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先日、とある商品を購入しました。それはひろがるスカイプリキュア(朝日放送)で登場する手帳です。
文房具といえばバンダイナムコの子会社であるサンスター文具が出していますが、今回のは純粋にバンダイ製です。
本日はそんなプリキュアの手帳をジブン手帳ユーザーがレビューします。
Contents
Pretty Holicとは?
Pretty Holicとはバンダイから発売されているプリキュアのおもちゃブランド。主にコスメ用品が展開されています。
以前から変身アイテムやぬいぐるみなどの関連商品の発売をしていましたが、Pretty Holicは通常のものとは別の展開として2021年のトロピカルージュプリキュア(朝日放送)から始まりました。
コンセプトは「あなたの「前向きな心」「信じる心」「諦めない心」をコスメの力で応援する」、変身アイテム同様劇中で登場します。
翌年2022年には「Pretty Holic Sweets」というお菓子、2023年からは「Pretty Holic Stationery」ということで文房具を発売、当然テレビ放送内で出ています。
過去作品は「Pretty Holic Luxe」という名称で発売中。LUXEってフィットみたいやな。w
ちなみに「Holic」とは「中毒」という意味で、「ワーカーホリック」などで使われています。
個人的にはビートマニアの「Holic」のイメージが非常に強いんですが・・・w w w w w
サンスター文具(セイカノート)との差別化は?
Pretty Holic Stationeryは文房具として発売していますが、プリキュアシリーズの文房具は今までセイカノート→サンスター文具から発売されていました。
サンスター文具(セイカノート)は象が踏んでも壊れない「アーム筆入れ」として知られるメーカーで現在バンダイナムコグループに属する企業。
今回のPretty Holic Stationeryの発売でサンスター文具関連商品は無くなるかもと思われましたが、現在でも継続して発売されています。
主な差別化は具体的に不明ですが、Pretty Holicがデザインに対してサンスター文具はキャラクターがメインになってると感じています。
ちなみに、システム手帳を販売しています。
商品紹介。
パッケージは他のバンダイのおもちゃ同様に厚紙の箱に入っています。ちゃんと「BANDAI」のロゴが入っていることからバンダイ製であることがわかります。
規格はB7の6穴方式。B7のリフィルが使用可能。
リフィルをとじる金具はプラスチック製。
サイズはB7の6穴で、B7-17A-6という型番のものが使われています。メーカーはカネダ技研。
穴ピッチが19mmなので、これに沿ったリフィルを使えばシステム手帳として機能できます。
サンスター文具のシステム手帳との違い。
サンスター文具のシステム手帳との違いは以下の通りです。
バンダイ | サンスター文具 | |
価格 | 2,860円 | 千円前後 |
本体サイズ | 122x183x40mm (紙サイズ:117x175mm) | 110x170x18mm |
対象年齢 | 3歳以上 | 6歳以上 |
材質 | 本体:PVC,MABS,PP,PMMA シート:PP | PVC,鉄,POM,AS,紙,合成ゴム |
内容 | ヒーローの約束 プロフィール エルちゃんの秘密、お世話 エルちゃんノート メッセージレッスン イラストレッスン お天気占い カレンダー メモページ ウィッシュリスト マジカルシート 合計36ページ(+1枚) | ボールペン アドレスページ×11ページ アドレス用シール×2枚 スケジュールページ×11ページ スケジュール用シール×2枚 ぬりえページ×11ページ メモページ×11ページ 合計44ページ(+4枚) |
リフィルの長さ | 94x148mm | 不明(所有してないので) |
規格 | B7(A6) | B7?,A6? |
追加 | 可能 | 不可能 |
用途 | 玩具(なりきりモノなど) | 文房具(スケジュール管理など) |
