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先日7月22日にスクウェア・エニックスはNintendo SwitchにてLIVE A LIVE(ライブ・ア・ライブ。以下LAL)を発売しました。
このゲームは8つの舞台を選択してプレイするオムニバス形式のロールプレイングゲームです。発売は1994年なので28年ぶりにリメイクとして登場した形となっています。
本日はそんなLALのファーストインプレッションです。ただ、現在はそこまでプレイできない状況なので、動画等の感想もございますがしっかりと購入しています。
Contents
データと評価。
発売日 | 2022年7月22日 |
ハード | Nintendo Switch |
発売元 | スクウェア・エニックス |
価格 | 通常版:7,480円 限定版:22,000円 |
プロデューサー | 時田貴司さん |
音楽 | 下村陽子さん |
イラスト | 小林よしのり先生、藤原芳秀先生、石渡治先生 青山剛昌先生、皆川亮二先生、島本和彦先生 田村由美先生、宮本由香先生(原作) 生島直樹先生(リメイク) |
協力 | 小学館(コロコロコミック、GameON!!) |
評価 | 4(迷ったら買え) |
LIVE A LIVEとは?

LALは1994年9月2日にスクウェア(現、スクウェア・エニックス)から発売されたスーパーファミコン用ロールプレイングゲームです。価格は税抜き9,900円。主な制作者は時田貴司さん。
8人の主人公が8つの設定された舞台で目的を達成するオムニバス形式のゲームです。最終的に一人を除く7人の主人公が同じ舞台で行動を共にします。
このゲームはスクウェアと小学館の共同制作として制作されます。そのため小学館の雑誌(コロコロコミック、少年サンデー、少女コミック、ビッグコミックなど)で執筆している漫画家が7つの舞台のキャラクターをデザインしました。
元々はコロコロコミックの企画。

LALはコロコロコミックから全て始まりました。1993年12月号にて「よしりんゲームチャレンジ1」ということで、当時おぼっちゃまくん(テレビ朝日)を連載していた「よしりん」こと小林よしのり先生が描いた原始人(のちの原始編)のキャラクターを使ってくれるゲームメーカーを募集したことから全ての始まりです。(情報開示という観点で)
小林先生はこのように述べていました。
ゲームメーカーのしょくん!!ワシの書いたこのキャラをゲームにできるか!?勇気ある応ぼ待っとる!!
よしりん
小林先生は「よしりんのライブ・ア・ライブ」というタイトルで漫画を連載。LALの制作の裏側をギャグ調で描いていました。これ、正直復刊して欲しい漫画。
ライブアライブの原始編のイラスト公開の9ヶ月後の1994年9月号をもっておぼっちゃまくんは連載を終了します。(のちにいろんな雑誌(コロコロ含む)にて連載している)
そしておぼっちゃまくんと並行して1992年から連載しているのがゴーマニズム宣言。これも当初は扶桑社(フジサンケイグループ)で連載していましたが、コロコロコミックの小学館へ移籍。現在は小学館と扶桑社と幻冬舎を中心に連載中。(最近お騒がせだが)
最初の情報はコロコロコミックですが、時田さんによると「GameONという雑誌を創刊するので縁が重なってやりましょう」となり、漫画家のチョイスはスタッフと相談してリクエストに答えた形になっているそうです。最初の情報で小林先生のイラストが開示されたから多分既に1993年12月の段階でスクウェアに決まってたのかな?
小学館のゲーム雑誌による情報。
翌年1994年、小学館はGameON!というゲーム専門誌を創刊します。そこで掲載されていたのは名探偵コナン(読売テレビ)で知られる青山剛昌先生のイラスト。イラストは忍者とお城などが乗っていました。これがのちの幕末編です。
そこで初めてスクウェアとの共同製作であることが判明します。しかし、この時点でタイトル名や小林先生のイラストを使ってくれるゲームメーカーとの接点はありませんでした。
ちなみに、青山先生はリメイク版発売のお祝いメッセージにて
「ヤイバ」を描き終えて「コナン」を始めるまでの4週間の中の5日ぐらい使って描いたっけ・・・
剛昌
とおっしゃっています。
コナンは1994年のGameOn創刊と同時期に連載開始、アニメ化は1996年初頭から放送され現在に至ります。
スクウェアが名乗りを上げ、ゲームシステムを公開。

