【ヤリス】アクアとヤリス、どっちがお得か俺も検証してみるよ。【オプションなど】

 いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 先日からTwitterでわたしはヤリスについて色々愚痴っています。ヤリス本体ではなくてヤリスを比較する評論家に対して、ですが。

 その評論家は「ヤリスにアルミホイールとコンセントを入れたら245万円になるので、アクアの方が買い得である」と評しています。これにわたしは疑問を感じているわけです。

 本日は自分なりにではありますが、アクアとヤリスどっちがお得かを改めて検証してみます。過去にヤリスについて書いた記事も掲載しています。あれから少し考え方が変わってます。

比較対象。

 比較対象はどちらも一番上位グレードであるZ。アクアはハイブリッド専売のためヤリスもハイブリッドモデルで検証します。特記がない限りZグレードハイブリッドモデルで検証します。

 ヤリスの価格は2,324,000円、アクアの価格が2,400,000円です。価格差は76,000円。(共にFF(2WD)、4WDだと多少高くなりますが、基本的に同じです。)

評論家に対する不満・怒り。

アクアのセンターコンソール。
下の四角ボタンにシートヒーターのスイッチが搭載される。

 この評論家は「アルミホイールのホイール径」と「ヤリスに装備されているシートヒーターやイージーシート」についてはスルーしています。

 前者のホイール径については雑誌によって入れているものもありますが、大半は入れずに掲載しているので、5万円アクアの方が得と言われてもおかしいと思うわけです。

 シートヒーターはさらに何もなかったかのように無視してるのは問題。

 このように整合性が取れていないのに「アクアが買い得」と言い切ってるのに矛盾を感じているわけです。

あるもの、ないもの。

 ここではアクア、ヤリスについている装備をまとめてみました。△はメーカーオプション(アームレストとフォグランプのみディーラーオプション)、×は装備不可能を指します。

 パノラミックビューモニター(360度モニター)などどちらもメーカーオプション設定はとりあえず外しています。ただし、合皮シートのみ入れています。これにはちゃんとした理由があります。

ヤリスアクアヤリスクロス(参考)
燃費(WLTCモード)35.4km/L33.6km/L27.8km/L
アルミホイール15インチ18インチ(切削)
コンセント標準
シートヒーター標準標準
ステアリングヒーター×標準
合皮シート標準
メモリーシート標準××
パワーシート×標準
EPB××標準
停止保持×標準標準(HOLDあり)
シフトノブストレート電子式ストレート
USB端子USB-A:1USB-A:1
USB-C:1(充電用)
USB-A:1
USB-C:1(充電用)
ACC速度0km/h0km/h0km/h
LEDライト標準標準(バイビーム)標準
方向指示器(リア)LED豆球LED
ナンバープレートランプ豆球LED豆球
フォグランプ標準
アームレスト標準
モニター8インチ10.5インチ
(画質ks)
8インチ
こうみるとヤリスクロスはパーフェクトやね。売れるのもわかるわ。

 このようにみてみると、あらためてどこかでケチっているのは否定しません。アクアの方がヤリスより7.2万円高くなってるけど、それだけ装備をヤリスより充実しているって言うのがわかります。それでもヤリスクロス(HYBRID Z)に負けてしまいますが・・・

はっきり言って、特にこだわりや住宅事情に配慮しないのであれば、ヤリスクロスの方が絶対にいいです。EPB付いてるし。

なお、アクアの10.5インチは大きなセールスポイントにはなるものの、解像度はヤリスと変わりません。つまりピクセルが大きくなるので画質は悪くなります。iPhoneだってインチ数によって解像度を変えてるって言うのはそうゆうことです。ProとPro Maxの解像度が同じだったらPro Maxの方が画面は汚くなります。

