【調査】4Kデュアルディスプレイのカーソルのカクツキを防ぐ。【ビデオカード】

 いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 現在わたしはデュアルディスプレイ(デュアルモニター)を構築しています。普通に使う分には問題ないのですが、一つだけ問題があります。

 それがサブモニターの動作がかくついていること。

 当初は別にいいやと思っていたのですが、やはり今後のことを考えたら微妙と感じ始めています。

 本日はそういったサブモニターのカクツキを解消することを考察します。

現状。

 現在所持してるWIndowsPCは某パソコンショップのBTOで2019年8月に購入。

 スペックはCorei5の8400(第8世代)で、外部出力はDP(ディスプレイポート)とDVIポートのみ。そうHDMIがありません。

 当初は動画のことも考えなくてそこそこ動ければいいと判断しているので、それなりのスペックにしていました。

デュアルモニター構築。

 松山に転勤を含めて帰ってきてから、実家からBenQのモニターを引っ張り出したことによってデュアルモニターを構築します。

 当初は横に二画面使ってましたが、最終的にサブモニターは縦画面にして現在に至ります。

最大の問題。

 デュアルモニターにしたことにより快適になりましたが、最大の問題があります。

 それがモニタのカクツキ問題。

 モニターは本体のDPとDVIから接続し、DVIはHDMIに変換して接続しています。それぞれちゃんと4Kで表示されているのですが、DVIから出たものはカクツキが生じ始めています。

 過去、MacBook Airを同じBenQのモニターで表示した時と同じです。

 これの場合は同時購入していたANKERのUSB-CハブのHDMI出力が4K30Hzまでしか対応していなかったため、結果的にDELLのモニターでUSB-C接続しました。DELLのモニターについては以下のリンク先参照。

原因。

 原因はDVI端子から出力した映像を4Kにしたらカクツキが生じたため。

 DVIにはシングルリンクとデュアルリンクがあります。シングルリンクは1920×1200、デュアルリンクは2560×1600までサクサクの60Hzで表示ができます。

 そしてデュアルリンクは4Kの3840×2400にすることができますが、その代わりにリフレッシュレートが33Hzに落ちてしまいます。これがモニタのカクツキの原因です。

 逆を言えばわたしのパソコンのDVIはデュアルリンクに対応しているってことになります。非対応なら1920×1200までしか表示できません。

対策。

 じゃあ、今後60Hzのリフレッシュレートのデュアルモニターを構築するにはどうすればいいかを考えました。

 結果的に「ビデオカードを導入する」か「新しいパソコンを購入する」のどれかになります。その際、4Kデュアルモニターに対応した規格に対応しなければなりません。

 以前、会社のモニターを更新した際にまとめたリンク先も参考して欲しいのですが、4Kにするんだったら少なくともHDMI、理想はDP2枚差し。

 4K表示の場合少なくともDP端子は1.4、HDMI端子なら2.0以上にしなければなりません。

 DP端子も60Hzならそれでいいのですが、ゲーム等で144Hzにするとディスプレイストリーム圧縮(DSC)によってデータ(帯域幅)が圧縮される形になります。だからDP2.0以上になるわけです。

 5Kにする場合もDP2.0にする必要があります。

 HDMI端子も今までの1.4なら4K30Hzまでしか対応していないため、少なくともHDMI2.0は必要。

 こちらも144Hzや5Kとかにした場合はDP同様にDSCになるのでDP以上にめんどくさい。しかもHDMI2.1にしなければならないのでめんどくささはDP以上。

 

 とはいえ、ゲームもせずに4Kデュアルモニターで60Hzにするのであればここまでは不要。だからDP1.4かHDMI2.0が最低ラインということになります。

具体的にどうすればいいか?

 ここからは具体的にどうすればいいかを考えてみます。考えられる点は2つ。

ビデオカード購入:想定予算2万円以上。

引用元:アマゾン

 まずはビデオカードの購入です。

 ビデオカード(グラフィックボード)を導入するのが一番近い近道。しかし上記の通りHDMI2.0及びDP1.4以上対応もしくはDP1.4が2つのものを選ばなければなりません。

 もちろん、1万円前後の安価なビデオカードでもいいんですが、条件を満たせなければ意味がありません。調べてみるとこの辺りはできるみたいです。

 しかし、GTXで使える機能は制限されるため、それ目的の場合はお勧めできないし、価格的に中途半端さが拭いきれません。

 GTX1650以降になると今度は2万円を超えることもザラでなく、そうなってくるとこれだけのために2〜3万円出すのも抵抗が出てきます。

ちなみにコナミのサウンドボルテックスをプレイする際はGTX1650以上推奨です。

 現時点では動画の視聴と軽いExcelの作業だけなので、結局これ出すぐらいなら妥協して今の状態を維持したほうがいいかもしれないと思ってしまいます。

 ただし、今後動画とかゲームをする場合は話が変わってきます。でもそれだけのために買うんであればパソコンを買い替えるほうがいいと思う。

本体とビデオカードのDP端子から出力するのは良くない。

 DP付きの安いビデオカードを購入して、本体とビデオカードのDPからデュアルモニター出力は物理的に可能。

 しかし、BIOSで設定する必要もあるし、それぞれの画面出力で不具合や故障の危険もあるとのことでこのやり方は良くないみたいです。残念。

新しいデスクトップパソコンの導入:想定予算10万円前後。

 そう考えると、ビデオカードを買うぐらいなら対応できる新しいデスクトップパソコンを買ったほうがマシっていうこともあります。

 今のパソコンが7.5万円ほどしているので、想定予算としては用途によるけど10万円前後。

 現在はデータ整理やブログ執筆、ネット閲覧しか使ってないので、そこまで必要ないので今後の課題材料。

 結局は動画の視聴でなく動画編集とかゲームをするといったきっかけがあれば導入すればいいと思います。

結局。

 現在デュアルモニターの用途は

  • ネット閲覧。
  • 動画視聴。
  • データ整理。
  • 簡単な計算。
  • ブログ執筆。

程度であり、負荷のかかるゲームや動画編集はしていません。(動画をする場合は現時点ではMacBookやiPadでやる予定)

 サブモニターはデータ整理や動画視聴の時にしか使っていません。

 そうなれば今必要か?と言えばそうでもないので、現時点ではカクついていますが普通に使えているので、このままで行こうと思います。

まとめ。

 まとめです。

 今回は4Kデュアルモニターのカーソルのカクツキが気になるということでどうするか考えてみました。

 解決策としてビデオカードか新しいパソコンを買うほうがいいのですが、少なくともDP1.4及びHDMI2.0は必要になってくるので、低予算で解決できるものではありません。

 ビデオカードはGT1030 LPが1.3万円と中途半端だし、それ以上になると2万円クラスのGTX1650以上になります。これだけのために2万円は流石に抵抗があります。

 パソコンも用途が現状軽い作業だけなので、現時点で必要ありません。だから現時点ではかくついているのを我慢して使っていくほうが賢明です。

 まぁ、ゲーム、動画や高度な画像編集等が発生した場合は話が変わってくるのでそのタイミングで動こうかと思っています。

 今はそのままで行くしかないっすね。

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