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ほとんどのユーザーはスマートフォン(スマホ)を持っていると思いますが、これでも10年前までは5割を切っていたぐらいですから、どれだけ普及していったかがわかるはず。
そのスマホですが、大体のユーザーは一人1台ということが多く、ほかに持つとしたらiPadといったタブレットになるはずです。
そんな中、タブレットとは別にスマホを2台以上持っているユーザーも少なくありません。わたしもその一人です。
本日はわたしがなぜ複数のスマホを持っているのかについてお話しします。
Contents
結論。(持っている理由)
結論として以下の通り。
- 通信料金の削減。(MNO+格安SIMなど)
- 使い分ける。(電話専用、ネット&カメラ専用、音楽プレイヤー専用)
- リスク分散。(電話回線を複数持つ、バッテリー消費を抑えるなど)
- そのほか。(わたしの場合は現場にiPhone12 Pro Maxを持っていきたくない)
2台→3台持ちの経緯。
わたしがスマホや携帯電話(いわゆるガラケー)を2台持ちにしたのは2015年からで今年で7年目になります。
ただ、過去にも前の会社で支給された携帯電話があったので、一時期2台持ちになっていました。2015年以降は個人の携帯電話の2台持ちになり現在に至ります。
2台持ちの最初の理由はズバリ「携帯料金の削減」です。
当時、わたしはiPhone5sをMNO回線で運用していましたが、毎月の利用料金が残債ありで8,600円、残債終了後は7,400円かかる計算となりました。
ここでスマホをiPhone6sに変えてもよかったのですが、当時はiPad Pro(第1世代)も同時に欲しかったこともあり、色々計算しました。
ですが、月の金額が12,000円ほどかかる計算となり、これじゃアカンのと、まだiPad(第2世代)が使えることもあり、これだけのために月額1万円オーバーは無駄が多すぎるということで断念。
iPhone5sもまだまだ使えるため、ほかにないか考えたところ最終的に辿り着いたのが次の項目です。
3G(ガラケー)に戻し、スマホは格安SIMで運用。
それは通信プランを一旦ガラケーである3Gに戻し、残ったiPhoneは格安SIMで運用することにします。
現在ではこのようなやり方をすることができませんが、当時はできていました。しかしそれはキャリアショップと色々やりとりをした上での変更です。
実際できるのですが、キャリアの店員さんは「それはできない」と突っぱねます。わたしは欲しい端末の価格等を掲示した上でようやく店側が折れて4Gから3Gに変更することができました。
ちなみに購入したのはシャープのSH-07Fです。ドコモ(いっちゃったw)でのちに変更の際の割引が適用されなくなるのですが、これと富士通のF-07Fは対象外だったため、割引が効いたのです。
金額は通信が1,000+324+440+500のおよそ2,000円程度。内訳は「電話料金(無料通話一部含む)+プロバイダ(SPモードなど)+端末の残債(24ヶ月分)+保険」。
そして、格安SIMはIIJ mioを活用。当時の価格は容量3GB、SMS込みで税抜1,040円かかりました。SMS付きにしたのはアンテナピクト対策であり、iPhone5sは対策してないので、普通にデータだけだとバッテリーの消耗が激しくなるからです。
以上から合計で3,200円ほどとなり、4,200円の削減に成功。
その後、ガラホ(SH-01J)を経由して現在のiPhoneSE→iPhone7に変更して現在に至ります。通信料金はその後も減らし続けています。
現在の環境。

現在、わたしはiPhone7、XPERIA XZ1及びiPhone12 Pro Maxを所有しています。使い分けは以下の通り。
iPhone7。
2021年秋頃に変更。
メインの電話専用として使っています。家族とのやり取りは基本的にこっち。
家族以外の電話は後述するiPhone12 Pro Maxがメインとなるので、そっちで行うようにしています。
なぜ一つにしないのか?というと、仕事の現場に持っていくことがあるため。
仕事ではたまに個人の携帯を持っていく必要があるので、バカでかい上に高額のiPhone12 Pro Maxを持っていくのは抵抗があります。
だからそこまで必要のないiPhone7を持っていくことにしています。なお、以前まではiPhoneSE(第1世代)を持っていってましたが、防水性能を考えて変更しています。iPhoneSEは現在Wifiの動画音楽視聴用ミニタブレットとして余生を過ごしております。
XPERIA XZ1。
2022年1月に導入。
以前も書きましたが、元々はヤリスで聴く音楽プレイヤーとして探した結果導入しました。
以下のブログも参照して欲しいのですが、元々音楽プレイヤーとしてfireHD8を使っていました。しかし、fireHD8は大きいので、荷物を軽くするんだったら携帯プレイヤーにするべきと判断。
そのため、それ用のスマホを探したというわけです。
最終的にXPERIA XZ1(KDDI仕様)を導入したわけですが、問題なく活用できています。今後も主に音楽プレイヤーとして活用する予定です。
詳細は以下のリンク先をご覧ください。
本当はiPhone7とXPERIA XZ1の役割を統合させたいんですけどね、小型で高性能のスマホってなかなかないんだよなぁ・・・あるにしてもGalaxy S20(2年前の型落ち)なんだけど、まだ5万円と高額。これだけのために5万円はさすがに抵抗あるな。
実は、Galaxyとは別にとあるスマホを購入しました。これで2台持ちに戻ります。スマホはシャオミのRedmi Note 11です。ファーストインプレッションはまた次回お話しします。