小林先生のラブコールに名乗りを挙げたのがスクウェアです。スクウェアから小林先生が描いた原始編のドットキャラクター(加藤清文さんによる)を公開。
そして、GameONの青山先生のイラストとの関連性やタイトル名を正式に発表します。
その後、炎の転校生の島本和彦先生をはじめ最終的にう7人の漫画家先生によるイラストが公開、そしてそれが「ライブアライブ」という一つのゲームとして制作されます。
コロコロコミックは特に先取り情報を公開。中世編と最終編も!
コロコロコミックでは非公開だった8つ目の舞台「中世編」と主人公が一堂に会する「メインシナリオ(最終編)」の情報を発売2ヶ月前に公開します。ちなみに当時は広告等でそれらの存在は伏せていたそうです。
参考サイト:https://ameblo.jp/ronaku/entry-11480568454.html
今回のリメイク版では最初から中世編の情報(主人公や周辺のキャラクター)を公開、主人公であるオルステッドもパッケージに掲載されています。(原作は掲載されてない。)
キャラクターデザイン。
先述の通り、LALのキャラクターデザインは小林先生ら7人の漫画家先生とスクウェアスタッフ(宮本由香先生)によるものです。
以下に当時のデザインおよび今回のリメイクのデザイナーと代表作をまとめました。
パート | イラスト | 代表作(当時掲載は太字) | 当時のメイン雑誌 |
原始編 | 小林よしのり先生 | おぼっちゃまくん(テレビ朝日) ゴーマニズム宣言 東大一直線 | コロコロコミック |
功夫編 | 藤原芳秀先生 | 拳児 ジーザス 闇のイージス | 少年サンデー |
西部編 | 石渡治先生 | LOVe B・B Odds | 少年サンデー |
幕末編 | 青山剛昌先生 | 名探偵コナン(読売テレビ) 剣勇伝説YAIBA(テレビ東京) まじっく快斗(読売テレビ) | 少年サンデー |
現代編 | 皆川亮二先生 | スプリガン(Netflix) ARMS(テレビ東京) PEACE MAKER | 少年サンデー |
近未来編 | 島本和彦先生 | 炎の転校生(ポニーキャニオン) 燃えよペン アオイホノオ(テレビ東京) | 少年サンデー |
SF編 | 田村由美先生 | BASARA(サンテレビ) 7SEEDS(Netflix) 巴がゆく! | 少女コミック |
中世編 | 宮本由香(yuka)先生 | とーとつにエジプト神(U-NEXT) | 元スクウェア |
リメイク | 生島直樹先生 | オクトパストラベラー トライアングルストラテジー | スクウェア・エニックス |
特に力を入れていた「手塚秀彦さん」。
北海道のダスキン代理店「アイビック」の社長である手塚秀彦さん。手塚さんはTSUTAYAのフランチャイジー「アカシヤ」も経営しています。
手塚さんにはもう一つの名前があります、それが漫画家・島本和彦先生です。島本先生は会社経営者「手塚秀彦」と漫画家「島本和彦」の二足の草鞋でお仕事されています。
島本先生はLALの近未来編を担当します。その後ブリキ大王の主題歌の歌詞を一般公募していたところに応募し、採用されます。(「東京都在住 漫画家 島本和彦」として応募、当時は東京に在住、その後北海道に戻り現在に至ります。)
LALリメイク発売のおよそ1年前に特番として復活したお笑いマンガ道場(中京テレビ)の回答者として登板したのは記憶に新しいところ。(司会の柏村武昭さんと回答者の車だん吉先生も登板。)
島本先生これは放送できません。wwwwwwwwww
島本先生にとっても思い入れの強いゲームであったこともあり、今回のリメイクでも全面協力。プラモのボックスデザインを手掛けます。(後述)
また、燃えよペンのLAL特別編をTwitterで掲載。その後ビッグガンガンに掲載されます。同様にサンデーGXでも今回のリメイク版を「吼えろペンRRR」にて舞台裏を紹介しています。
カプコンの下村陽子さんによる音楽。

