いつもご覧いただき、ありがとうございます。
ご存じ笑点（日本テレビ）ですが、2022年に入ってから大幅なリニューアルを敢行したそうです。
2021年末に二代目林家三平さんが卒業したため、新たに桂宮治さん（今年は春風亭一之輔さん）が加入されましたが、そこではありません。
宮治さんの加入以外にも色々変わってますが、正直わたしは「ふざけるな」と思いました。本日はなぜそう思ったのかをお話しします。
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2022年のリニューアルで変わったこと。
まず、昨年の笑点で変わったことは以下の通りです。
- 二代目林家三平さんの後に桂宮治さんが加入。
- 笑点の看板が変更された。（橘左近さんによるもの）
- 座席が変更された。（三遊亭小遊三さん除く）
- CM前のテロップが変わった。
- 大喜利のお題中に右上にお題が常駐された。
特に最後は賛否あり、わたしは「ふざけるなよ」と思ったわけですよ。
CM前のテロップは今まで「引き続き大喜利をご覧ください」というテロップだけでしたが、今は「CMの後は○○」というこれからの見どころを載せています。
そして大喜利のお題中に右上にお題が表示されるのはマジでカス。
ビデオは撮っていますが、六代目三遊亭円楽さんの休業（のちに他界）も重なってしまい、結構ゲンナリしています。
可能性があるのはスタッフの一部が変わったことかな？
2021年末のスタッフ、宮治さん加入直前までのスタッフと加入後のスタッフで抜けたスタッフと入ったスタッフが入っています。そのスタッフの一存かどうかはわかりませんが、リニューアルを行なったのは事実です。
その一環が三平さんから宮治さんへの変更ですが、それ以上に演出を一部変更しているわけでしょう。
やはり違和感しかない。
放送57年目の笑点でこの演出はもはや違和感しかない。
過去にもテロップを常駐してたって声はあるけど・・・
ただ、笑点も過去にテロップを常駐していたってことはあります。
BS日テレで放送されてる笑点特大号や笑点懐かし版ではそれぞれお題のテロップ（特大号のみ）やロゴを載せています。地上波で今までやってなかったのを今回やってるわけです。
地上波でも例外はあり、生放送（24時間テレビなど）や大きな出来事（例：桂歌丸さんの他界など）やVTRロケなどでは今まで載せています。それだけで肝心の大喜利では通常通り必要最低限のテロップ（メンバーの名前や観覧募集のみ）だけでした。
長寿番組であればあるほど違和感は覚える。
笑点だけでなく、新婚さんいらっしゃい（朝日放送）、タモリ倶楽部（テレビ朝日）、パネルクイズアタック25（朝日放送）、探偵ナイトスクープ（朝日放送）などの長寿番組で同じように常駐テロップを載せると違和感は覚えます。
そりゃね、長年の感覚で考えたら違和感しかないのですよ。
もちろん慣れりゃ問題ないという声が出るのは当然ですが、わたしの場合は違和感しかなく見ることがなくなってしまいます。
youtube動画に慣れてしまった今、もはやテロップはノイズ。
またもう一つは5年ぐらい前からyoutube動画を中心に見ることが多くなってます。
基本的にYouTubeに公開されてる動画はテロップが最低限になってることがあります。そのため見やすい。（もちろんテレビのように常駐する動画はある）
あるyoutuberは当初テロップをバンバン入れていたのですが、編集に手間がかかる理由もあって現在では最低限のテロップで済ませているそうです。いい傾向です。
右上を隠せば問題なく見れる。w
というわけで笑点に限りではあるんですが、厚かましい右上のサイドスーパーを隠すことにした。
そもそもBRAVIAの消画機能を使えばいいんですが、それをすると今度は映像が見れなくなります。
それを防ぐにはやっぱり一部分を隠すしかない。
パソコンでテレビ（TVerなど）を見る場合はウインドウで隠すことも可能です。
これは過去にも「ワイプウザい」ということでワイプを隠したらスッキリするというものをテロップでやっただけなんですよね。
参考リンク：http://www.mcfw.jp/stopwindow.htm
テレビの画面を消すって手段もある。（一部のテレビのみ）
これは一部のテレビのみに適用されるんですが、テレビの画面を消す機能を使うってこともあります。
先述の通り、わたしが持っているBRAVIAではテレビの画面を消す機能がついています。それによってテレビのわちゃわちゃした映像を消すことができるので、見ることができます。
常駐テロップを載せてない放送中のバラエティ番組はもはや皆無。
このようにとうとう笑点までサイドスーパーを乗せることをしてしまったことにより、NHK含むバラエティ番組全部にテロップやロゴを常に載せない番組は皆無となってしまいました。
