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本日5月13日に楽天モバイルが「Rakuten UN-LIMIT VII」という料金プランを発表しました。今回の料金体系はこれから大変なことが起こるであろうと感じました。本日はそんなお話です。
結論から言えば、もはや価値がなくなったのと同時に余計なことをしやがってと不満だらけ。
今回発表された内容は基本的に楽天グループ、楽天モバイル公式およびネット情報をまとめた上で掲載しています。不備や間違いがあればご指摘ください。
Contents
Raluten UN-LIMIT VIIの特徴。
参考サイト:https://network.mobile.rakuten.co.jp/fee/un-limit/7/
改定日は7月1日付。料金体系は以下の通り。
容量 | 旧体系 | 新体系 | メモ |
1GBまで | 0円 | 廃止 | 事実上の廃止。 |
3GBまで | 1,078円 | 1,078円 | |
20GBまで | 2,178円 | 2,178円 | |
20GB超過 | 3,278円 | 3,278円 | パートナー回線は 5GB超過後1Mbpsに下がる |
結論から言えば、ネット通信だけ考えたら超改悪というべき改定です。しかも既存ユーザーも自動的に移行するため(VIの時も同じだった)事実上の値上げとなります。使おうとも使わなくても。
ただ、楽天も苦渋の決断だったと思うわけですよ。当然その対策も考えてる。
楽天の対策。
楽天が対策をしているのは以下の通り。
対策 | メモ |
プラン料金無料。 | 1GBまでなら最大4ヶ月無料。 ただし、9月以降はポイント還元。(しかも期間限定) |
楽天市場のお買い物。 | ポイントが最大6倍。 楽天モバイル利用のポイントが+1倍から+2倍になる。 ダイヤモンド会員ならさらに+1倍。 通常の買い物(1倍)と楽天カード(+2倍)を合わせて+6倍。 |
15分かけ放題。 | スマホの電話アプリからの通話料が3ヶ月間15分間0円。(通常は1,100円) つまり、10分から15分に延長になっただけ。 (楽天アプリ経由なら無料) |
動画サービスなどがお得。 | NBA:3ヶ月間0円、以後は990円から550円 パリーグ:3ヶ月間0円、以後50%ポイント還元 楽天ミュージック:90日間0円、以後980円から780円 楽天マガジン:31日間0円、以後は30%ポイント還元 Youtubeプレミアム」3ヶ月間無料。 |
楽天メール | 楽天モバイルのドメインでメールができる。 |
わたしのように1GB以下とあまり使わないユーザーは実質2ヶ月間は0円ネット通信がゼロになります。(つまり、8月まではRakuten UN-LIMIT VIの状態)
4ヶ月なのになんで2ヶ月間なんだよ!ということですが、9月以降の2ヶ月間はポイント還元となるので、結局1,081円支払って1,081ポイントもらえるといったものです。(ユニバーサル2円及び電話リレーサービス1円含む)
ちなみに、ポイントは11月末に付与し、半年間使えるということです。楽天ポイントを使わない場合はいらないですよね。
他にも楽天市場のお買い物でポイント還元が増えますが、これも条件があり、満たさないとできません。
特に6倍を狙うにしても楽天カードと楽天モバイルを持っていれば+5倍になる計算です。つまりクレジットカードも必要になるわけです。ダイヤモンド会員は楽天をフルに利用すればもちろんできるでしょうけど、そうじゃないユーザーはその恩恵を受けることができません。
ダイヤモンド会員の条件は「過去6ヶ月で4000ポイント以上かつ30回以上ポイントを獲得かつ楽天カードを利用」なので、4000ポイントを稼いで勝つ30回お買い物をしなければなりません。しかも楽天のサービス内での買い物なので楽天以外での買い物のポイントは対象外となるみたい。かなりハードルが高いです。いわゆる囲い込み。
近年楽天は携帯電話事業拡大の一環も含めてポイントの改定を行っており、楽天経済圏で成り立ってるユーザーからは不満の声もあるそうです。
わたしはそこまで楽天経済圏にハマっていませんが、ふるさと納税とかで使っています。
通信がまだちゃんとできていない。
そもそも、楽天モバイルの通信エリアは9割カバーできていると言われていますが、実際全然ダメな場所もあります。
実体験ですが、わたしがとある郊外の施設に用事で行った時に楽天のネット回線でネットをしようとしたら「圏外」になって使えません。しかもそこは公共施設です。
ちなみに電話用の1回線(こっちはメインのMNO)でネットを繋げましたが、普通通りできます。
このようにまだまだ途上段階の中での料金改定。これはすごく荒れるのは必至です。
なお、その施設は楽天エリア内(4G LTE)になってます。
パートナー回線とは?