大きく違うのはスケジュール管理ができるかどうかです。
サンスター文具のシステム手帳は文字通りお友達の名前や住所の管理やスケジュールの管理ができるように設計されています。いわば文房具です。
一方でバンダイの方はプリキュアのプロフィール、メッセージレッスンやお天気占いなどどちらかといえばおもちゃとして手帳を製作しているという印象を受けました。
ちなみにどちらもメモページは用意されています。
Pretty Holic Stationery 手帳のいいところ、悪いところ。
◎:プリキュアの可愛い手帳。
やはりプリキュアの放送内で使われる手帳ということで、頻繁に登場します。
今回は主人公のソラ・ハレワタールがいろんな記録を残すために使うという設定でこの手帳が使われます。そもそもソラは異世界にいた頃から「わたしのヒーロー手帳」という手帳を携帯しており、その手帳で色々記録を取ったり、理想像を書いています。
今の世界にきてからは虹ヶ丘ましろからプレゼントされた手帳を「わたしのヒーロー手帳」として使っています。それが今回の手帳。
つまり、ソラと同じ手帳を手にすることができるのです。
関連商品のレターセット(便箋)はましろも使っています。
◎:リフィルを留める金具はプラスチックだけど、日本製。
先述の通り、リフィルを止める金具はカネダ技研のものです。
実は海外製でなく日本製であるのが非常に大きく、プラスチックなのもポイント。
使用するターゲットが3歳以上であるため、金具にすると怪我する恐れがあるからプラスチックのものが使われているのでしょう。
この辺りはおもちゃを作るメーカーとしての配慮でしょうね。
◎:B7のリフィルを使えばシステム手帳になる。
リフィルを閉じた状態がこんな感じ。
B7の6穴(ピッチが19mmのもの)と同じリフィルを用意すればシステム手帳に早変わりです。つまりやろうとすれば大人でもスケジュール管理がこの手帳でできるわけです。w w w
Pretty Holic Stationery 手帳 | 94x148mm |
PHS手帳カバーサイズ範囲 | 117x175mm |
ミニ6 | 80x127mm |
B7 | 91x128mm |
A6 | 105x148mm |
B6 | 128x182mm |
ジブン手帳mini | 120x190mm |
ジブン手帳lite mini | 112x180mm |
ほぼ日手帳weeks | 94x188mm |
表から分かる通りバンダイ製はB7とA6の中間に位置することから6穴でピッチが19mmのものであればA6までは少なくとも対応ができます。
実際、アマゾンパトロールしてたらこんなのが販売されています。こちらはミニ6と呼ばれるもので、幅はバンダイのものと比べて小さめです。
だから同じ規格のピッチ穴のB7かA6のメモ帳さえ購入すれば簡易ノートとして使うことも可能なのです。
「Holic」ということで、ビートマニアのダブルプレイ進捗日記にしようかしら。w w w w w
追加リフィル出すやろ?
今回の手帳で気になったのが、プリキュアが二人しか掲載されてないこと。
今回のプリキュアのメンバーは4人ということがすでに発表されています。今回の手帳にはそのうちのキュアスカイとキュアプリズムしか掲載されていません。
となると一番考えられるのが追加リフィルの発売。
残りのキュアウイングとキュアバタフライが出た後やスーパープリキュア実装、そして映画封切り直前などで追加リフィルが発売されてもおかしくないのです。
てか、スーパープリキュアと映画封切りって9月ぐらいだから非常に高いかもね。(ついでにiPhoneの発表もw)
×:留め具のボタンが取れそう。
個人的に気になったことといえば、留め具のボタンがすぐに取れそうなこと。
今回の手帳は留め具同様プラスチックが使われており、それを覆う合皮の手帳カバーの強度も相成って力づくで外そうとすると破れる可能性があるかもしれません。あと意外と固い。
また、装飾されてる水色の宝石のせいで閉じにくいというのもあります。さらにその宝石が取れたという報告が出ているそうです。
×:カバーの端は少し鋭利かな?