アクアにしかなく、ヤリスにつけられない決定的なもの。

 上記は全てオプションでつけられるものですが、ここからはアクアにあってヤリスになく、オプションでも取り付け不可能なものをまとめてみます。

 結論から言えば、サスペンションやPOWER+モードの搭載など車の機構的なものがほとんどで、ヤリスと比べると多いですね。

メモ
バイポーラ
ニッケル水素電池
集電帯を併用化することにより、小型化、高出力化を実現。
現時点ではアクア(Xグレード除く)のみに搭載されている。
ただ、それによる電解液の液絡(短絡)問題がある。
ステアリングヒーターハンドルにヒーターをつける。
MOPのセット販売(後述)により取り付け可能。
ヤリスクロスはMOPでつけれるけど、ヤリスは不可能。
POWER+強力な回生ブレーキを出し、ワンペダル走行を実現。
日産のノートに似たような機能。
スウィングバルブショック
アブソーバー(サスペンション)
レクサスブランドの車に使われてるサスペンションを採用。
これにより静粛性を向上。(Gグレード以下は非採用)
フロントドアガラス遮音性を採用することにより、静粛性を向上。
10.5インチモニターGグレードは7インチ、オプション設定で変更できる。
後部座席の広さヤリスと比較して広く設定されている。
また、ドアの幅も10cmほど広いので入りやすい。
USB-C充電専用。ヤリスクロスにもついている。
後席アームレストその代わりドア部にドリンクホルダーが設置されない。
出典元:トヨタ自動車

 特に売りにしているバイポーラニッケル水素電池は近年使われているリチウムイオン電池と異なり、今まで使われてきたニッケル水素電池を極性を一つにまとめることでコンパクトにしたもの。

 また、リチウムイオン電池のような大きさでも高出力が実現できます。それにリチウムというレアメタルをメインで採用しない&リサイクルが容易となりうるのでコストも抑えられそうです。

 これによりEV運転がヤリスの20km/hに対し40km/hまで対応できるとのこと。まぁ、この辺りはバイポーラ型電池の恩恵なのかどうかは不明。

 ただし、現時点ではアクア(Xグレード除く)のみに採用されているだけです。ヤリス、ヤリスクロスはもちろんカローラシリーズやハリアー、ノアやヴォクシーなどは全てリチウムイオン電池です。

 つまり今でも手探りの状態が続いていると思われます。そうじゃなかったらノアやヴォクシーにも既につけているはずです。現時点ではアクアのみの特権になってます。

ドア部にドリンクホルダーが設置されない。
(代わりにセンターにアームレストとドリンクホルダーが設置(X以下はセンターコンソール))

 また、後部座席の膝回りやドアの幅はヤリスと比較して広い。これはホイールベースが広く確保されたことに他なりません。よって、後席も人が入れるように設計されています。

 このようにアクアは小さいながらもユーティリティ、静粛性を高めていることがよくわかります。

ヤリスにしかなく、アクアにつけられない決定的なもの。

 逆にヤリスにあってアクアになく、オプションでも取り付け不可能なものを以下にまとめます。

メモ
助手席シートバックポケット助手席裏のポケット。
助手席シートアンダートレイ助手席下のトレイ。
ヤリスはCDプレイヤーとの兼用不可能。
ハロゲンランプアクアのヘッドランプは全てLED。
ZのみさらにバイビームLEDとなる。
オールLEDランプヤリスZ、ヤリスクロスZとGRヤリス標準。
バックの方向指示器も含めてLED。(アクアは豆球)

 ヤリスはどちらかといえば一人で乗る場合を想定したものが装備される傾向にあります。下位グレードに装備されるハロゲンランプはただのコストダウン。

 このようにみると、ヤリスの場合1〜2人で乗るのに最適であるということがわかります。そうなると後席が狭くても別にいいやということにつながってきます。とはいえ、ステアリングヒーターが装備できないのは非常に残念。(ヤリスクロスはオプションで設定可能。)

 なお、アクアもGグレードになるとイージーシート、アンダートレイなどをオプション設定で装備することができます。

価格を改めてみてみる。

 このことから、うるさくて狭いゴミ糞のヤリスを買うのは損と(どこかの評論家のように)思うだろうけど、ここから価格をつけてみます。

 評論家は「ヤリスにアルミホイールとコンセントをつけるとアクアより5万円高くなる」と評していたが、問題点だってあります。

 一番の問題はアルミホイールのインチ数が異なり、シートヒーターのことはスルーしてること。それなのに「ヤリスより買い得」と抜かしている。

ヤリスに標準装備される15インチホイール。(スチール)
ヤリスで変更できる16インチ切削ホイール。(引用元:トヨタ公式)
アクアに標準装備される15インチホイール。
アクアで変更できる16インチ切削ホイール。

