共通化してるわけです。
これは非常に便利な機能やなと思いましたね。
×:LDACで3Dサウンドやマルチポイント不可能。
売りにしているLDACですが、実はマルチポイントと3Dサウンドとの両対応ができません。これは非常に辛いところです。
3Dサウンドはソニーやアップルのものとは別物なので個人的に使うことはまずありませんが、LDACでのマルチポイントはかなり痛い。
せっかくLDACに対応したのにも関わらず、マルチポイントに対応してないのは非常に辛いところですね。ちなみに本家本元のソニーも非対応で基本的にパナソニック以外は非対応みたいです。
ソニーやANKERでも対応していただければと思いますね。
×:LDAC時の稼働時間はAZ60より少なめの3時間。(ANCありの場合)
3 Proと60の電池駆動時間を以下に示します。
Liberty 3 Pro | EAH-AZ60 | |
充電時間 | 約2時間 (充電ケース *USBケーブル使用時) 約3.5時間 (充電ケース *ワイヤレス充電器使用時) | イヤホン 2時間 充電ケース 2.5時間 イヤホン+充電ケース 3.5時間 |
通常モード | 最⼤8時間 (イヤホン本体のみ) 最⼤32時間 (充電ケース使⽤時) モードは非公開 | 約7.5時間 (イヤホン本体のみ) 約25時間 (充電ケース使⽤時) AAC時 |
ノイズキャンセリングモード | 最大6時間 (イヤホン本体のみ) 最大24時間 (充電ケース使用時) モードは非公開 | 約7.0時間 (イヤホン本体のみ) 約24時間 (充電ケース使⽤時) AAC時 |
LDAC使用時 (通常モード) | 最⼤4時間 (イヤホン本体のみ) 最⼤16時間 (充電ケース使⽤時) | 約5.0時間 (イヤホン本体のみ) 約17時間 (充電ケース使⽤時) |
LDAC使用時 (ノイズキャンセリングモード) | 最大3時間 (イヤホン本体のみ) 最大12時間 (充電ケース使用時) | 約4.5時間 (イヤホン本体のみ) 約16時間 (充電ケース使⽤時) |
このようにLDACで使った場合、ノイズキャンセリングありでも3時間しか使用できません。方やパナソニックは4.5時間とおよそ90分程度使えることがわかります。
ただし、SBCやAACに関してはANKERの3 Proの方に軍配が上がります。とはいえどノイズキャンセリングモードをつけた場合もパナソニックの60に負けてしまいます。電池に定評のあるANKERでもパナソニック(こっちも三洋電機の電池実績がある)に負けてるのは意外です。
とはいえ、総合的に考えたら数時間程度なのでたいして変わってないといったところ。
×:タッチ操作が敏感。
所有しているNCと比べてタッチ感度が敏感。ソニーのXM4と似た感じ。
ダブルタップすることがありますが、それがシングルタップとして反応することもあるため、タップの感度はあまり良くないですね。今後の改善を望みたいですね。
ただ、ソニーのXM4の方がタップの感知はいいかな?今回のは誤操作が多い。
◎:操作の設定は細かくできる。
それでもソニーのXM4と異なりタッチ操作の設定は細かくできます。
例えば1タップで左側は再生、右側は音量アップといったものができると言うものです。ソニーの場合はこれがグループごとでの設定になるため細かくできないのです。
また、1タップ、2タップ、3タップ、長押しの4つで設定でき、オンオフの切り替えもアプリ経由でできるようになっています。これは非常に便利。
×:ケース収納時、充電できてないことがある。
ケースに収納する際注意しなければならないのはちゃんとしまっているか確認することです。
実際ケースに入れたのはいいけど、充電できなくて放電してバッテリーがなくなったことがあります。
ケースに収納した時に下のライトがちゃんと光っていることを確認してから蓋をしてほしいと思います。これも改善すべきところ。
×:ノイズキャンセリングがNCと大して変わらない。
ノイズキャンセリング自体は所有してるNCとたいして変わらず、「サー」というホワイトノイズが発生しています。
ソニーのXM4ではそのホワイトノイズもなくなるため、一番いいとも言われています。パナソニックの60はソニーほどではありませんが十分きいてます。それを考えたらパナソニックと同程度までノイズキャンセリングができれば最高ですね。
まぁ、実際比較してないのでなんともいえません。機会があれば検証します。