音楽を担当したのは当時カプコンから移籍したばかりの下村陽子さん。今回のLALでも協力しています。
下村さんの代表作といえばストリートファイターII。このノウハウは現代編でも生かされています。
その後スーパーマリオRPG、キングダムハーツ、聖剣伝説 Legend Of Manaなどを担当し、2002年に(スクウェア・エニックスになる前に)退社、フリーランスになり現在に至ります。
現在でもカプコン、スクウェア・エニックス、任天堂はもちろん、ポップンミュージックやチュウニズム、リフレクビートといった音楽ゲームたや大乱闘スマッシュブラザーズなども担当しています。アニメでもDAN DOH!!(テレビ東京)などを担当しています。
コロコロコミックとよしりんによる企画なのに奥が深い内容。
ネタバレになる可能性も出るので簡単に言いますが、LALはシステムはもちろん構成やストーリーも色々オマージュが施されています。
中世編のオルステッドとストレイボウの関係からアリシアとの関連性はFF4に似た感じ。しかも・・・(以下ネタバレのため自主規制)
功夫編のキャラクターは西遊記や中国香港映画の俳優さんから名前を拝借し、サモはサモ・ハン・キンポーさん、ユンはユン・ピョウさんから来ています。レイはブルース・リーさんの本名レイ・シウルンさんからです。
さらに言えば老師役の石丸博也さんはジャッキー・チェンさん、水島裕さんもサモ・ハン・キンポーさんの吹き替えでお馴染み。今回の人選はそれも含まれると思われます。
また、全ての舞台のボスは「あるフレーズ」をもじったものとなっています。これもそれぞれの伏線となっています。
小林先生担当の原始編では「キングマンモー」、青山先生担当の幕末編では「魔神龍之介」「岩間さま」というボスが隠れています。後者はファイナルファンタジーVの「神龍」と「オメガ」のオマージュです。
幕末編はさらに0人斬りや100人斬りのやり込み要素もできます。
最終編でも100回逃げると登場するボスがあるなど、素直に逃げてたら大ごとなイベントや数々の隠しボスを登場させたりとゲーム的にやり込み要素はいっぱいです。
このように伏線回収がすごいゲームなのです。元々はよしりんとコロコロコミックのゲームだから「ギャグゲー」と思われてもしゃあないよな。w
FFVIとクロノ・トリガー(集英社)の間に発売された不運。

LALが発売された1994年当時、スクウェアのゲームはスーパーファミコンとゲームボーイで数々のロールプレイングゲームを発売してきました。
1994年といえば、ファイナルファンタジーVIが発売された年。当然大ヒットします。
さらに1995年に堀井雄二先生、鳥山明先生を迎え入れた「ドリームプロジェクト」によるクロノ・トリガーが発売されます。こちらも大ヒットします。
しかもクロノ・トリガーは同じ小学館の一ツ橋グループの集英社(もともと小学館の娯楽部門として設立した会社)が大きく関わっています。(特に鳥山先生の担当であるDrマシリトこと鳥嶋和彦さん)
ドラゴンクエスト、FF、クロノ・トリガーは集英社を中心に各雑誌でアピールしていますが、LALは小学館との共同製作だったこともあり、小学館中心で特にコロコロコミックとGameONでアピールしていました。
LALの売り上げはFF6やクロノ・トリガーと比べて惨敗。また前の週には20周年で声をかけるきっかけとなった任天堂とC級コピーライターの糸井重里さんによるMOTHER2が発売されたこともつながっていたんじゃないかと言われています。
そのMOTHER2は小学館が協力しています。CMも元SMAPの木村拓哉さんを起用したことで話題になりました。
LALは小学館以外ではFF6、MOTHER2、クロノトリガーと比べそこまでプッシュされなかったこともあり、「マイナーゲー」として知られるようになりました。
それぞれの発売日、価格、売り上げ本数をまとめてみました。
メーカー | 発売日 | 価格(税抜) | 売り上げ(日本) | 主な人物 | |
ファイナルファンタジーVI | スクウェア | 1994.4.2 | 11,400円 | 約255万本 | 坂口博信さん |
MOTHER2 | 任天堂 | 1994.8.27 | 9,800円 | 約30万本 | 糸井重里さん 岩田聡さん 宮本茂さん |
LIVE A LIVE | スクウェア | 1994.9.2 | 9,900円 | 約27万本 | 時田貴司さん |
クロノ・トリガー | スクウェア | 1995.3.11 | 11,400円 | 約202万本 | 堀井雄二先生 鳥山明先生 坂口博信さん |
実はMOTHER2もFF6やクロノトリガーと比較して売れてないことがわかります。てかこの二つが異常すぎるだけ。MOTHER2もLALもそこそこ売れた形となります。
しかし時田さんは「やりたいことを打ち込んだ作品だが、ヒットとはならずクロノトリガー(集英社のゲーム)の制作に入るという悔しい思いをしました」と語っています。
コアなファンが多い。
当時のスクウェアはFF6、クロノ・トリガーや聖剣伝説3、ロマンシングサガ3など大ヒットゲームを生み出したのとは裏腹に、LALやフロントミッション、バハムートラグーンといった異質なロールプレイングゲームも生み出していました。
LALは緻密なストーリー構成からコアなファンを生み出すこととなり、28年のリメイク発売まで数々の投稿者から評価され、マイナーゲームながらも評価の高いゲームとなっています。
任天堂の打診がきっかけで話が進む。