 比較するヤリスのアルミホイールは16インチの切削なのに対し、アクアのアルミホイールは15インチの一般的なものになります。アクアにも16インチの切削アルミホイールに変更できる設定があります。(ただし、幅はアクアの方が上(アクア:195/55R16、ヤリス:185/55R16))

 それを考えて金額を掲示します。価格差は「アクアーヤリス」で計算。▲が表示されればアクアの方が安上がりという計算です。

ヤリスアクア
車両本体価格2,324,0002,400,000
アルミホイール(16インチ)82,50039,600
コンセント44,000標準
ここまでの総額2,450,5002,439,600
(価格差:▲10,900)
シートヒーター標準61,600
ステアリングヒーター×↑シートヒーターとセット販売
合皮シート11,000↑シートヒーターとセット販売
メモリーシート標準×
パワーシート×↑シートヒーターとセット販売
EPB××
停止保持×標準
ここまでの総額2,461,5002,501,200
(価格差:39,700)
フォグランプ47,520標準
アームレスト19,800標準
合計2,528,8202,501,200
(価格差:▲27,620)
フォグランプはリアフォグランプ設定なし。

 アクアの場合、「合成皮革パッケージ」という名称で61,600円とかかりますが、これは「合皮シート」「パワーシート」「シートヒーター」「ステアリングヒーター」とのセット販売です。ヤリスに標準でついてくるイージーシートは設定できません。

 また、ヤリスには買い物アシストシートやアンダーポケット、助手席の裏ポケットが装備されますが、アクアではイージーシート同様装備できません。

 アルミホイールとコンセントを装備すると10,900円アクアの方が安いことがわかります。当初はこれを差っ引いた50,500円の価格差があったというわけです。

 このようにみると価格差はそんなに変わらないことがわかります。それなのにこの評論家は「アクアの方が買い得(=ヤリスの方が損)」と言い切っています。

 逆にアクアに合成皮革パッケージ、ヤリスに合皮シートをつけた場合、価格差が39,700円アクアの方が高くなります。これについて無視してるのが問題。(価格面はステアリングヒーターやパワーシート分があるので価格相応かな?)

 

 今回掲示した価格は全てトヨタ純正パーツを使った場合です。仮に市販品を使った場合抑えることができます。特にアームレストは市販品でもいいものが取り揃えており、1万円前後で購入が可能ですので、そっちに変えてもいいでしょう。

 それでもヤリスの方が少しばかり割高になる計算となります。

 ここまで書くと文字通り「ヤリスは買って損しますよ、アクアの方が買い得」と印象操作してる印象を受けてしまいます。でも実際はそうじゃない。

 あの条件にシートヒーターや合皮シートを追加した場合、アクアの方が割高になってしまうのですよ。まぁ、アームレストやフォグランプ入れたらヤリスの方が少しだけ高くなるけど、そこまで気にする必要か?と思う。(後部座席が狭いのは別として)

逆に取っ払おうぜ!

 逆にアクア、ヤリスに標準装備されているものを取っ払った場合の価格を算出してみます。

 今回はヤリスやアクアの価格をベースに算出しているので、実際の価格とは異なることをご了承ください。

ヤリスアクアメモ
車両本体価格2,324,0002,400,000
アルミホイールなし49,500
コンセントなし44,000
ここまでの総額2,324,0002,306,500
(価格差:▲17,500)
シートヒーター62,700コンフォートシートセットの総額
メモリーシート含む
ここまでの総額2,261,3002,306,500
(価格差:45,200)
フォグランプなし28,820ディーラーカタログより
リアフォグランプ非対応で算出
アームレストなし28,600ディーラーカタログより
X以下のコンソールボックスの価格
合計2,261,3002,249,080
(価格差:▲12,220)
フォグランプはリアフォグランプ設定なし。

 このように考えたらヤリスの方が12,220円割高でかつ、装備もしょぼくなると納得できます。

 価格面で見たらヤリスって買って後悔する車ってレッテルが貼られてもしょうがないよな。と思えてきます。(あくまで数字だけ見た感じです、念の為)

