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先日10月19日にbeatmaniaIIDX(以下、ビートマニア)シリーズの最新作が稼働開始しました。
今回のテーマはDJだそうで、ある種の原点回帰?といったとこになってるみたいです。本日はビートマニアの新作のファーストインプレッションレビューです。
Contents
お断り。
ビートマニアの関連用語でいろいろ書かれていますが、当ブログでは一部の用語を変更します。変更する用語とその理由は以下の通り。
本来はちゃんとした表記にしたいのですが、こればかりは勘弁してくれ。
変更前 | 変更後 | 理由 |
ONE MORE EXTRA STAGE | ENCORE STAGE | 元々このシステムはGITADORAで採用されたもの。 ギタドラでは変更後の表記で進行。 DDRも元はビートマニアと同じだったが、 のちにギタドラと同表記に変更。(EXTRAはつく) |
NORMAL | LIGHT7(14) | IIDX REDまでの難易度表記。 |
HYPER | 7(14)Keys | IIDX REDまでの難易度表記。 |
IIDX(弐寺など) | ビートマニア | 当ブログやSNSでの表記変更。 |
ナンバリング | ○○style | カッコがきでナンバリング表示。 この表記は10thstyleまで実施された。 |
価格。
通常価格を以下に示します。基本的にこの価格の半額で提供される事が多いです。
スタンダードスタート | 200円(206円) | カッコは電子マネーPASELIの金額。 2014年3月まではこの価格でプレミアムスタートが可能だった。 |
プレミアムスタート | 247円 | FINAL STAGEで条件を満たせばEXTRA STAGEに進出。 またVIP PASSの特典権利をもらえる。(課金やけど) |
VIP PASS GOLD | 62円 | 3ステージ保証が受けられる。 プレミアムスタートのみの特典。 |
VIP PASS PLATINUM | 83円 | 上記GOLDに加え難易度制限なしでプレイできる。 プレミアムスタートのみの特典。 |
ベーシックコース | 月額 330円 | 公式サイトのプレーデータやカスタマイズ、 ライバル登録など細かい設定ができるようになる。 他のコナミゲームとの共通コース。 |
プラチナメンバーズカード (プレミアムコース) | 月額 220円 | Vディスクが10枚になる、クイックリトライ機能が使える。 スコアデータをExcelのCSVダウンロードが可能になる。 他のコナミゲームとの共通コース。 |
プレミアムフリー | 店舗ごと に異なる。 | 一定時間を貸し切ってプレイできる。 金額は時間や店舗によって異なる。 |
動画購入 (Lightningモデルのみ) | 100円 | プレイ動画を購入して公式サイトからダウンロードできる。 |
ランダムレーンチケット (Lightningモデルのみ) | 10枚 300円 | レーンの配置を変更させてプレイできる。 (通常はできない) |
元々、ビートマニアなどの音楽ゲームは200円がデフォルトでしたが、2001年ごろに100円プレイになり、今に至ります。
beatmaniaIIDX 30thstyle RESIDENTのいいところ、悪いところ。
◎:フルHDになりました。
今回のビートマニアでは今までのHD画質からフルHD(1920×1080)の120Hz(通常盤は60Hz)で表示されることになりました。
これによって映像は綺麗に、そして情報はさらに細かく増えました。ライバル登録は今まで5人だったのが6人に増えました。
選曲画面で考えても前作と比較して枠は拡大している事がわかります。これは解像度が増えたことによる恩恵です。
裏を返せばLightningモデルのモニターはフルHDの120Hzってことになりますね・・・
×:昔の液晶はHDのみ。(仕様上しゃあない)
全部が全部フルHDになっているわけでなく、2008年に稼働したDJ TROOPERS(15thstyle)からスタートした液晶モニターは非常に古いのとフルHDテレビが当時高額だったこともあり通常のHD画質です。
フルHDにするにはモニターを変えるしか方法はありませんので、結局このようなモデルの筐体は今まで通りのHD画質になります。
参考までに2008年当時のフルHD37型テレビの価格は20万円前後。パナソニック(当時は松下電器産業)のVIERA LZ85が26万円、LZ80が24万円です。LZ85は倍速液晶対応です。
