【パソコン】Windows版M1 MacBook Air?(ideapad slim 5i Gen8レビュー)

 いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 先日、仕事用のWindowsのノートパソコン購入計画を書きましたが、その後購入しました。

 本日はそんな仕事用ノートパソコンとして購入したideapad slim 5i Gen8のファーストインプレッションです。

 実際、普段使いするのであればこれぐらいあれば十分というか、ないとダメなのが痛感できます。

 前回のブログは以下のリンクで。

仕事でMacBook Airを使っていたが、やはりWindowsじゃないと・・・

 仕事でよくMacBook Air(M1チップ)を持って行ってるわけですが、毎回毎回持っていく(自宅でも使うため)ので、荷物を軽減させたいのも併せて職場に置いておけるノートPCが欲しいわけです。

 少なくとも以下の条件は必須。

  • メモリは16GB、ストレージは512GB以上。
  • USBPD充電ができること。
  • M1チップ相当のCPU。

 それを踏まえて色々探しました。そして見つけました。

購入したノートパソコン。

 購入したのはLenovoのideapad slim 5i Gen8というもの。

 この商品は3種類ありますが、わたしが購入したものは一番安いモデル。価格は87,890円(執筆時)。(Office付属は112,860円)

 高いモデルはCPUがCorei5の第13世代(安いモデルは12世代)で、OLEDがディスプレイに採用されていますが、わたしが購入したものはIPS液晶。OLEDモデルは107,800円と高め。(Officeありは132,280円。)

 それでも1月ぐらいまでは7万円、9万円台とすごくコスパのいいノートパソコンでしたが、値上げしており、OLEDモデルは正直微妙ラインになっています。安価なIPSモデルとはおよそ2万円の価格差。

 OLEDモデル買うのであれば後述するGen9を買ったほうがいいかもしれません。

引用元:TOPCPU

 CPUはCorei5の12450Hで、高いモデルはCorei5の13500H。コア数、スレッド数はもちろん異なりますが、マルチコアが安いモデルの45%ぐらい上がっています。ただ、Gen9との価格差が3万円で相当パワーアップしているので高いモデルは個人的にかなり微妙です。

 とはいえ、仕事で使うんであれば安いCorei5 12500Hで十分。

M1チップとの比較。

引用元:TOPCPU

 ここで条件の一つである「M1チップ相当のCPU」ですが、これについてはTDP(後述)を除きほぼ合格点です。

 細かくいえばシングルコアはM1、マルチコアはCorei5の方が優っています。ただ、全体で見たら少し高いぐらいで実質M1程度の性能がこの第12世代Corei5になるわけです。

 先述のCorei5 13500Hと比べたら「Corei5 13500H>>Corei5 12450H>M1」という性能になっています。

8万円でもサクサク。

 M1チップのMacBookがさっくさくに動くわけですが、今回のideapadも普段使いならサクサクに動きます。

 今回のはメモリが16GB搭載されているので、8GBにしたときにどうなるかは不明ですが、普段使いで考えるならば問題なく使えることがわかります。それが8万円なら13万円のMacBook Airを買うよりこっち買った方がコスパがいいとも言えるでしょう。(もちろんOSが異なるので、コスパ面で見るのは違うと思うけどね)

 個人的にはメモリは16GB積んだほうがいいと思います。ストレージもできれば多めにとれば問題ないでしょう。それ考えたらこのノートパソコンはいいと思います。

iPhoneで撮影した写真はUSBメモリに入れる。

 MacBook Airの時はAirdropを使って転送していましたが、Windowsではそれができません。

 直接つないでやってもいいのですが、やはり確実なのは写真アプリからUSBメモリに保存する方式がやりやすいなと思います。

 幸い、所有してるのがiPhone15 Pro MaxとUSB-Cなので楽。

4K出力は可能、ただし画質は悪い。

 Thunderbolt非対応であるものの、DP Altarnativeモードは対応しているのでUSB-C経由でも表示は可能です。もちろん4K。

 ただ、文字は結構にじんでいるので個人的にお勧めできないかな?

 やはりグラフィックボードが内蔵でちゃっちいやつ(Intel UHD)なのか、そうゆう風になるのかもしれません。(Corei5 13500HはIntel Xeとのこと)

 ちなみにHDMIは4K非対応で、パソコンの解像度と同じ1920×1200までです。

 またsRGB領域もOLEDは100%に対し、IPS(今回のもの)は66%と少なめなので、色にこだわる方は要注意です。

電力は65W、ファンもよく回る。

 消費電力は65W、ファンもよく回ります。

 これは一般的なパソコンと同じように専用の充電ケーブルを装備することになっており、今回も普通に付属されています。

 ただし、USB-C充電なのでANKERなどがだしてる充電器による充電が可能です。

 こうなったのはもちろんCPUのTDPの影響。

 MacBook AirのTDPはCorei5 12450Hの2倍ほどになってるのでものすごく消費電力が少なくて済む、つまりアップルシリコンの電池持ちが非常にいいことがわかります。

 実際、フル充電からのバッテリー駆動時間は節電モードでも6時間程度とMacBook Airの半分にも満たない結果に。それだけ電力を消耗するわけです。

 Corei5 13500Hになるとある程度改善され、MacBook Air並みの電池持ちになるみたいですが・・・

 そうゆうことなので、充電器のワット数も跳ね上がっており65W必要になってきます。MacBook Airの30Wとはえらい違いです。(MacBook Proは同等以上)

Blenderも普通通り使える。(M1Airとほぼ同等処理)

 BlenderもMacBook Air並みの性能なのか、普通に操作することが可能。

 レンダリングの時間はメモリ8GBのMacBook Airとほぼ同等だったので、M1チップ相当の性能が8万円で買えるとなったらコスパはいいんじゃないでしょうか?(Thunderboltはないけど)