 わたしがあのレビューに不満に思ったのはあくまで整合性が保たれていないからなんですよね。

コンセントについて。

 この評論家は他の車でもコンセントをオプション設定でお勧めします。

 実際、コンセントがあれば災害時の電気確保やキャンプなどで電気供給を可能とします。(ただしハイブリッドカーはガソリンが必要)

 アクアは標準装備されていますが、ヤリスは44,000円のオプション設定です。さらに場所も大きく異なりアクアはセンターコンソール後部座席下、ヤリスはラゲッジスペースに設置されます。

ラゲッジスペースに設置されるということは、使う機会はそんなにないということです。わたしも入れようか考えましたが、ディーラーさんから「使わない」ということとANKERなどが出してる大型モバイルバッテリーで賄った方がいいということでつけていません。延長コードで伸ばしてもダサくなるし。

アクアのラゲッジ、細長い棒がコンセントを入れた際に後方窓に使用する治具。

 アクアはさらにコンセントを入れた際の治具も用意されています。これにより外に延長コードを伸ばすときに車内にゴミなどが入らないように防ぐ役割を担ってます。

 ちなみに、ヤリスクロス、カローラクロス、ハリアー、RAV4などの他のトヨタ車も全てヤリス同様ラゲッジに設置されています。(カローラツーリングとプリウスはアクア同様後部座席下にもあります。)

 バイポーラニッケル水素電池やコンセントの位置、使い勝手で考えたらアクアの方が断然上となります。

ハリアー、RAV4はガソリンでも8千円ほどで設置可能だが、100Wと少なめ。HEVだと同様に4万円かかり、1500Wと容量倍増します。100Wだったらノートパソコンまでぐらいで、掃除機や炊飯器などは使用不可。

パノラミックビューモニターとブラインドスポットモニター取り付け。

 ヤリス、アクアともに死角が多いと言われています。特にヤリスは後部座席のヘッドレストが短くならないので余計多くなります。

 そういう方のためにパノラミックビューモニター(PVM)やブラインドスポットモニター(BSM)、そしてトヨタチームメイト(アドバンスドパーク、パーキングサポートブレーキ(後方接近車両対応))がそれぞれで設定されています。

 これらをつけるユーザーも少なくなく、わたしも超おすすめするオプションです。これはアクアやヤリスだけでなく、他の対応できる車でもつけた方がいい装備です。

 特にSUVやバンの場合、左のミラーに支援ミラー(いわゆる耳たぶミラー)をつけなければならず、PVMを装備することによって取り外すことができます。(ヴェゼルは不可能)このように見てくれの観点でつけるってユーザーもいます。

 今回はPVMやBSMを取り付けた際の価格を掲示します。なお、トヨタチームメイトやヘッドアップディスプレイ(HDP)は参考でお願いします。

ヤリスアクアメモ
車両本体価格2,324,0002,400,000
上記フルオプション204,820101,200
パノラミックビュー
モニター
33,000単独不可アクアはシールスービュー機能付。
ブラインドスポット
モニター
71,500101,200アクアは単独設定不可。
合計2,633,3202,602,400価格差:▲30,920円
トヨタチームメイト
(自動駐車機能)
77,000188,100パノラミックビューモニターとセット。
アクアはセット販売。(後述)
モニターの解像度も良くなる。
ヘッドアップディスプレイ44,000単独不可アクアは単独設定不可。
合計2,721,3202,689,300価格差:▲32,020円

アクアのBSMはPVMとセット販売で101,200円。さらにトヨタチームメイト(アドバンスドパーク&PVM)はBSMとヘッドアップディスプレイ(HDP)とのセット販売となります。

 このように価格差は30,920円とアクアの方が安く済むことがわかります。しかもシースルービュー機能という中から外の様子が見れる機能がついているので、それを考えたら設定できないヤリスの方が割高に感じてしまうのは否定できません。

 しかしその分アクアはセットでしか設定ができません。ヤリスの場合どちらかいらないと判断したら設定から外すことができます。例えばPVMだけ入れた場合、2,561,820円とアクアと比べたら40,580円ヤリスの方が安くなります