iPhone12 Pro Max。
2020年11月に導入。
元々はiPhone5sにてミニタブレットとして使っていたポジションです。その後iPhone7、XPERIA1を経て現在のiPhone12 Pro Maxにしています。
これにしたのはXPERIA1があまりにも使いづらかったことと、やっぱりiPhoneの方が使いやすいと思ったから。それだったら別にiPhone11シリーズでもよかったのですが、やっぱり長期で使うのであれば思い切って奮発したのがこれです。
当初はSIMも刺さずにミニタブレット兼カメラとして活用していましたが、のちに楽天モバイルのSIMを入れてサブ電話およびネット閲覧(1GBまでは無料)としても活用しています。活用時期は2021年5月より。(正式対応したため)
このように、ちゃんとした理由があって使い分けているのです。
2台持ちのメリットとデメリット。
メリット。
- 通信料金の削減。
- リスク分散。
- 使い分ける。
一番の理由はやっぱり通信料金の削減です。
先述の通り、電話専用とネット専用に分けることで抑えることができます。
ただ、現在の携帯料金の削減に伴い、この旨味はどんどんなくなりつつあります。
また、DSDSといったデュアルSIM対応端末も増えており、電話料金オンリーとネット料金の2つで契約して一つのスマホに一元化することも可能です。ネットだけでも2回線持っておけば通信容量が超過して遅くなってももう1個の通信網で高速通信ができるというわけです。
だから、今となってはデメリットの方が多くなっているのが現実です。
しかし、それでも使い分けるポイントとしてはまだあります。それがリスク分散です。
一つの端末だけならバッテリーがなくなった時や万が一の故障(落とす、水に浸かるなど含む)にサブ携帯を持っていけば端末が1台でDSDS対応と比較してもリスクは低減できるので不便になることはありません。
また、わたしのように専用機として使い分ける方もいるので、まだ終わりそうにありません。
デメリット。
- 荷物が増える。
- 管理が面倒。
スマホが2台になるということは、それだけ荷物が増えるということです。
スマホ1台で色々できると言いますが、その方が便利で快適なのはいうまでもありません。2台ともなれば基本的にバッグは必須。
わたしですらポーチに入れてるので(そもそもスマホはポーチに入れる派であることも踏まえ)、それを考えたら手ぶらで外出は困難なのです。
あと、端末のセキュリティパッチの更新、充電、契約などは別々なので全然スマートじゃありません。
このように一長一短なのが端末の2台持ちということです。
AndroidとiPhoneの2台持ちはありか?
これについては色々ありますが、ライフスタイルに応じて考えてもいいかもしれません。
わたしの場合はXPERIA XZ1を音楽専用として活用していますが、Galaxy Z Foldといった折りたたみスマホとiPhoneとの2台持ちをしているユーザーも少なくありません。
その場合、何かアドバンテージがないと持たないと思います。Galaxy Z Foldは開くとiPad miniのようにタブレットになるというアドバンテージがあります。タブレットを持ちたいけどに鞄は持ちたくない場合はそれがいいでしょう。
他にもAndroidにしかないアプリ、iPhoneにしかないアプリがあれば持つのはアリですね。
余談:スマホとタブレットの2台持ちは?
これもやってるユーザーは多いと思います。
基本的にこれはこれで問題ないと思います。ただ、タブレットは大きいので結局カバンは必須です。
OSについては別に一緒でもいいし、別々でも構いません。一緒だったら特に転送しやすくなるのでメリットは大きいと思います。
こちらもスマホは電話用、タブレットはネット用で分けるのがいいでしょう。タブレットはセルラーモデル推奨かな?
だからiPad miniが支持されるのです。
現在でもスマホ2台持ちは通用するか?
これに関しては個人的になくなるんじゃないかな?と感じますね。
というのも、さっき述べたことを改めて掲示します。
- 携帯通信料金が安くなっている。
- デュアルSIM端末が増えつつある。
菅内閣が掲げた公約の一つが携帯料金の値下げです。これによってahamoといった便利で安いプラン(ただし、契約やサポートは自分でやるのが前提)が登場し、徐々に以前ほど安くなっているのが現状です。
ドコモなどのMNOが安くしたら格安SIMのMVNOはどんどん安くする、チキンレースになり生き残り戦争になるでしょうね。
また、デュアルSIMがiPhone含め普及しているのも理由です。iPhone(日本版)はSIMとeSIMではありますが、一部のAndroidスマホは2枚SIMが刺さるものがあり、こう考えると1台で賄えるというのがよくわかります。
荷物が増えたり、管理が大変ならば一元化する方がいいに決まっています。だからどんどんなくなると感じるのです。
ただ、先述の通り一元化してもバッテリーや故障が発生したらそれまでなので、リスク回避の意味を込めたら2台持ちは現在でもありと判断します。
わたしの場合は事情が大きく異なりますが。
まとめ。
まとめです。
スマホの3台持ちについて解説してみました。わたしの使い道、メリットとデメリットから今後こういったスタイルは通用するかまでを解説しています。
結果として今後こういったものは携帯料金の値下げやデュアルSIM端末の普及により以前よりかは減っていくと思われます。
しかし、リスク回避や用途の分散化という点では今後も活用される方は一定数出てくると思います。
そうゆう意味を込めたら今後も2台持ちといったスタイルは出てくるんじゃないでしょうか?