VMwareはもっさり。(今はRyzenの方がいいかも)

 一方仮想OSでおなじみのVMwareはもっさりしています。

 Coreiシリーズが第12世代から2つのコアに対応しており、高性能コア(Pコア)と高効率コア(Eコア)があり、二つのコアを割り当てています。

 ですが、VMwareはEコアしか使うことができず、現状でも最適化されていません。

 それによって生じるのがもっさり動作

 仕事で古いOSを使うのですが、以前のPCでは普通に使えたOSがもっさりして使いにくくなっています。

 解決策はVMXファイルの中のコアをすべてPコアもしくはEコアに割り当てるとか、電源の出力を最適化するなどいろいろありますが、根本的な解決に至っていません

 現状VMwareを使うのであれば古いIntelCPU(第11世代以前)のPCかAMDのRyzenシリーズ搭載PCを使うしかないと思います。

ただし持ってないので検証できません。自己責任でお願いします。

 ですので、現状はまえのPCは現状維持とし、このPCも併せて会社に置く予定。

 VMwareが最適化し、普通に使えるようになったら前のPCはお役御免です。

実は型落ち品。(Gen9が先日発売。)

 実は先日Gen9が発売されました。以下にまとめました。

Gen9Gen9Gen8Gen8
サイズ15.3型14型16型14型
CPUCore5 120UCore Ultra5
125H
Corei5 13500HCorei5 12450H
Corei5 13500H
Corei5 13600H
メモリ16GB16GB16GB16GB
ストレージ512GB512GB512GB512GB
モニターIPSOLEDIPSIPS
テンキーありなしありなし
価格94,820144,87099,90087,890

 同じ14型になるとCore Ultra(現行世代)になるので、M1どころの性能じゃなくなるのは当然ですが価格も大幅に跳ね上がります

 実際のGen9は同性能で14万円と超高額。電源も100Wにパワーアップしているので、充電器も選択する必要がでてきます。(IPSモデルもあるけど、メモリが8GBの上価格は134,640円とさほど変わらない)

 また、価格と性能を抑えたモデルが94,820円から発売されています。性能はCorei5 12450Hより当然いいので、今買うのであればこっちがいいかもしれません。

 ただし、画面が15.3型と大きくなっておりテンキーも付属されているので、携帯性は悪くなります。

わたしは個人的にテンキーありノートパソコンは好きじゃないので選択肢からはずしました。

 そりゃ、Gen9買った方が幸せになれるでしょうけど、テンキー付きの大型になるか、価格をもっと出してCore Ultraの14型を買うかの究極の選択になってしまいます。

 わたしは仕事用でM1チップ程度であれば問題ないので、これにしましたが・・・(もはや言い訳)

 今回のGen8は定価で買いましたが、レノボやAmazonなどでセールする時を狙った方が絶対にいいでしょう。型落ちになってるのも含めて。

 それを踏まえたうえで、それぞれの5iシリーズでこんな方が買うといいでしょう。

ideapad slim 5i Gen9 (15.3)多少高いけど性能はほどほどによい。
画面はそれなりに大きい。
ideapad slim 5i Gen9 (14)携帯性と性能を兼ね揃えたい方。
ただ、他製品と比較する必要あり。
ideapad slim 5i Gen8 (16)10万円以内で16型の大型ノートPCが欲しくて、
携帯しない方。
ideapad slim 5i Gen8 (14)携帯したいけど、価格も抑えたい方。

 Gen9の14型は特にこのあたりの価格帯で高性能のPC(しかも同社のもの)であるYOGAが控えているので、それも踏まえたうえでの選択がいいと思う。むしろYOGA入ればこれはコスパ悪くなる。(あっちはThunderbolt端子ある)

まとめ:8万円でこの性能なら及第点。微妙に欠点も多い。

 まとめですが、8万円でこの性能なら問題ありません。性能面でもM1チップ相当です。

 ただ、4K外部出力やゲーム、VMwareを使うのであれば問題が生じるので、その用途で使うのであればおすすめできません。

 4K出力やゲームはCorei5 13500Hやグラフィックカード搭載のPCを買うのが無難です。ゲームはグラフィックカードあったほうがいいけど。

 VMwareについては現状AMDのRyzenか第11世代のCoreiシリーズで動かすのがいいと思います。ただ、現状新品で買うのであればRyzenが現実的だと思う。(自己責任でお願いします)

 あと電池持ちも非常に悪く、上位版のCorei5 13500Hのモデルのほうがよくなってます。ただし価格も10万円オーバーなので絶妙に選択しづらい状況です。

 それ以外だと普通に使えるので、問題はないでしょう。

 ただ、型落ち品で新型のGen9が発売されています。15.3インチにインチアップしてCPUも少し良くなった9万円か、14インチはそのままだけど最新のIntel Ultraシリーズを搭載した14万円のものになるので、携帯性をとるか性能をとるかで5i Gen9の選択肢が出ると思います。

 とはいえ、5i Gen9の14インチについては上位機種のYOGAとほぼ同額になる可能性があるからむしろYOGAを買ったほうが幸せになれそう。Thunderbolt端子がついてるので・・・

 逆を言えば5i Gen8はセールで買ったほうがいいかもととれるでしょうけど、併売しているので急がなければちょっと待ったほうがいいかもしれません。

 ていうか、Lenovoの公式サイト、わかりづらい。(あるメーカーはもっとわかりづらい)

 

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引用元・リンク先(Lenovo):ideapad slim 5i Gen8

リンク先(Amazon):https://amzn.to/3VKVhpr

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