【ゲーム】任天堂、歓迎と失望。(Nintendo Switch2正式発表をみて)

 いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 先日4月2日、Nintendo Switch2の正式発表がありました。

 今回はそれをみてわたしが感じたことをお話ししたいと思います。なお、個人的な見解たっぷりなので参考程度でお願いします。

引用元:任天堂株式会社株式会社ソニーインタラクティブエンターテイメント株式会社コナミアミューズメント

任天堂、歓迎と失望。(結論)

 今回のスイッチ2の感想としては以下の通り。

歓迎。失望。
スイッチ2が正式に発売日決定。
徹底した転売ヤー対策。
木曜発売。
価格。

Nintendo Switch2の詳細。

 Nintendo Switch2の発売日は6月5日で、価格は日本版が49,980円、世界版が69,980円となります。

 新たな機能としてチャット機能(Cボタン)、4K120fps対応(一部ソフト)、携帯モードでもフルHD、ストレージが256GBに増量(ソフトも64GBに増量)、ドックにファンが搭載など、スイッチと比べて大幅にパワーアップしています。

 ただし、モニターはただの液晶(OLEDでない)で、SDカードもExpress対応と従来のものが使用できない。アダプターやHDMIケーブルも上位規格に変更されており、スイッチとの互換性がありません。

 その分コントローラー系は互換性があるので、今までのスイッチで使ってたコントローラー、とりわけプロコンが使えるのが大きいのです。

徹底した転売ヤー対策。

 PS5が転売ヤーの餌食にされ、ようやく落ち着いたところで価格の値上げという仕打ちを受けてしまい、現在8万円(ブルーレイモデル)になってしまったPS5。

 そしてPROモデルに至っては12万円とバカ高く、パソコン買った方が幸せになんね?とも言われているほど。(それでもスペックで比べたら安いとのこと、でもゲーム機として考えたらねぇ。)

 そうやってソニーが転売ヤーに舐められてた反面、任天堂は徹底した転売ヤー対策を本体、付属アイテムでやってます。

 具体的には2025年2月28日の時点で「ソフトのプレイ時間が50時間以上(体験版のぞく)」「Nintendo Switch Onlineに1年以上契約しており、現在でも契約していること」という厳しい条件を掻い潜って抽選予約ができるというものです。

 またSDカードも256GBを6,980円という安い価格で掲示されており、もちろん本体購入者限定。

 そして日本版を49980円で出すことにより、海外でプレイできない仕様となっています。69,980円の海外のスイッチ2は任天堂の通販でしか購入することができず、もちろん上記の条件に合わなければ購入できません。

 このように転売ヤー対策を徹底することにより、ちゃんとしたユーザーに行き届くことができるわけです。

ただ、やはり5万円は高い。海外では高いとブーイングの嵐。

 とはいえ、5万円は安いと言われているものの、任天堂の歴代ハードが過去2.5〜3万円弱で買えたことを考えると49,980円は非常に高額。

 海外では「高すぎる」とブーイングの嵐になってるそうです。

アメリカ価格は449.99ドルですが、州による税金及び昨今のトランプ関税の影響でさらに高額になることを見込んだ上でのブーイングもあると思われます。

 PS5の8万円と比べて安いのは事実だけど、ゲーム機として考えたら高額。

 少しお金出したらiPadが買える値段なので、そう考えたら高いよね。

 とはいえ、1990年代中盤の次世代ゲーム機戦争の時のセガサターン、プレイステーション、NINTENDO64などの価格を見ると結構な値段になっていたのです。

 ただ、あの頃は文字通り戦争状態で、ソニーが価格を値下げを頻繁に行い、スクウェア(現在のスクウェア・エニックス)を取り込んだことによりPSが覇者となり、Wiiまで続きました。

 発売当時の価格とスイッチ2の価格は以下の通り。

ハード名メーカー価格
スーパーファミコン任天堂25,000円(消費税3%込)
PCエンジンDUONEC59,800円(税抜)
セガサターンセガ44,800円(税抜)
PlayStation
PlayStation2
ソニー39,800円(税抜)
NINTENDO64
NINTENDO GAMECUBE
任天堂25,000円(税抜)
Wii
NINTENDO 3DS
任天堂25,000円(消費税5%込)
NIntendo Switch任天堂29,980円(税抜)
PlayStation5(Blu-ray)ソニー49,980円(税抜)
Nintendo Switch(OLED)任天堂37,980円
Nintendo Switch2任天堂49,980円(日本)
69,980円(海外)