時田さんによるとLAL発売20周年のタイミングで任天堂(当時の社長は岩田聡さん)から「バーチャルコンソールで出しませんか?」と打診があったそうです。
LALを出すのはいいけど、問題になるのは7人の漫画家先生によるイラストの使用許可です。時田さんは小学館と再びコンタクトを取ることにします。
ここでもよしりんが動き出す!
小林先生は2014年のブログで「おぼっちゃまくんの担当だった久保ちゃんがLALをケータイで出すからイラストの使用の許可をお願いしたい」と公開しました。
久保ちゃんこと久保雅一さんは当時小林先生の担当で、おぼっちゃまくんでも頻繁に登場した小学館の名物社員です。
同時期に連載していた「おこっちゃまくん」(ゴーマニズム宣言のルーツ)では誤植などが発覚したら小林先生らよしりん企画(今回のリメイクでも協力)のスタッフにお仕置きされるといったいじられキャラでした。w
その後久保さんは爆走兄弟レッツ&ゴー(テレビ東京)、ポケットモンスター(テレビ東京)、おはスタ(テレビ東京)、妖怪ウォッチ(テレビ東京)、新幹線変形ロボシンカリオン(TBSテレビ/テレビ東京)などのプロデュースをし、成功を収めます。
現在は小学館取締役、小学館集英社プロダクション常務取締役などに着任されてます。
その久保さんは小林先生含む7人の先生方への交渉に奔走していたことを時田さんがTwitterで発言されています。その時の様子かどうかは不明ですが、ほぼ間違いないといっても過言ではありません。
小林先生含む全員のOKをもらい、WiiUとニンテンドー3DSのバーチャルコンソールへの移植、グッズの販売ができるようになります。
バーチャルコンソールでの配信もMOTHER2でプログラマーとチーフプロデューサーを務めた任天堂の岩田聡さん(MOTHER2製作当時HAL研究所社長)もトゥイッターで直々に発言されています。
しかも紹介動画では1分のところ2分も紹介されるという優遇っぷり。そりゃMOTHER2を出した任天堂がプッシュするぐらい「多くの方の記憶に残り続けてきたRPG」としてLALは認知されてることがわかります。
HD-2Dによるリメイクを発表。

