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先日、FireHD8といった8インチタブレットの更新計画ということで書きましたが、最終的に購入しました。
購入したのは結局シャオミのRedmi pad se 8.7というタブレットです。
今回はそんなRedmi pad se 8.7(以下、Redmi pad)のファーストインプレッションです。
引用元:小米技術日本株式会社
Contents
- 1 ALLDOCUBE、iPad miniと候補はあったがRedmi padを選んだ理由。
- 2 外観。
- 3 FireHDと比べても使いやすくなった。(性能はあくまでFireHDと比較して)
- 4 iPad miniより持ちやすい。
- 5 解像度は低いけど、そこまで気にするレベルではない。(FireHDと比較して)
- 6 SDカードは2TB入るけど、512GBまでで十分。
- 7 ペン書きはできるけど、ペンシルは使い物にならない。手書きが基本。
- 8 USB-Cは2.0、よって転送は遅い。(SDカードは別に転送推奨)
- 9 動画撮影はあきらめろ。(30fps)
- 10 顔認識や戻る方式にちょっと癖あり。
- 11 それよりも一般的なアプリがちゃんと使えるか?の方が大事。
- 12 HyperOS(Androidベース)はどこまで保証がもてるか?
- 13 まとめ:これより高性能な8インチタブレットを出してほしい。
ALLDOCUBE、iPad miniと候補はあったがRedmi padを選んだ理由。
前回、3種類のタブレットを比較したわけですが、最終的にRedmi padを選んだ理由は3つ。
一つは「あくまでエンタメ消費オンリーのため、iPad miniまではいらない」「中華でも大手メーカーのため」「iPad miniはSDカードがない」です。
FireHD8も結局は読書と動画閲覧程度(ブラウザは重たいので無理)しかつかっておらず、TVerやネットフリックス、X(Twitter)といったアプリが使えないというしろものだったので、結局エンタメ消費、それも限定されたアプリだけという状態です。
あと、動画編集をするわけではないので、iPad mini程のパワーは必要ないのです。個人的にiPad miniは欲しいのですが、まだまだ決定打に欠けるのです。
iPad miniはUSB-C(第6世代)に対応していますが、本体にSDカードを入れることができないのも理由の一つ、これはiPad全体に言えることですけどね・・・
あとシャオミにしたのは中華でも大手だから。シャオミやOPPOは日本の携帯電話会社(ドコモ、KDDI、ソフトバンク、IIJといったMVNO)が採用するぐらいです。(ファーウェイとZTEはアメリカから制裁うけてるのでダメ)
一方でALLDOCUBEといったメーカーは有名にはなりつつあるものの、シャオミやOPPOと比較してもまだまだマイナーなメーカー。ハードウェアの性能が良くても品質面やOS保証面で疑問が出てしまい、結局ある程度こなれてるシャオミのRedmi padにしたわけです。
外観。
購入したRedmi padは今後を見据えて4Gモデルにしています。64GBの4GBメモリで19,980円。(4Gなしは16,980円)
Wifiのみ | 4Gあり | |
4GB+64GB | 16,980 | 19,980 |
4GB+128GB | 24,980 | 27,980 |
6GB+128GB | – | 29,980 |
家電量販店で売られてるのは128GBモデルなので割高。
家電量販店でもこのredmi padは売られていますが、メモリ4GBでストレージが128GBのモデルしかありません。そして価格もバカ高くて24,980円と27,980円(4G)となっています。
ストレージを倍にするだけで8千円も価格がアップするのはかなりつらいところ。やはりネットで64GB買ってSDカードでカバーするのが一番安上がりです。(実際512GBのSDカードを4千円で購入している)
FireHDと比べても使いやすくなった。(性能はあくまでFireHDと比較して)
FireHDと比べても性能は1.5倍ぐらい上がっているので、あくまでFireHDと比べてですが使いやすくなっています。
なによりGoogle Playがあるので、FireHDでは入れることができなかったTVerやX、ネットフリックスなどを入れることができます。(ネットフリックスはプリインストールされてる)
また、Kindleを使ったのですが、FireHDでは若干のもっさり感が出ていたために、サクサクと動くようになっています。
ブラウザも問題なく使えており、FireHD買うぐらいならちょっとお金出してこれ買った方がいいと思います。
もちろん、iPad mini(A15 Bionic)やALLDOCUBEのiplay60 mini pro(Helio G99)と比べたらもっさりする(Helio G85)のでそこは要注意。当然ゲームはあまりできません。
iPad miniより持ちやすい。
意外かもしれませんが、個人的にiPad miniを何もつけずに片手で持つことは難しい。
それもそのはず、iPad miniの横幅は134.8mmで、redmi padは125.48mmとiPad miniの方が幅が広いので、片手で持ちにくい。
一方でredmi padは125mmなので、ケースをつけたとしても持ちやすかったです。コレって結構大きいですよ。
ただ、縦の幅はiPad miniが195.4mに対し、redmi padは211.58mmと長く、画面比が大きく異なる事情もあってポーチを選んでしまいます。
でも、16:9の動画を見る分はiPadになると黒ぶちが出てしまうため、長く設計されてるのはちゃんと見れるようにしているわけです。(おまけにDolby Atmos対応)
解像度は低いけど、そこまで気にするレベルではない。(FireHDと比較して)
解像度はiplay60 mini proがフルHDに対し、1340×800(183ppi)というHD画質。つまり画像のドットは目立ってしまいます。
ただ、普段使いする分そんなの気にする必要はなく、普通に使うことができます。
問題は文字が規格外に小さい時ぐらいかな?
