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ノートパソコンをいわゆる別のキーボードを使って作業する方もいらっしゃると思いますが、その際ノートパソコンのキーボードの上にのせて使う方もいらっしゃいます。
そうなってしまうとキーボードの重みで誤操作を起こしてしまいがちです。
その時に役立つのがキーボードブリッジというものですが、一般的にHHKBを使うために制作されたもので、ほかのメーカーのものはなかなかありません。
金額も相当するので、この際自作してみようと考えたのが今回のお話です。
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尊師スタイルとは?
ノートパソコンのキーボードの上に別のキーボードをのせて作業するスタイルを「尊師スタイル」といいます。
名前の由来は有名なフリースタイル活動家が「尊師」としてあがめられていることからだそうです。
これによって自分の使いやすいキーボードをノートパソコンのキーボードの上にのせて使う効率のいいやり方となります。
尊師スタイルの欠点。
尊師スタイルでも欠点はあります。
それはキーボードの長さによってはキーを押したときに下のノートパソコンのキーボードをおしてしまい、誤操作を起こしてしまうことです。
それを防ぐためにある程度長いキーボードを購入して使うという手段もあります。
また、HHKBやマジックキーボードをMacBookで使う場合はそこまでいらないのでそのまんまつかえることがあります。
その誤操作を防ぐために製造されているのがキーボードブリッジというものです。
今回キーボードブリッジを作った理由。
今回、キーボードブリッジを作った理由は、WindowsPCで尊師スタイルをしたいのですが、使っているメカニカルキーボード(zalman K610(処分済み))をそのまま使うと下のキーボードを押してしまい、誤操作が起きてしまうためです。
また、これだけで使えるだけでなくMacBookでも活用できるように設計していこうと考えていきます。
ただ、zalmanメカニカルキーボードは諸事情により処分し、HHKB Studioを購入しました。よって、今後はStudioかProfessionalでの運用になると思います。
今回は処分前に撮影した写真で紹介するので、zalmanのメカニカルキーボードとなります。
キーボードの長さの計測。
まず最初に測定結果ですが、以下の通りです。(単位はmm)
MacBook Air(M3) | 300×110 |
ideapad 5i Gen8 | 310×110 |
つまり、300ミリの横幅が必要となります。縦幅は少なくとも120mmはいるかな?
買い出し。
そこでホームセンターでアクリル板とゴムシート(接着テープ付き)を購入しました。かかった予算は1,700円ぐらいで、厚さ3mmのアクリル板が1,200円もせずに長さが320×180のものでした。
寸法に従ってゴムシートを貼り、たわみが出るので縦にも細いシートを貼ります。
このように貼った状態でできたキーボードブリッジです。
両方に共通するのは、加工なしでやったので(アクリルカッターを持ってない)トラックパッドがあまり使えないということです。
拡大ぐらいなら問題なく使えそうですが、それ以外の便利機能となるとちょっとつかえないかもしれません。MacBookユーザーなら気を付けたほうがいいと思います。
ちなみにバード電子製のキーボードブリッジの幅は厚さ4mmで305x130mmとなっており、凹みがあるのでトラックパッドがちゃんと使えるように設計されています。ちなみに現行版の価格は5,280円。
実際使ってみるとかなり便利になった。
実際、ideapadで使ってみたのですが、使ってるメカニカルキーボードは爪を立てることができ、使いやすくなりました。
もちろん誤操作もそこまで起こることがないということがわかりました。
PCスタンドを買う計画もあったが、このやり方をすれば問題はなくなるかもね。w
自作でキーボードブリッジを作るまではBOYATAとかがだしているPCスタンドを購入するかもしれなかったです。
これでごろ寝で執筆するときに便利になるかな?とおもったんだけど、価格ももちろんだが不格好でちゃんと操作できるかどうかも不明でした。
キーボードブリッジを自作してしまえば、結局不要の長物となってしまいます。
なお、ノートパソコンを傾斜させる際は注意が必要で、その場合は普通に広いところで置いたほうがいいと思います。
まとめ。
まとめです。
今回は尊師スタイルで必要になるキーボードブリッジを自作したというお話です。
価格もトータルで2千円かからなかったこともあり、簡単に作れてしまい、相当便利なアイテムになります。
ただ、事前に寸法(主にバード電子製と自分の持ってるノートパソコン)を調べておいてから買ったほうがいいと思います。
一つ欠点を言えば、未加工の場合トラックパッドが使えない恐れがあります。その場合はアクリルカッターで切断して加工するといいでしょう。
実際使ったところ、誤操作も問題なくちゃんと使えています。寸法とゴムシートを貼る位置さえ間違えなければ簡単に作ることができます。
バード電子製が5千円することから。半分の材料費で自作できるのであれば、おすすめしたいですね。
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