その後2009年(パナソニック社名変更後)に販売されたVIERAの32型はフルHDのVシリーズが20万円、HDのGシリーズが14万円と価格差が6万円。
安く生産しなければならないので当時はHDモニターだけだったでしょうね。
◎:LEGGENDARIAのVディスク消費が4→1枚に変更。
ビートマニアの難易度は5段階。BEGINNER、NORMAL(Light14)、HYPER(14Keys)、ANOTHERそしてLEGGENDARIA(レジェンダリア)です。
このレジェンダリア譜面はギタドラやチュウニズムのMASTERといった難関譜面に相当するものから同時にチャージ譜面を追加した癖の強い譜面まであります。まぁ、近年は難関譜面になる傾向があるけどね。
そのレジェンダリア譜面はプレイするごとにVディスクというポイントを消費します。
Vディスクは1プレイごとに7枚ゲット(プレミアムチケットに課金すれば10枚)できるようになります。
そして1曲プレイする際にそのVディスクが4枚消費される仕組み。
今回はそのVディスクが1枚に減らされたため、1クレジット3ステージ全部レジェンダリア譜面でやった場合3枚の消費で済むわけです。今までは12枚だったから非常にやりやすくなってます。
×:さっさとVディスクなしでも選曲させて欲しいわ。
ただ、元々はポイント消費なので役割を果たせていましたが、今回から1枚消費なので実質無条件状態になりつつあります。それならさっさとVディスクなしでもやらせて欲しいと思うわけです。
なお、VディスクそのものはFINAL STAGE以外のステージでゲームクリアーできない場合や100枚貯めるともらえる「VIP BLACK PASS」という特典山盛りのチケットがもらえるので、Vディスク廃止は難しいでしょう。ちなみにVIP PASSは3種類あります。
VIP PASS GOLD | 課金 | 3ステージ保証。 |
VIP PASS PLATINUM | 課金 | 上記に加え難易度制限なし。 |
VIP PASS BLACK | Vディスク100枚で1枚 | 上記に加え同楽曲を連続プレー可能。 |
ここではあくまでレジェンダリア譜面ではイラねぇやろということですね。
◎:ノーツレーダー機能の拡張。
楽曲の譜面の傾向がわかるノーツレーダーがサポート目的でパワーアップ。
各々の属性カテゴリが追加されてプレイヤーの実力に合わせた楽曲をお薦め曲として選曲できるようになりました。
さらにリザルト画面で詳細な結果を確認できるようになりました。対象は10曲。
なお、ノーツレーダの項目は以下の通り。
名称 | メモ | 主な楽曲 |
NOTES | 音符数の多さ。 | MENDES |
PEAK | 瞬間密度。 | 冥 |
SCRATCH | レコード(スクラッチ)の数。 | 灼熱Beach Side Bunny |
SOF-LAN | 途中でBPMが変更になる楽曲。 なお、ライオン株式会社とは関係なし。 | SOFTLANDING ON THE BODY |
CHARGE | ボタンを押し続けるチャージを使う譜面。 | Kailua |
CHORD | 同時押し。 | KAMIKAZE |
×:曜日ボーナスが廃止。
SINOBUZ(24thstyle)から採用された曜日ボーナスがSTEP UPモードの「レベル制限なし復習フォルダ」を除いて廃止。
また、先述のVディスク1枚消費は通常仕様になりました。
特に痛いのはVIP PASS BLACKかな?あれは便利なんですよね。
他にもHAZARDやFREEプレイモードが無くなったりと残念仕様ですが、多分使うユーザーがいないからやめたんじゃないでしょうか?
×:課金前提のゲーム。
ビートマニアというよりも今の業務用のゲームは課金前提で作られています。セガやバンダイナムコのゲームも同じですよね。
VIP PASS PLATINUMを入れると320円(一般的に160円)かかる計算となります。まぁ、昔のスタイルで考えたらお得と・・・言っていいのかな?(昔は1クレ300円ってところもありました。特典なんてないし)
jubeatはそんなにかかりませんが、ビートマニアの場合上記の通りいろんなところで課金が必要になります。
特にベーシックコースは登録すると非常に便利な機能が使えるようになるので、つけるユーザーはいます。ゲームプレイのカスタマイズやらのちにやるであろう前作楽曲の購入「権利」まで。
ゲームプレイのカスタマイズはまだいいとしても、購入権利ぐらいは無料にしろよ。
ちなみにわたしは今のところベーシックコースへの加入の予定はありません。
×:いまだに保証なし!