FireHD8が1280×800(171ppi)ということと8インチということを考えたら、少し画質は良くなっているのが分かります。実際ppiでみるとFireHD8が171ppiで、redmi padが183ppiとなっています。
だからFireHD8からの乗り換えとなったら別に気にする必要のないレベルなのです。ま、普通の方はそんなの気にしないでしょうけどね・・・
これが解像度がそのままで10インチとかになったら大問題ですけど。
SDカードは2TB入るけど、512GBまでで十分。
SDカードはなんと2TBまで対応しています。
ただ、現実的には512GBが限界でしょう。
1TBになると1万円以上とコスパが最悪なので、5千円程度に抑えられる512GBまでで押さえておき、何枚か持っておくのがいいと思います。壊れたときのことを考えて。
なお、高性能のXiaomi PadにはSDカードスロットがついておりませんので、要注意。
ペン書きはできるけど、ペンシルは使い物にならない。手書きが基本。
実はこのredmi padにはペン書き機能が付いており、指を使ってなぞることはもちろん、市販のスタイラスペン(パームリジェクション非対応)をつかってもかくことができます。
ただ、この機能はあくまでおまけ程度にすぎず、ガラスシート貼ってる影響もありますが遅延もひどいです。
この辺りはやはりiPadの方に軍配が上がります。ペンを使う方はiPadの方がいいと思います。
USB-Cは2.0、よって転送は遅い。(SDカードは別に転送推奨)
付属のUSB-Cは3.0と思われますが、実は2.0。つまり転送速度は最大480Mbpsまで。
なので撮影動画の転送は時間がかかってしまいます。
勿論、SDカードへの転送も時間がかかってしまうため、SDカードは別途USB3.0に対応したアダプタでコピーした後に本体へ挿入した方がいいと思います。
ま、これはiPhone16にも言える話なんだけどね・・・
動画撮影はあきらめろ。(30fps)
カメラの画素数はリアが800MP、フロントが500MPです。
動画撮影は共に1080pおよび720pで撮影できますが、fpsは30なので動きがかくかくです。
なので、昔の映画を撮るみたいな動画を取らない限り動画撮影はあきらめた方がいいでしょう。
顔認識や戻る方式にちょっと癖あり。
所有してるRedmi Note 11と比べて少し性能はよくなっているものの、顔認識や戻る方式は少し癖があるみたい。
顔認識はスマホのNote11と同じカメラレンズ方式ですが、Note11よりも劣化してる印象。それだけ顔認証はいまいち。
戻る方式も少しスライドする方式だけど、それもちょっと遅かったりします。Note11とくらべたらどちらももっさりしてる印象を受けます。
それよりも一般的なアプリがちゃんと使えるか?の方が大事。
そもそも、このRedmi padの使用用途は「SNS」「動画閲覧」「ネット閲覧」「読書」「メディアプレイヤー」がメインとなると思います。
具体的にはX、Youtube、PrimeVideo、Chrome(わたしはSleipnir)、Kindleなど。
問題はそれらが普通に使えるかどうかですが、結論から言えば問題なく使えます。
ただ、他のレビューを見る限り沢山のアプリを立ち上げた状態で使用するともっさりするともいわれているので、不要なアプリはいったん消した方がよさそうです。
FireHDのブラウザがポンコツすぎて使い物にならないことを考えたら、数千円出してでもこれ買った方がいいと思います。
Wifiネットに関してはWifi5のため5G Wifi(G)がいいかもしれません。
HyperOS(Androidベース)はどこまで保証がもてるか?
Redmi pad se 8.7のOSはAndroid14ベースのHyperOSとなっています。
マイナーなメーカーの場合、AndroidのOSやセキュリティ保証がどこまでいけるのかが不透明です。
酷い場合だと一切のOSアップデートがなく、そのままということになりかねないのもALLDOCUBEなどのマイナーなメーカーのものを買わなかった理由です。
シャオミの場合もGoogleやサムスンのように名言はしていないため、どこまでいけるかはわかりません。
ただ、わたしが持っているRedmi Note 11(2022年購入)はAndroid13(2022年)となっており、OS保証は2回です。セキュリティパッチは2024年8月1日に更新されているため、まだ使える状態です。
となると、わたしはOSは2回、セキュリティパッチは最低でも3年はもつと予想します。少なくとも3年は最新のOSで使えるということです。
まとめ:これより高性能な8インチタブレットを出してほしい。
まとめです。
今回は8インチタブレット更新のため、Redmi pad se 8.7を購入しました。そのファーストインプレッションをご紹介しました。
率直な感想で言えば、普通に使える性能なのに価格帯までコストを抑えたなぁという印象です。SNSや動画、読書、ネット閲覧といった普通の使い方であればFireHD8を買うよりも数千円出してまでもこっちを買った方がいいと思います。
理由はいくつもありますが、やはりGoogle Playが入っているのが大きいです。
近年はマイナーなメーカーの8インチタブレットが広がっており、iPad miniかFireHD、その間をくぐってマイナーメーカーの構図だったんですが、FireHD8の価格が価格相応の性能じゃなくなったのを踏まえて、第3勢力として大手中華メーカーのシャオミが参入したわけでしょう。
今回はCPUなどの性能を抑えて価格を安くしていますが、10インチタブレットのXIAOMI PADのように高性能なハードウェアを載せた8インチタブレットが出てくることを願っております。
ただ、価格は3万円ほどに抑えてほしいんですけどね・・・XIAOMI Pad 6は49,800円~します・・・(SDカードは最低限必要)
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