そもそも、楽天のネットがちゃんと動くようにするには基地局を増やさなければなりません。
しかし、スタート当初は早々できるわけがなく、パートナー回線でカバーしていました。パートナー回線はKDDI(au)になります。
そのKDDIの回線も楽天の基地局を増やすとその分だけ対象エリアから外れるようになります。実際すでに外れたエリアもありますからね。
先ほどもお話しした通り、郊外の公共施設でのネットができない現状でこの改定ですから、そりゃ賛否、むしろ否定意見が出るのは必至です。
余計なことをしやがって。
今回の0円廃止について、三木谷会長はその理由を述べています。結論から言えば「余計なことをしやがって」といった感じに見えましたね。
三木谷会長は今回の0円廃止について「電気通信事業法」でダメになったとおっしゃっています。具体的には第27条の3 第2項第2号「期間拘束などの行き過ぎた囲い込みの是正」が発端となっているそうです。
いろいろ憶測はありますが、使う側からしてみれば余計なことをしやがってといった感じです。
とはいえ、赤字計上や基地局の拡大におけるサービスの低下懸念もあるから苦渋の決断だったのかもしれないですね。
じゃあどうすればよかった?
じゃあ、どうすればよかったか、わたしなりに考えてみた。
最初は1,078円でなく500円とか700円(もちろん税込)で運用したらよかったんじゃないかな?
実際MVNOはデータ専用でも500円台、音声付きでも大体1,078円からとなっています。今回の改訂はいわば他のMVNO(楽天はMNO)とほぼ横並びになるので、旨味がなくなります。
1GBしか使わなくてかつ電話が欲しい場合は(ちゃんと条件を理解した上ですが)OCNモバイルONEの770円やHISモバイルの550円が魅力的ですね。
MVNOとほぼ同額でドコモやKDDI、ソフトバンクと同じMNOなので、回線スピードは良いと言います。しかし現状はいまだに(MVNOみたいに)イマイチなのに1,078円と言われたら解約も辞さないユーザーは出ると思います。わたしもその一人。
もう一つはいろんなところでも書いていますが、2プランを検討すべきだった。
ただ、これは先述の法律や楽天の台所事情、1プランオンリーのこだわりもあるから難しいところ。
どんな人におすすめか?
仮に楽天モバイルを今後使うとしたらどんな方におすすめか、わたしなりに解釈します。
自宅で専用回線として使う。
これは早い話自宅で電話やネットを使いたいユーザー。
実際電話がアプリ経由ならゼロで使えるのは非常に魅力的なサービスです。電話代がかからないからね。(電話アプリ経由15分間かけ放題は1,100円必要だが、契約するととりあえず3ヶ月間ゼロ。)
おまけに言えば、規制される可能性はありますが3,278円払えばネット使いたい放題になります。こんないいサービスはないでしょう。
ただし、ちゃんと楽天対象エリアになってかつつながっていることが条件になります。
サブ回線として使う。
これは今まで通りサブ回線として使う話です。
わたしも結局事実上サブ回線として使っています。主にインターネットですが、それでも通信容量が段階的に変わるのであればそれはうまいこと利用すれば節約になります。
なお、MNPでメイン回線として使うのは個人的にお勧めしません。理由は先述の通りエリアがまだまだのため。
せめて設備を整えてからにしてほしい。
まとめです。
今回のサービスで楽天ユーザーからはかなり否定意見が多かったと思う今回の改訂プラン。
確かに電話アプリ経由で15分無料ならいいし、3,278円払ってネットを使いまくるユーザーなら魅力的だと思います。
しかし、ネット通信で圏外が出る現状はまだ納得しない。また、1GB未満のユーザーはこれをきっかけにどうするか考えると思います。
本来なら設備を整えてから改定して欲しかったという気持ちはあります。そうじゃないと何らかの対価交換にならないから。
しかし、法律の壁がありそれができないのであれば、他のサービスで還元しかできないからそうなっているのでしょう。本当になんか撮り急ぎのような感じがしないこともないが、楽天の台所事情を考えたら計画通りなのかととれてしまいますね。
また何かあったら続報をお伝えします。
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