笑点以外ではタモリ倶楽部、探偵ナイトスクープ、新婚さんいらっしゃい、徹子の部屋（テレビ朝日）なども今まで出していませんでしたが、今はどの番組も出しています。まぁ、新婚さん以外は笑点と同じだが。
生放送の番組でもご丁寧に「生放送」「LIVE」のテロップを載せてる始末。森田一義アワー・笑っていいとも!（フジテレビ）も特番を除き載せてなかったよな。特にレギュラー放送。
こうやってテロップがとうとう侵食してしまったと感じているのです。
ミニマリストブームとは真逆のテレビ業界。
昨今ではミニマリストと言って、最低限のもの（ただし、最も重要なもの）だけで生活をするスタイルが流行っています。
わたしもミニマリストの動画はよく見るのですが、どの動画を見てもシンプルなレイアウトになっています。
また、デスクツアーも同じく見るようになり、ケーブル整理が上手くいってるお部屋が多くなっています。
これらに言えることは「目障りなノイズを消す」というものです。それによって集中して自分の作業ができるというわけです。
しかし、テレビ番組はテロップやらナレーションやらワイプやら山場CMやらの過剰演出のオンパレードです。
これが文字通り「ノイズ」となって目障りとなり、見たくなくなるのです。それにラジオ感覚で見るユーザーも少なくない。
わたしのエアチェックのバラエティ番組でも過剰演出はあるからやっぱり鬱陶しいとしか思えない。
いいかげん無意味につけるのはやめてほしい。
テロップは解説のフォローという意味でつけるのは別にいい。
しかし、他のも含め無意味につけるのは本当にやめてほしい。
笑いどころでも笑いになればテロップも演出になるけど、ただ単純にダラダラつけるだけだとただのノイズになるのです。
よく槍玉に上げられる日本テレビとそのスタッフだった五味一男さんや吉川圭三さんは「意味がある」とテロップやワイプをつけているのです。
参考リンク：https://news.yahoo.co.jp/byline/tvnosukima/20180511-00085068
リンク先ではワイプについて吉川さんが語っています。ビートたけしさんや所ジョージさんが見てるという演出ですが、重要なところでは消していました。
しかし、それがうまくいったからといって他局や後輩社員が「むやみやたらつける」からこそ、演出からノイズ（邪魔者）になっていくわけです。
これはテロップだけでなく、ワイプやナレーションなどの過剰演出全般です。今回は笑点なのでテロップだけにしてますが。
こればかりは流石にやめてほしいと思うけど、どーせやめんだろうな。
テロップもロゴも一切出さない、つまり昔ながらのテレビ番組（ドラマ、アニメ、映画除く）を今作ってもいいんじゃないのか？
ドラマ、映画、アニメでも常駐テロップ。マジでゴミ。
実は過去にドラマ、アニメ、映画でもテロップを出してた番組は少なからずあります。
ただ、どの番組も結局クレームなどでなくなっています。
それだけ物語に集中したい視聴者が多いわけなので、余計な演出はしたらいけないのです。
スポーツ番組もテロップに侵食。
スポーツ番組も例に漏れず、不必要なテロップに侵食されています。
プロ野球中継もそうですが、他のスポーツ中継でも厚かましいテロップ（野球のBSOなど必要な情報は除く）がよく出ているので、本当に邪魔。
ないのは地上波限定ですが高校野球（選抜、選手権）や大相撲中継など少なめ。ただし高校野球は開会式や閉会式などでテロップを載せる場合があるので笑点同様「ふざけるな」と思ってます。（BSCSになるとテロップは抑えられるという（無料BS除く））
youtubeも日テレ化？
YouTubeといった動画サイトでも過剰演出をするサイトは少なからずあります。
まぁ、消音してみるという手があるけどね。
ただ、やっぱりない方が見やすいのはいうまでもないかな？
まとめ。
まとめです。
本日は昨年から笑点メンバーとして桂宮治さんが加入したと同時に番組をプチリニューアルしました。
その一環でお題中にテロップを載せるという「改悪」で思ったことを解説しました。
わかりやすいのですが、やっぱり邪魔くさい。もはやノイズです。youtubeの動画に慣れてしまってるわたしにはノイズにしか見えなくなってます。
笑点やナイトスクープなど一部番組ではそこまで出さないので、布や髪をかぶせて隠すことは可能です。また、一部テレビではテレビの画面を消して音だけ出すことも可能です。
笑点がこうなってしまったので、もはやバラエティ番組でテロップを常に出してない番組は皆無です。
もはやノイズと化してる今のテレビ（というか動画も含め）の演出、見直すべきなんじゃないかな？
今回はテロップだけ取り上げましたが、他も同様。他で特にひどいのはワイプと山場CMやね。
大橋巨泉さんが草葉の陰で泣くわ。
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