◎:ノイズキャンセリングの自動調整、手動調整ができる。
ただし、アプリ経由でノイズキャンセリングの強弱を調整できたり、HearIDによりノイズキャンセリングの自動調整が可能となっています。これが他のANKER製品との大きな違い。
HearIDでテストしたイヤホンを使用すると場所に応じてノイズキャンセリングの調整が自動的にできるのです。ノイズキャンセリングは常に静粛を求めるユーザーだけではないので、これは非常に便利な機能です。
×:360度サウンド、アップスケーリングがない。
これはソニーのXM4やLink Buds Sにあるものですが、360度サウンドやDSEE EXTREMEといったアップスケーリング機能は搭載されていません。
アップスケーリング機能を搭載することによってハイレゾじゃない音源もそれ相当にパワーアップすることができます。
これがどうゆうことかといえば、LDAC非対応のiPhoneでもそれ相応の音が聞けるということです。
また、BRAVIAもSBCまでなので、このアップスケーリング機能は遺憾無く発揮されそうです。(ただし、AVシンクという機能があるので、それで遅延対策を施す)
しかし、実際聴く限りではそこまでいけてるかといえば個人的にわからないので、この辺りは自己満足や本当に音にこだわってるユーザーのみです。
ちなみにパナソニックの60も搭載されていません。
×:jubeatはダメ。
XM4の時は普通にプレイできていましたが、3 proは明らかにプレイ前からわかるレベルでずれていました。当然実際のプレイでは音ズレ満載なのでプレイできません。
ちなみに、iPad Proでの設定なのでAACとなります。
音楽ゲーム(今回もjubeat)やアクションゲームなんかはこのイヤホンでは活用できないですね。NCの時はそう感じなかったのにね。
ちなみにアプリでゲームモードに切り替えることのできるイヤホンはlife P3があります。3 Proにはそれが搭載されていないみたいです。ゲームをされる方は注意が必要です。(ただし、どこまで遅延対策が施されているかは所有してないので未知数)
本来ならばaptX LLがあれば完璧なんですが、アップル端末や今回のイヤホン共に非対応。jubeatをワイヤレスイヤホンでプレイするのは非常に賭けの要素が強いです。Galaxy Tab S8にしても価格は非常に高い。(Xiaomi Pad 5なら価格が抑えられる)あと、楽曲パックも全部揃えようならば10万円(全部買ったチケットで交換した場合)もしくはプレイ時間は覚悟しなければなりません。
パーフェクトなイヤホンは現在もない。
これを考えるに、結局個人的にこのような機能が全部搭載されているイヤホンは存在していません。
- 超強力なノイズキャンセリング。(XM4やAirPods Pro相当)
- LDAC対応マルチポイント(60とXM4、Link Budsシリーズ)
- 端末の簡単な切り替え。(ANKERやソニーは対応、パナソニックは要調査)
- 360度サウンド(ソニーやアップル、オーディオテクニカのSOLID BASS)
- アップスケーリング機能(ソニーのDSEE EXTREME)
- 遅延対策が施されている(Life P3など)
- つけ心地が最高。(ソニーは良くない)
結局、メーカーが出し渋ってるのかどうかわかりませんが、完璧な機能を備わったイヤホンは現状存在しないことがわかります。
一番近いのはソニーですね。ソニーが今後イヤホンにマルチポイント(もちろんLDAC対応)をつけて付け心地も改善してくれれば購入するかもしれません。(つけました)
てか、パナソニックにできてソニーができないのは明らかにまずいので、せめてLDAC対応マルチポイントはつけてくるでしょうね。ただ、ヘッドホンのWH-1000XM5ですら現状非対応なのでどうなるかわかりませんが・・・
LDAC専用イヤホンを用意する手段はあり。
LDACに特化したイヤホンを用意する手段はありだと思います。これはapxt Adaptiveも同様です。音楽ゲームをする場合はaptX LLか遅延対策を施したものを選ぶといいでしょう。
個人的にノイズキャンセリングがついてコスパがいいと感じるのはANKERのliberty Air 2 Proですね。3 Pro同様にアップデートする必要はありますが、LDAC搭載なので手軽にハイレゾ音源を聴くことが可能となります。
マルチポイントを付与する場合は現状パナソニックのEAH-AZ60一択です。