時田さんは当時LALに関することといえばイベントやグッズ販売程度のことしかできませんでした。ゲームに関しては過去にもLALのリメイクをトライしてきたのですが、なかなかうまくいかなかったそうです。
そしてオクトパストラベラーを製作したチームと合流することにより、今回のリメイクを制作するに至りました。
HD-2Dというドット絵に3DCGを加えるという新しいやり方。動かすキャラクターが主にドット絵になっているのに対し、舞台になる背景が3DCGになったりドット絵調のCGになったりと表現が豊かになります。
オクトパストラベラーやトライアングルストラテジーで採用され、その後ドラゴンクエストIIIでリメイクが決定しています。
時田さんは「3Dだとイメージが壊れてしまうのではないかと考えていたが、HD-2Dなら面白くできそう」と開発を開始しました。
豪華声優陣によるボイス!
今回のLALではボイス付きになり、ほとんどの場面でキャラクターがしゃべります。
主人公のキャスト+アルファは以下の通り。
パート | 主人公 | 担当 | 代表作 |
原始編 | ポゴ | 緒方恵美さん | 新世紀エヴァンゲリオン(テレビ東京) |
功夫編 | 心山拳老師 | 石丸博也さん | マジンガーZ(フジテレビ) |
功夫編 | レイ・クウゴ | 上田麗奈さん | アイカツスターズ!(テレビ東京) |
功夫編 | サモ・ハッカ | 水島裕さん | 六神合体ゴッドマーズ(日本テレビ) |
功夫編 | ユン・ジョウ | 下野紘さん | 進撃の巨人(毎日放送) |
西武編 | サンダウン・キッド | 大塚明夫さん | メタルギアソリッド(コナミ) |
幕末編 | おぼろ丸 | 橋詰知久さん | 進撃の巨人(毎日放送) |
現代編 | 高原日勝 | 関智一さん | ドラえもん(テレビ朝日) |
近未来編 | 田所アキラ | 赤羽根健治さん | THE IDOLM@STER(バンダイナムコ) |
SF編 | キューブ | なし | なし |
中世編 | オルステッド | 中村悠一さん | おそ松さん(テレビ東京) |
全般 | 杉田智和さん | 銀魂(テレビ東京) |
22,000円の限定版。

スクウェア・エニックスは公式通販で限定盤(コレクターズエディション)を発売しています。現在でも購入が可能です。
具体的な内容は以下の通り。
- ライブアライブのゲームカード(カセット)
- ブリキ大王のプラモデル(島本和彦先生完全かきおろし)
- ボードゲーム(ホビージャパン制作)
- サウンドトラック(当時のイラストを掲載したブックレット付き)
- エナメルバッグ
特に島本和彦先生が書き下ろしたプラモデルとホビージャパンが製作したゲームは注目すべきアイテムです。
他にもサントラに付属されるブックレットには当時描かれたイラストが掲載されています。
2019年に発売されたスイッチ版ドラクエ11ですら台本、カバー付きメモパッドであったことから相当力入れることがわかります。その分価格も22,000円と高額ですが・・・w
一部変更点あり。
28年前のゲームであるため、当時の表現がコンプライアンスなどの理由で変更されているものがあります。以下はその一部。
- 功夫編。レイ・クウゴの一人称が「あたい」から「あたし」に変更。
- 近未来編。「妙子のパンツ」が「妙子のヘソクリ」に変更。他も変更あり。
- 現代編。一部台詞にピー音あり。
- 原始編。すっぽんぽんのキャラクターもパンツ(腰蓑)などを着用。
プレイステーションやSteam、スマホでの販売はあるのか?
これについてはわたしは当時「出すんじゃないか?」と思いました。
しかし、時田さんの発言、特に「任天堂からバーチャルコンソール移植」の打診があったことから任天堂も協力していることがわかります。
実際、海外版LALは任天堂から発売されることとなります。そうなるとプレイステーションやSteamなどの任天堂以外のゲーム機やスマホで発売されるのはかなり難しいと思われます。
まとめ。

まとめです。
話がめちゃくちゃ長くなったので、今回はファーストインプレッションと言いましたが、ほとんど今までの経緯をまとめただけになってしまいました。w
ライブアライブはコロコロコミックと小林よしのり先生の企画から始まり、小学館とスクウェアの共同制作として制作されたゲームです。
売り上げはFF6や同じ一ツ橋グループの集英社のクロノ・トリガーにボロ負けしますが、コアな人気を誇り、20周年を機に任天堂からバーチャルコンソール移植の話が出ます。移植にあたりイラストの使用許可のために小林先生ら漫画家先生に交渉したのが小学館の久保雅一さん(小林先生の担当)です。
許可をもらった後にVC移植やグッズの販売を行なったのちにHD-2Dのノウハウを活かしたリメイクを2019年から開始、パンデミックの影響もあって大幅に長引きましたが、ようやく発売に漕ぎ着けました。
次回はゲームシステムのファーストインプレッションをお話しします。
参考サイト:https://www.famitsu.com/news/202202/10250530.html
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