さらにいえば、その合皮の手帳カバーも少しばかり鋭利な印象を受けました。
3歳からの子供を対象に作られているので、当然安全第一で設計されています。とはいえ、それでも構造上避けられないことは出ていると思います。それが今回のカバーの端が鋭利になってること。
とはいえ、それでも丸みを帯びるように設計されているので問題はないと思われますが、丁重に扱う方がいいと思います。
デザインについては非常に凝った作りになっているので、この辺りは改良して欲しいところ。
×:2,860円と案外高い。(ジブン手帳は3,190円〜)
あと価格も2,860円と意外と高い。
サンスター文具のシステム手帳(や一般的なB6の手帳)が千円前後で売られていることからその倍以上なので、手帳として考えたら超高い部類に入ります。
もちろんこれはおもちゃとして売られている側面やプリキュアのブランドとして売られている側面、そしてコストも含めての価格設定だと思います。
3千円前後だとジブン手帳やほぼ日手帳の相場です。ほぼ日手帳のday-free(A6)のカバー込みが3,190円。
ジブン手帳mini(B6スリム)のDIARYが3,190円です。ちなみにわたしが毎年購入してるジブン手帳Biz(A5スリム)は3,520円です。
高橋書店のB6の手帳も1.5千円前後です。手帳として考えたらかなり高めってことがわかりますね。
ジブン手帳と比較してみてどう感じたか?
ジブン手帳として比べてみると、やはりスケジュールよりもおもちゃにウェイトを置いた感じです。
とはいえ、ウィッシュリストやカレンダー、メモ帳、プロフィールが書き込めることができるので、その辺りはジブン手帳やほぼ日手帳、高橋書店や能率手帳など一般的な手帳でもあるようなものが今回のPretty Holicの手帳にはあるということです。
とはいえ、今回の手帳は申し訳程度の年間カレンダーだけですがね・・・
ジブン手帳miniを挟めるか?
ジブン手帳miniを今回の手帳カバーに嵌めれるかということですが、専用の穴あけパンチがあれば物理的には可能です。(実際ジブン手帳をシステム手帳化してるユーザーもいる。)
Pretty Holic Stationery 手帳 | 94x148mm | ◎ |
PHS手帳カバーサイズ範囲 | 117x175mm | – |
ミニ6 | 80x127mm | ◎ |
B7 | 91x128mm | ◎ |
A6 | 105x148mm | ◎ |
B6 | 128x182mm | × |
ジブン手帳mini | 120x190mm | × |
ジブン手帳lite mini | 112x180mm | × |
ほぼ日手帳weeks | 94x188mm | × |
しかし、手帳カバーの範囲が117x175mmでB6サイズ以上ははみ出てしまうので不可能です。ジブン手帳miniやほぼ日手帳weeksも同様にはみ出ちゃうのでできません。残念。
素直にA6までのリフィルを買った方がいいでしょう。
まとめ。
まとめです。
今回はバンダイナムコから発売されているプリキュアシリーズのブランド「Pretty Holic」の手帳についてお話ししました。
バンダイナムコグループの関連会社であるサンスター文具もシステム手帳を発売していますが、サンスター文具があくまで「文房具」として発売してるのに対し、バンダイのは「おもちゃ」として発売しているという印象を受けました。
理由はスケジュール管理がバンダイのものではあまりできず、プリキュアの紹介などがウェイトを占めています。
また、6穴であるため後日追加リフィルが発売される可能性は非常に高いと思います。
その穴もカネダ技研の一般的なものなので、B7〜A6までなら問題なく入るでしょう。B6やジブン手帳mini、ほぼ日手帳weeksなどは物理的に収納は可能ですが、縦の長さが長いので手帳カバーからはみ出してしまうため不可能です。
個人的には留め具と手帳カバーの端が気になりました。子供が扱う以上、この辺りの改良をして欲しいところですね。
それを踏まえてもいい商品に仕上がってると感じました。実際テレビでも出てますからね。
実際結構売れているそうで、執筆時(3月6日)にAmazonでは品切れ状態でした。
手帳付きになるきっかけになればいいアイテムだと思いましたね。
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