 これはトヨタチームメイトも同様で、アクアの場合はPVM、BSM、HDPとのセットで188,100円かかります。それでも共につけた場合アクアの方が32,020円安く済むことがわかります。しかし、ヤリスにHDPを外した場合ヤリスの方が11,980円安くなります。アクアではできません。

トヨタチームメイトをつける場合、電子シフトであるアクアの方が便利。ワンボタンで自動駐車できるためです。ヤリスやヤリスクロスはシフトノブを操作する必要があるので少し不便。

 

 このようにフルセットで安く済ませたいならアクアミニマリズム的に選択肢を多くして不要なものを設定しなければ安く済ませれるのがヤリスっていうことがわかります。

JR四国の特急電車8000系と8600系、どっちが好みか?をトヨタが掲示?!

 余談になりますが、アクアとヤリスをJR四国の特急で例えるならばアクアは8000系ヤリスは8600系になります。

 一般的な電車は電気でモーターを動かすことにより、ディーゼル気動車(車で言えばガソリン車)と比較して静かな音で動かすことができます。8000系も例に漏れず静かな電車特有の音で走行しています。(VVVFなどインバータの騒音はあります)

 方や8600系は電車であるものの、モーターの音が非常にうるさく、電車なのに気動車並みの爆音で走行しています。乗り心地も8000系より劣っています。

乗り心地が悪い理由は予讃線が曲がりくねってることと車体傾斜が8000系が制御付き振り子、8600系が空気バネを採用し、後者の傾斜角が小さくなっているからと言われています。(さらに曲がりくねった土讃線で空気バネの2600系では空気の確保ができないと判明したので、制御付き振り子の2700系が作られたのです。)

 これはアクア、ヤリスとかぶってます。

 ただ、8600系は新幹線N700Sや気動車2700系、2600系などと同様にコンセント全席標準装備です。8000系は一部シートにしかつけられていません。この辺りはヤリス、アクアと真逆の仕様になってます。w

ヤリスの内装はゴミと言うけど・・・

 さらに余談。

 評論家含めよく言われるのが「ヤリスの質感はチープすぎる」というもの。

 実際過去に書いたけど、ヤリスの内装は「いい意味で言えばシンプル、悪く言えばチープ」「さらに悪いライズと比較してライズの方が質感がいい、結局デザイン」と感じています。

 ライズで感じたことはアクアにも言える話です。具体的にどうなってるのかをまとめてみます。

アクアは合皮インパネ、ヤリスはソフトパッドインパネ。

 ヤリスの内装はハードプラ剥き出しの平たく言えばシンプルに仕上がっています。それこそ昔のスポーツカーのような感じの質感。

 しかし、ダッシュボードは柔らかいソフトパッドになっており、これはライズでは絶対に設定できない仕様となっています。写真で見るのと実際触ってみるのとではえらい違いです。

 それなのに、見てくれだけでチープ、安っぽいと文句たらたらいう評論家やレビュワーは一度Zグレードを見ろって言いたいですね。

 アクアの内装は逆にピアノブラックや合皮シートを使っています。これによりフィット同様あの価格でこれだけの質感を維持することができているといいます。

実際、合皮、ステッチ、ピアノブラックがある車は良く、ない車はチープて糞と言われるのが不思議でならんのよ。

 ドア部はさらに顕著で、ヤリスはハードプラに不織布シートを取り付けただけなのに対し、アクアは肘置きに合皮パッドをつけています。さらにピアノブラックも増えているからヤリスと比較して上質であることをアピールしています。

 ヤリスは質感で負けていますが、それをカバーするためにデザインやドア部にこだわり、そのドア部やコンソール部にルームランプが装備されています。夜間走行時にドアハンドルやコンソールトレイを簡単に見つけることができるようになってます。これはアクアにはありません。

余談:ヤリスのラインが白で安っぽい問題。

 ヤリスのダッシュボードやドア部についてるラインですが、白くなっています。

 しかし、ヤリスクロスやGRヤリスはそれぞれメタルとブラックメタルのラインが施されており、ここだけを見ればヤリスと比較して質感を向上させているように見えます。

 同じブラックにするとそれが顕著に現れますが、実際のところはそれぞれの合皮内装色に合わせた設定になってるからでしょうね。

 ヤリスの合皮内装はクレアトープというライトグレーの内装になります。よってこれにメタルラインを施したら違和感がある。本来ならこっちの方がいいというトヨタの回答なんでしょうね。実際11,000円と安いので、設定するといいでしょう。(わたしはダサいと設定しなかったが、今は後悔してる)