 こうやって考えると、スイッチ2はセガサターンとほぼ同じ価格になるのです。そして値下げする未来は見えない。w

 でも、コストを抑えつつ性能を上げまくって価格も勉強したであろう任天堂でもここまでかという意味で49,980円なのかもしれません。

異例の木曜発売。

 6月5日は木曜日です。

 任天堂は過去、ビッグタイトルのみ金曜日発売にこだわり、そうじゃないのは木曜発売という方向を出していました。(ポケモンのみ土曜日)

 ただ、昨年ぐらいからビッグタイトルですら木曜日発売になる傾向になっています。過去、WiiUの頃も木曜発売が多かったけど、途中から元に戻しています。

 今回の失望はソニーに忖度、魂を売ったと揶揄するぐらい木曜発売に踏み切ったことです。

 スイッチとスイッチOLEDモデルは金曜日に発売していましたが、先述の通り昨年ぐらいから任天堂タイトルも木曜発売ばかりに踏み切ったために今回の木曜発売になったのかもしれません。

 任天堂のハードは金曜日に出すことが多いため、木曜発売は異例中の異例です。

なぜゲームは木曜発売になったのか?(いわゆるソニーマンセー。)

 ここで余談。

 なぜゲームソフトの発売が木曜日発売になったのか?についてです。

 これはソニーが最初に掲示したものです。

 元々は金曜日発売だったのですが、金曜に発売して売り切ってしまうと土日の休日に販売できなくなり、機会損失となるのです。

 まして当時はゲームカセットなので、生産に時間がかかるという欠点もありました。

 それを防ぐのと、CD-ROMになったこともあり、木曜に発売して売り切っても金曜日に生産出荷し、土日に入荷して販売できるようにしたわけです。だから木曜日発売になった。

 当時独自に販売ルートを持っていたコナミが任天堂ハードですら木曜発売に踏み切ったのはその頃です。(だから社名含めコナミが一番のソニーマンセーメーカーと揶揄している。)

 ただ、現在ではその名残が非常に強く残っており、インターネットオンリーの配信ですら木曜発売にこだわるところが出ています。

 ビートマニアやサウンドボルテックス、セガの音楽ゲームの楽曲配信やイベント(グッズキャンペーンなど)、セガやタカラトミーのゲームの稼働が木曜日になってるのはマジで意味不明。(コナミのビートマニアの稼働やギタドラの配信は水曜日)

 任天堂がソニーに忖度しただの魂売っただのと揶揄してるのは、そういったソニーがやったことを真似しているからなのです。

実際あなたは抽選予約できたのか?

 今回のスイッチ2の抽選予約ですが、結論から言えばできています。

 一つ目の50時間プレイはドラクエ3の70時間でクリアーしています。ちなみにリングフィットアドベンチャーは40時間でした。w

 二つ目のスイッチオンラインは過去テトリス99に付属していた1年間無料で使える(といっても有料コンテンツ合わせて3,400円(消費税8%込)なんだけどね。)チケットが付属しており、それを契約したのもカウントされていました。

 これは税抜6,980円で発売されていたスーパーマリオメーカー2のスイッチオンライン付属版も同じようになります。(むしろこっちの方が1,400円お買い得となる)

 普通に2,400円課金して契約はもちろんのこと、無料チケットでもカウントできるみたいです。

 最終的に1ヶ月だけスイッチオンラインを契約した状態で抽選予約ができています。

 ちなみにマリオカート付属版でなく本体のみにしました。倍率が高いと判断しているので。

まとめ。

 まとめです。

 今回はNintendo Switch2が発表された感想を述べてみました。

 発売はもちろん歓迎するし、転売ヤー対策を徹底していることは評価したいと思います。

 木曜発売になったのは異例中の異例ですが、価格についてはゲーム機としては高すぎるし、値下げされる未来が見えてこないのでやはり高いと感じています。(ま、任天堂ですらソニーマンセーしてるのは気に入らないが・・・)

 これは海外になると顕著で、ブーイングの嵐とも言われています。

 ただ、任天堂としてもここまで性能を上げてすら価格も限界だったと思います。これ以上下げすぎると赤字になっては元も子もありません。(過去NINTENDO3DSでやらかしている)

 当然売れますが、高いと判断して買い控えるユーザーが出ないか正直心配ですね。

 また何かあれば書きます。

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