いつもご覧いただき、ありがとうございます。
先日19日に放送されたM-1グランプリ(朝日放送)、ご覧になられた方も多いと思います。今回は長谷川雅紀さんと渡辺隆さんによる「錦鯉」が優勝しました。
錦鯉はソニーミュージックアーティスツ(SMA)と漫才協会所属の漫才コンビで、江戸芸人としては第11回大会のトレンディエンジェル以来、吉本興業以外の芸人としては第7回のサンドウィッチマン以来です。(しかもどちらも敗者復活からの優勝)
同じ漫才協会の副会長で審査員を務めたナイツ・塙宣之さんと第7回優勝のサンドウィッチマンの富澤たけしさんが長谷川さんの涙を見てもらい泣きしたのは印象に残ります。
そんなこんなで盛り上がったM-1グランプリですが、今回わたしは趣向を変えて視聴しました。それはラジオでM-1グランプリを聴いたのです。
本日はそんなラジオで聴くM-1グランプリの感想を書きます。
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M-1グランプリはテレビだけが視聴手段じゃない。
M-1グランプリといえば、12月中旬に朝日放送(厳密には朝日放送テレビ)制作、テレビ朝日系列で放送される演芸コンテストとして知られています。大会発起人は島田紳助さん。(審査委員長、実行委員長兼務)
そのM-1グランプリは文字通りテレビで見るっていうのが一般的ですが、実はラジオでも聴くことができます。
ラジオは同じ朝日放送ラジオ(以下、ABCラジオ)制作でテレビと同じく生放送されます。ここでは実際行われているテレビ朝日の様子をラジオで実況するというものです。
これはラジオとテレビを兼業(現在は法人上分社化してる)する朝日放送だからこそできるもので、M-1グランプリ以外では甲子園(NHKと同様)も放送されています。
他局ではNHKがNHK紅白歌合戦(NHK総合)をラジオでも放送しています。
近年放送されているそうですが、実際開始された年は・・・ちょっとわかりません。すみません。
聴取手段。
この番組を聴くためにはもちろん関西圏をカバーするABCラジオが受信できる環境が必要です。
関西圏ではAMはもちろんのこと、FMでも聴くことができます。関西圏以外の近くの地域(岡山、香川、徳島、三重など)は基本的にAMのみです。
他の地域、例えば愛知、東京、愛媛や高知、広島などになると受信難易度は非常に高くなり、それなりの設備がないとできません。ここまで来たらマニアの領域。
一般的にAMで聴けない場合はradikoプレミアムで聴くことになります。
今年のパーソナリティは?
今年のパーソナリティは笑い飯の哲夫さん、銀シャリの橋本直さん、NON STYLEの石田明さん、朝日放送の斉藤真美アナウンサーが担当。会場の様子を実況します。(芸人さんは全員歴代のチャンピオンです)
実際の会場での音声が出るのは漫才のネタの時のみで、審査員の上沼恵美子さんや松本人志さんらのコメントの様子や表彰式などは放送されません。その様子を哲夫さんらパーソナリティが実況するというものです。
当日のわたしの視聴環境。
今回、ラジオで聴くことにしたわけですが、個人的な事情もあります。
今回はスーパーロボット大戦を進めたかったのもあったので、M-1はラジオで聴くことにしたのです。(いわゆるながら作業)
しかし、それでも会場の様子が全くわからないので、別途ワンセグテレビにてテレビ放送を受信、それで聴くことにしたわけです。すなわちテレビはゲーム、M-1はワンセグ、音声はラジオといった感じです。
感想としてはもちろん問題はないのですが、やはり実際の会場の音声が漫才のネタのみっていうのが残念です。例えば音声で流れる上沼さんから怒られる芸人さんに対してパーソナリティがツッコミを入れたりしたら面白かったんですけどね。(様子を見て流してるだけだからね)
ラジオを放送するということは、見れない方の需要があるのかな?
このラジオ放送をするというのは、当日M-1グランプリを見たいけど、仕事で見れない運転手の方(タクシーやトラック)とかわたしのようにながら作業をされる方のために放送してるんじゃないでしょうか?
実際M-1グランプリの視聴率は関西で3割前後、関東でも年々上昇して2割程度行ってることから、特に関西エリアで需要があるのは明白です。
NHK紅白歌合戦でも昔と比べたら減少傾向とはいえ、3〜4割程度なので合格点。(ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!(日本テレビ)は15%前後、民放ではトップ。)それ考えたら需要があってもおかしくありません。
キングオブコント(TBSテレビ)を放送するTBSテレビでもM-1と比較して視聴率は3分の1ぐらい。ただし、コア視聴率はトップとのことなので需要はあるだろうけど、TBSラジオの枠確保とコントという形態なのか、やるのは難しいかも・・・
THE W(日本テレビ)やR-1グランプリ(関西テレビ)が行う場合はRFラジオ日本やラジオ大阪が入るでしょうね。ただ、やはりどちらもコントやフリップ漫談になるとラジオでは表現が困難かも。
まとめ。
まとめです。
個人的にラジオ実況はあり、
しかし会場の音声はあったほうがよかったかな?
もう一つは
仕事の都合でテレビで見れないユーザーのためを考えてる。
ですね。
普通に考えたら、M-1グランプリを車で聴くのであれば別にナビのテレビ機能でもいけるわけです。(もちろん運転中の視聴は不可)ここでのユーザーというのは先述のとおりタクシーやトラックの運転手です。
運転する車の中にはテレビ機能のあるナビがあるでしょうけど、ない場合は携帯やスマホなどのワンセグ以外では手段がありませんし、それ以前に手間。だからラジオ実況を考えたのではないでしょうか?
やはり、甲子園や紅白歌合戦のように会場の音声をもっと入れてほしいというのはありますね。それがあったらまた違った楽しみ方ができると思います。
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