他の音楽ゲームでは当たり前のようにつけている「ステージ保証」(チュウニズムやjubeatは条件必要)「同じ楽曲を連続プレイ」「難易度の制限なし」はビートマニアではできません。
先述のVIP PASSを使うわけですが、どれも条件付きなので気軽に選ぶ事ができません。
VIP PASS GOLD | 課金 | 3ステージ保証。 |
VIP PASS PLATINUM | 課金 | 上記に加え難易度制限なし。 |
VIP PASS BLACK | Vディスク100枚で1枚 | 上記に加え同楽曲を連続プレー可能。 |
本来なら同じようにして欲しいけど、そうは問屋はおろさないやろうね。せめて合計550円のプレミアムコースでできるようにして欲しいところはある。
×:BEMANIフォルダも細分化してほしい。
BEMANIシリーズは登場してから今年で丸25年。それまで登場したBEMANIのゲームがビートマニアに移植されることはよくあります。
当然ですがBEMANIフォルダは存在します。しかし、ゲームによる細分化は行われておらず、一つのフォルダに入ってるので初出のゲームが何かさっぱりわかりません。
わたしはたまにBEMANI移植楽曲をプレイする事があるので、これは正直細分化してもいいんじゃないでしょうか?
なお、jubeatとかギタドラはちゃんと細分化されてるし、他もやってるところは多いです。
?:基本的な構成は8年前から変わらん。
今のビートマニアの稼働期間内の構成ははっきり言ってPENDIUM(22ndstyle)から変わっていません。主な構成は以下の通り。
- スコアリセット(クリアランプは継続)
- 稼働初期に前作(今回はCastHour)の楽曲の解放ができない。
- 前前作(今回はBISTROVER)の楽曲の無条件解放まで2年かかる。
- 前前作で行われた連動イベントの無条件解放までは3年かかる。※
- プレーカスタマイズのリセット。
- 途中でアリーナモード(ネット対戦)やイベントを実施。
※連動イベントで隠された楽曲が無条件解放されるまでに廃盤になった楽曲もあります。
これでいいというユーザーもいるかもしれませんが、そろそろ大幅の構成変更を考えて欲しいと思うのはわたしだけでしょうか?
ちなみに、SPADA(21ststyle)まではゲーム終了後にイベントを開催。SIRIUS(17thstyle)までは4面(EXTRA STAGE)で専用フォルダ(入ると元に戻れない)が用意されていました。つまり、定期的に変わっていたんですよね。(Verによっては現在も進行)
ただ、2014年の120円値上げによって今の体制になってるから、それに伴ったイベントになってるのかもしれないですね。
先日久々に2千円程度プレイしてきた。
先日、ラウンドワンがBEMANI PRO LEAGUEで優勝したことを記念して27日から30日までの4日間、ビートマニア、DanceDanceRevolution、サウンドボルテックス(全てプロリーグ対象ゲーム)にかぎり33%割引セールを実施していました。
そこで仕事が休みの時にラウンドワンに足を運んでガッツリプレイしてきました。w
合計で17クレジット(内プレミアムフリー12分2回、スタンダードプレイ2回)やりましたが、2千円を上回りませんでした。
いろいろ遊んでみましたが、楽しかったですね。翌日手が死んだけど。w
わたしのプレイスタイル。
基本的にダブルですが、ここではさらに詳細を解説。
わたしが実際にプレイする時に設定するのは「LIFT」「スピード」のみ。SUDDEN+は試しましたが、見にくいので結局取りやめ。
今まではスピードだけでやってましたが、頭を下げなければならず、わかりづらかったためにLIFTを設定するとやりやすくなりました。
ただその分レーンが狭くなるのでスピードも下げなければなりません。
今までは15で設定していましたが、現在は13にしています。
しかし、BPMが途中で変更される楽曲(いわゆるソフラン)はさらに調整が必至で、調査が必要。特にDAY DREAMはMAX300やけど実際は170なので難しいんですよ。
まとめ。
まとめです。
今回はビートマニアの新作のファーストインプレッションをご紹介しました。
楽曲自体はそこまでやってないのでよくわからないのでシステムとプレイスタイルの変更をご紹介しました。
一番はフルHDに対応したこと。それによって解像度が上がり情報表示が増えました。それと最高難易度の役割を担うレジェンダリアの実質無条件に近づきつつなったのは評価。(さっさと無条件にしてほしい)
ただ、それだけで基本的に変わっていないのでそろそろなんか変えて欲しいと思うのはわたしだけでしょうか?
今後も定期的にプレイしていきますが、気になる事があればお話しします。
公式サイト:https://p.eagate.573.jp/game/2dx/30/index.html
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