ANKERやパナソニックの回しもんと思われそうですが、現状ノイズキャンセリングとLDACが両方搭載されてる安価なイヤホンがこれしかないのです。
aptX adaptiveならSOUNDPEATSのAIR 3 PROかMINI PROになりますね。他だとオーディオテクニカのSOLID BASSもいいと思う。マルチポイント対応ですが質感はイマイチ。
なお、aptX adaptiveも欲しい場合はSnapdragon855以降のスマホにしなければなりません。おまけに非対応スマホもあるし。(例:サムスンのGalaxy S20やシャオミのRedmi Note 11、OPPOのReno5Aなど)
あとビットレートも変わってくるので、865以上を狙うしかないっすね。aptX adaptiveの環境を整えるのには非常にハードルが高いことが痛感します。ソニーだったらXPERIA1 IIやXPERIA5 II以上欲しいところ。
現状の編成。
前回のスマホポーチの時も書きましたが、Redmi Note 11のBluetooth周りがあまりにもカスすぎるために更新計画を考えました。
ネット、カメラ、サブ電話 | iPhone12 Pro Max | iPhone12 Pro Max(現状維持) |
メイン電話、メディアプレイヤー専用 | Redmi Note 11 | XPERIA1(メディアプレイヤー) iPhone7(32GB)(電話) |
ごろ寝スマホ | XPERIA1 | Redmi Note 11 |
その後ごろ寝スマホとして活用していたXPERIA1との入れ替えでごろ寝スマホとして活用。XPERIA1はソフトバンクモデルのため別途通話用のiPhone7を再び復活させました。つまり3台持ち復活です。w
ただし、今後も電話とメディアプレイヤー兼用スマホは考えています。条件はLDACかaptX adaptiveに対応していることと縦の長さが155mm前後であること。そして安いこと。
XPERIA1シリーズは縦が非常に長いので論外です。
それに対抗できるスマホが現状あまりないので、今はこの体制で行きます。だからこそマルチポイント対応イヤホンが重要になったわけなので導入したのもあります。
少なくとも、512GBのSDカードは買うかもしれませんね。1TBになると価格も高くなるから微妙です。
あとAVIOTのイヤホンは売却しました。
まとめ。
まとめです。
今回イヤホンの新規導入ということで今まで考えてきましたが、とりあえずANKERのSoundcore Liberty 3 Proを導入することによりひと段落といった形になりました。
本当はパナソニックやソニーも考えてたのですが、それぞれで欠点があり価格もそれなりにする上に用途が基本的に耳栓と動画視聴ばかりなので、そこまでいらないかな?と判断したのもあります。
マルチポイントは非常に便利で、メインとして管理してるスマホをそのままに別の端末を切り替えればメインで管理してるスマホ経由で設定の変更ができます。これは非常に便利です。
ただ、LDACに関しては電池持ちが悪いのとマルチポイント非対応(これは現状パナソニックだけ)と一癖二癖あるので、LDACやマルチポイント目的の場合は注意が必要です。両方欲しい場合は今のところパナソニックのEAH-AZ60を導入するしかありません。XM4も対応しました。
もう一つは収納した時にちゃんと充電してるかどうかを確認する必要があります。はめているのに充電できてないことがあるので注意が必要です。
また、流行りの360度サウンドやアップスケーリングは搭載されていません。
音は他のANKER同様重低音が利いてる感じはします。
それを考えて17,800円で買えるのは正直コスパがいいかと考えたら微妙です。マルチポイントだけで考えたらオーディオテクニカのSOLID BASSでも18,000円台です。そして1万円出したらパナソニックのEAH-AZ60が買えます。(ただ、端末の切り替えができない)
個人的に14,800円だったらコスパは非常にいいと考えますが、それだったら12,980円のLiberty Air 2 Proの価格に追いつきます。まぁ、そうなると10,980円に下げるでしょうけど。
ちなみに、先日のアマゾンプライムデーでは12,800円という超破格で販売されてました。
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