なお、アクアは先述の通り「シートヒーター」「パワーシート」などとセットで61,600円と高額です。まぁ、価格的にシートヒーターなどがないからなんだけどね。あと、合皮の面積はヤリスよりアクア、ヤリスクロスの方が多い。

 方やヤリスクロスはブラウン調になってるのでメタルラインになっている。ブラックが基調のGRヤリスはブラックメタルとなってる。だから全部ブラックにした場合このように差が開いているように見えます。

実際ヤリスはアクアと比べて損する車なのか?

 結果、ヤリスは損と短絡的に結論づけるのはおかしいことがわかります。

 アクアは先代と比較して質感やユーティリティ、静音性を高め、ハイブリッドカーであるもののEVのような走りを実現した車です。装備価格はセット販売が多いので、セットで購入すると安くなります。それにフィットに負けるもののラゲッジや後席の広さを先代やヤリスと比較して広くしているのはさすがです。

 一方でヤリスはミニマリストのようにシンプル、ハイブリッドカー(今回の場合)であるものの機敏としたダイナミックな走り、いわばスポーツカーのような走りを実現した車です。装備価格は単独販売が多いので、いらないと思ったらそれを無しにすることで安くなります。それに先代ヴィッツと比較すれば完成度や走りの質は明らかに上です。

なお、ヤリスはガソリンモデルも用意されており、1.5L、1.0L、MTとラインナップも豊富です。(ヤリスクロスは1.5Lのみ)ガソリンモデルの燃費もガソリンとしては驚異的なので、こちらもおすすめです。

 こればかりはキャラクターが異なるので、気に入った車を買うのがベストです。

 わたしはヤリスに乗ってますが、今どちらを購入するかと言われるとやはりヤリスになります。車を走らせるのが好きだからです。(ただし、ヤリスクロスを入れたらヤリスクロスかな?w)

 評論家や大半のユーザー(購入者じゃない人)がヤリスを糞評価してるのは「静かで安っぽく、広い空間じゃない」(あと、レンタカーや社用車のレッテル)からにほかならないのです。(他は「シートがおじさんくさい」「GRヤリスのお下がり」「シニアカー」「売れてるけどおすすめしない車」「ヤリスの弱点をアクアが全て補ってる」など)

まとめ。

 まとめです。

アクアヤリス
フルセット価格少し安いアクアより高い
MOPセットが多い選択肢が多い
内装上質シンプル
素材合皮ステッチソフトパッド
キャラ付けユーティリティ
静かな走り
スポーティー
ダイナミックな走り
JR四国の車両8000系8600系

 アクアとヤリスはどっちが得か?ということで書いてきましたが、それぞれで利点欠点があるためにどちらがお買い得とは言い難いことがわかりました。

 アクアはフルセットで安くなるがセット販売が多く、価格も大幅に跳ね上がるのに対し、ヤリスは選択肢が多いので、いらない機能はとっとと外して安く済ませることができます。

 それにアクアは静粛性を、ヤリスは走りに重視していることがわかります。

 そうしないと「ヤリスとアクアで非常に悩まれる」お客さんが出ないわけです。つまりキャラ付けが全く異なります。

 わたしも過去「ヤリスハイブリッドは売れなくなるかもしれない」「ヤリスの存在がなくなる」「ヤリスは他が出た今、売りがない」と書きましたが、金額や性能面など短絡的に考えていたのを反省しなければなりません。キャラが全く違うから。

 同じことでも言い方を変えればいい意味で捉えることができるし、悪い意味で捉えることができるということも改めて実感しました。そうじゃないと例の評論家のようにあんな角の立った言い方になりません。

 話がそれちゃいましたけど、自戒の念を込めて書きますがヤリスはオワコンじゃないということが改めてわかりました。そうじゃないと悩まれるお客さんはいないし、売れませんからね。

 まぁ、どちらにも電動パーキングや停止保持は欲しいんだけどね。w

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