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本日はちょっと小ネタ。
去年の5月からビートマニアに復帰していますが、ふと気づいたことがあります。それはゲームセンターが恐ろしいほど減ってるということです。
住んでいる松山市や住んでた高松市でもそれを痛感してしまうことがあります。本日はそんなお話し。
明らかに減ってるゲームセンター。
わたしがビートマニアをやり始めてから今年で25年目、その間にDDRやjubeatなどのゲームに手を出していますが、ブランクを経て復帰した現在、ゲームセンターが減っています。
そもそもゲームセンターといってもビデオゲーム、体感ゲーム(音楽ゲーム含む)、メダルゲーム(パチンコ、パチスロ含む)、プライズゲームと多岐に渡っています。
松山市で例を挙げると、ゲームセンターはあるにしても「やりたいゲームのあるゲームセンター」に絞れば減っています。
コナミの音楽ゲーム、とりわけビートマニアに限定すると松山市でできるのは8店舗。しかし以前まではそれ以上のゲームセンターでプレイできました。現在できるゲーセンとできないゲーセンをまとめたのが以下の表。(高松市含め間違いがあればご指摘ください。)
現在も営業中 | 稼働終了 | 閉店 |
MG余戸店(LM) MG大街道店(LM) MGキスケ店(LM) MG朝生田店 ラウンドワン松山店(LM) アミパラ松山店 タイトーステーション衣山店 プリーズ松山店(Rootage) | バンバン衣山店 宮西スタジアム ビッグバンEX ショッカー松山 | バンバン2 ハスラー2 駅前スタジアム3 グラントシティMG クラブゼロ |
松山市は案外(地元資本の株式会社MGの店舗が多いため)安定しているのですが、それでもユーザーはキスケ店(JR松山駅前のキスケボックス内)に集中しているそう。ラウンドワンとか他の店舗はそんなにいないとも言われている。
何より愛媛大学や松山大学周辺のゲームセンターはバンバン2の閉店(現在はマンション)で全滅していることから、身近なゲームセンターはマジで少なくなってます。
一方で高松市の場合は以下のとおり。
現在も営業中 | 稼働終了 | 閉店 |
アミュージアム高松店 まるゲ MGレインボー店(LM) ラウンドワン高松店(LM) シーサイドボウル高松 | Reブリーズ高松店(旧作) MG屋島店 ソユーゴールデンシティ高松店 | T-Birds高松店 戦 |
高松市内もラウンドワンに集中している印象。MGレインボー店(マルナカパワーシティレインボー店)も夕方ごろや休日は順番待ちができるので、安定はしてるっぽい。(ただ、マルナカのリニューアルで規模縮小)
ビートマニアに限定しているけど、これがjubeatになるとさらに悲惨なことに・・・
現在も営業中 | 稼働終了 | 閉店 |
MG大街道店 MGキスケ店 宮西スタジアム | MG朝生田店 MG余戸店 アミパラ松山店 ラウンドワン松山店 タイトーステーション衣山店 バンバン衣山店 ビッグバンEX | グラントシティMG バンバン2 駅前スタジアム |
現在も営業中 | 稼働終了 | 閉店 |
なし | ラウンドワン高松店 アミュージアム高松店 まるゲ MGレインボー店 ジャンボフェリー高松待合所 モーリーファンタジー高松東店(初代) シーサイドボウル高松 | 戦 |
jubeatの場合、人気の低下はもちろんのことですが筐体の老朽化もありfestoで撤去したゲームセンターも少なくありません。
高松市はAve稼働時唯一できてたアミュージアム高松店が今年の2月に撤去されたので、高松市内でjubeatができるゲーセンは無くなってしまったわけです。(善通寺と綾川でできる)
パンデミック以前から言われ続けたこと。
ゲーセンの閉店ラッシュは2020年のパンデミック以前から言われ続けたことで、その間に家庭用ゲーム機の進歩、筐体価格の高騰化、風営法の改正(に伴う営業時間の短縮)、消費税増税やレベニューシェアによる課金制度(いわゆるコンマイ税、セガ税)も相成って30年前と比べて5分の1までに減っているとのこと。
1989年は22000店舗あったのが、2017年には4000店舗と減っています。現在でもパンデミックの影響も含め右肩下がりになっています。
現実高松市にあった「戦」はその間に閉店しています。
参考サイト:https://news.yahoo.co.jp/byline/shigiharamorihiro/20190423-00122897
昔は深夜でも営業してたが、今は無理。
昔はハスラー2のように24時間営業(一部電源は切ってた)とかやってたけど、今はほとんどのゲーセンが24時までで終了。
ラウンドワンも一部の店舗では深夜でも稼働できる環境(通路とかにおく)ようになってるけど、それも高松店など一部の店舗で松山店では不可能。
そして未成年の入店も時間制限が設けられています。
昔はできていたことが今ではできなくなってるのも足枷になってると思う。
今のゲーセンも必死。
色々あるけど、ゲーセンはゲーセン側で生き残りに必死です。
近年は電気代の高騰でビデオゲームのプレイを50円から100円、200円とかに値上げする店舗も増えています。
そもそもビデオゲームだけでやっていけないので、プライズゲームに重点的にシフトしてるところが増えています。(メダルゲームは単価が下がってるので厳しい)
音楽ゲームに関しても3面設定で10分程度。1時間だったら600円から720円の儲けにしかなりません。(そこから光熱費、人件費、上納金、消費税が引かれるので実際の収益は微々たるものに・・・)
一方でプライズゲームだと2分で100円〜。1時間ぶっ通しでやれば3,000円以上もザラじゃない。しかもビデオゲームと比べて敷居が低いのでやりやすい。そしてお店側の融通も利く。
それ考えたらラウンドワンがプライズゲーム重視にするのも納得です。儲かるから。
実際高松店はメガクレーンと言ってプライズの数を大幅に増やし、松山店も1階フロアをほとんどプライズコーナーにしてビデオゲーム(音楽ゲーム含む)は3階に移転してます。(5階はボウリング、他はスポッチャ。)
また、バンバン2のあった場所にはマンションが建設されています。これもやはりゲーセンでは食べていけないという所作なのかも・・・
MGキスケ店も1階のプライズコーナーを増やしており、ビデオゲームは2階に移転。スペースは拡張していますが、ここは集客が見込めるだろうからやってるでしょうね。
結。
ゲームセンターは以前より営業しづらくなってるのは事実で、松山市や高松市に限ってみてもやはり以前より少なくなったと思います。
都会でも有名なウェアハウス川崎店が閉店したり、老舗のゲームセンターがどんどん無くなっている状況です。
今後もこのような状況は続くため、メーカーもお店も生き残りに必死です。何か興味があれば足を運べる機会を作ってほしい、そう願っております。
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