【ガジェット】4Kモニター更新。【小さくなった&ハブがなぁ・・・】

 いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 先日、以下のコラムを公開しました。

 理由はMacBookでの外部出力。MacBook Airで外部出力することを考えて、色々試したんですが、結果としては散々。

 リンク先も参照なんですが、ANKERのUSBハブと安価なHDMIケーブルでは4K30Hzしか出力できず、もっさりします。(解像度を下げたら問題なし)

 4K60Hzにするには純正の変換アダプターと対応HDMIケーブルが必要で、それらを揃えると1万円以上します。それを考えたらモニター変えた方が良くね?ということで更新しました。

買ったモニター。

 買ったモニターはDELLのU2720QMです。U2720Qというモデルがありますが、違いはDPケーブルがHDMIケーブルに変わったこと。そしてQMはアマゾンで販売していることです。それ以外は同じ。

 他にも同社のU3219Q (32型)もありましたが、こっちは9万円と非常に高額で手が出せないので、結局今まで通り27型(前は28型)にしました。

前のBenQモニターの不満。

 リンク先も参照ですが、BenQのEL2870Uの欠点は色々ありますが、まとめるとこんな感じ。

  • MacBook Airとの接続に不満。(純正変換アダプタと対応HDMIケーブルが必要)
  • ちょっと白っぽい。
  • モニターの圧迫感が半端ない。

 色々ありますが、やはりMacBookとの接続に不満があったための買い替えです。

外観。

 外観の箱はBenQのと比較して少し薄いですが、面積は大きいです。

 中身はこんな感じで面積の広い土台(使用せず)があるためか場所をとってるのだと思います。

 付属品はUSB-CtoC、USB-CtoA、HDMIケーブル、説明書、組み立て説明書、キャリブレーションレポート。

 土台、アーム、電源ケーブル、そして本体です。

 最初の印象としてはプラスチッキーなのに金属感があって高級感があります。そして薄くて重い。

 接続端子はHDMI、USB3.0のA端子3個、USB-C端子、USB-C端子(外部出力)、DisplayPort、音声出力端子。

 今回はDP端子にWindows PCを、USB-CにMacintoshを接続する予定です。

モニターアームに組み付けてみた。

 既設してたEL2870Uを撤去し、今回のU2720QMを取り付けてみました。しかし、EL2870Uは軽いなぁ。

 まぁ、VESAマウントのネジを入れ替えるだけの超簡単な作業。少しの配線だけで基本的な配線は変更なし。

 ただ、配置換えして椅子の横に引き出しを置くと作業がやりづらかったので、横に置くことにした。これでも正直ダサくて圧迫感があって嫌なので、近いうちにデスクワゴンを購入予定です。

 また、WindowsPCの位置を変更します。奥に置いてたのを左側に変更。アンテナ問題は前回の配線変更でモニター裏につけたので問題なくなりました。今回も同様です。

動作確認。

 WindowsPCでの動作確認は問題なし。解像度は4Kでキープ。いつも通りです。色はよくわかりませんが、斜めから見た時の色合いは断然違ってきます。

USB-Cの効果。

 次にMacintosh(MacBook Air)での接続。こちらは付属のUSB-Cケーブルで接続します。

 USB-Cケーブルは規格が複雑で、今回のはThunderboltケーブルも兼ねているためにこうしなければなりません。

 結果を先に言いますと、問題なく立ち上がることができました。EL2870UからAKNERのハブ経由で出力した時はアイコンが鈍臭かったが、今回はスムーズにいけました。

 証拠として、リフレッシュレートは4K60Hz出ていることがわかります。

 また、USBハブとしての機能も問題ありません。

 とりあえず、あるデータ(6GB)をコピーしたのですが、USB3.0で機能しており1分以下ぐらいでコピーできます。これがUSB2.0なら6分と時間がかかります。

 条件としてはDP性能が1.4であること。これでハイビットレート(HBR)が3となり、USB3.0としてハブが使えるようになります。その時にモニターのディスプレイのUSB-C優先順位を高データ速度に変更する必要があります。(今更ですが)

 MacBook Air(M1チップ)はDP1.4(HBR3)に対応しており、問題なく両立できます。

 結果としてMacintoshをUSB-C経由で接続したのは成功です。

 実際のところ、U3219Qも考えたのですが、あっちはどうしてもUSB2.0になるらしいので購入はやめた。これがちょっと失敗かな?というのもあったけど。(ただ、PIPやPBP、画面が大きいっていうのはある。価格は1.5倍するけど。)

WindowsPCでUSBハブが使えなくなった。

 WindowsPCはDPポートで接続します。これは予定通り。

 しかし、どうやらDPポートではUSBハブとしては機能できず、結局WindowsPCでは充電装置のみの機能になってしまうので、結果としてあまり良くありません。

 結果的に別途ハブを購入するって手段もありますが、まぁ、パソコンの位置を変えたので問題なく機能できます。

このUSB-C端子はあくまでハブ機能の一つで、映像出力は不可能。

 モニター左側のUSB-C端子にWindowsPCを接続したらハブになるか検証したけど、これもダメでした。

右から4つ目の小さい端子がUSB-C。ここに接続する必要がある。

 どうやら(先述のMacintoshでモニター出力に使った)モニター裏のUSB-C端子(いわゆるアップストリーム)から接続しなければならないっぽいので、結果的にWindowsPCでのハブ利用は不可能。

 いちいち入れ替えるのも面倒なので、もし必要になったらUSB3.0のハブを買うしかないですね。今は必要ない(前面の端子を使うため)ので、購入はしませんが・・・

 このUSBハブはむしろMacintoshで使う場合に効果が発揮する気がします。もちろんUSB-Cのサンダーボルト3端子、もしくは先述の通りWindowsPCのUSB3.0端子をUSB-Cに接続すればWindowsPCでもOKです。(ない場合はどちらもNG)

1インチ下げるだけで小さく見える。

 28インチから27インチに1インチサイズダウンしてる上に、ベゼルが細いので全体的に小さくなりました。まぁ、その結果モニター裏のタブレットスタンドへ手が届きやすくはなったんですけどね・・・それでもケーブル配線が微妙。これは今後の課題ですね。

 実際、EL2870Uは657.9×476.27×194.6(mm)であるのに対し、U2720Qは611.3×525.2×185.0(mm)であり、ベゼルの幅は以下の通り。

EL2870UU2720Q
下部(mm)229
左右上部(mm)176

 28インチと27インチでサイズダウンしたため、横幅のモニターの長さは20ミリほど短くなります。よって、見た目より小さく見えるのは当然です。

 もちろん、これで使えないというわけではなくちゃんと使えます。まぁ、正直言えば32インチでも良かった気がします。

まとめ。

 WindowsPCにおけるUSBハブの利用は今回できない(Macintoshと同じでモニター出力の端子に接続したら可能)のと、画面が思ったより小さく感じたのを除いては画面も綺麗だし問題なく使えてると思います。

 ドットのチェックも問題ありません。ちなみに、Dellのモニターでプレミアムモデル(今回のやつなど)はドット抜け保証がついてるので、ドットぬけが一つでもあった場合も美品と交換できるそうです。あと、保証は3年。

 正直、この仕様に気づくまではUSBハブの意義はあったのですが、改めてみると微妙やなぁという気持ちです。WindowsとMacintoshでUSBハブが使えたら最高だったんですけどね。

 将来的にはUSB-Cの出力が2ポートになれば両立できるでしょうけど、どうなんでしょう。

 

 マッキントッシュは今後デュアルディスプレイかシェルモードでの作業になると思います。まぁ、どちらも一長一短で、デュアルディスプレイモードは正直使いこなせるか未知数です。

 シェルモード(写真)は排熱や負担を考えたらどうなの?というのもありますが、これはちょっと調べつつやっていこうと思います。まぁ、どちらも問題なさそうですが。

 あとは付属のUSB-Cケーブルが短いので、ちょっと長め(本当は1mまでだが、2mのがある)のサンダーボルトケーブルを調達するか考えます。(画質は落ちるみたいだが)

 今後、BenQのモニターはデュアルディスプレイにせず、予告通り実家の自室のテレビがわりに使っていこうと思います。FireTV Stickもあるので(音以外は)問題なさそうです。

 

 これからも使いこなそうと思います。

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