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本日は今後自動車を導入するにあたり、あった方がいい機能9選についてご紹介します。
今回は安全とQOLを前提でお話しします。少なくとも必要最低限と言ったものからあった方が便利というものまであります。参考にしていただけたら幸いです。
現在は割高になってる反面、安全装備も充実してる。

近年の自動車は安いヤリスですら140万円からで、ヴィッツが出た頃の100万円以下という価格はもうありません。
普通車ですらこれですが、軽自動車も同様のことが言えます。
それに伴い、いろんなオプションが提示され、それをつけることによって200万円、300万円は余裕でかかってしまいます。
もちろん便利ではあるのですが、その反面安全運転や事故防止という観点でもあった方がいいものからQOLが向上するという観点で導入した方がいいものまでわたしなりに考えてみました。
あった方がいい機能。
1:カーナビ。(車載用)

近年はスマホナビという手段もありますが、できれば従来型のカーナビは装備した方がいいと思います。
理由はスマホナビの精度の問題。
スマホナビは手軽に使えるため、モニターのみの車(例:トヨタ、マツダなど、近年は他社でも増加傾向)にスマホを取り付けたらスマホがナビになるものです。なお、モニターがなくてもスマホだけでできます。
そのスマホナビですが、精度がイマイチです。
スマホやiPad(セルラーモデル)にはGPSが備わっているため、車の位置はネットを介して把握することは可能です。
しかし、立体道路(首都高速など)ではそのGPSも感知できない場合があります。
また、ダウンロードでオフラインのナビも使えますが、それをするのは非常に手間です。(もちろんダウンロード使用期間が設けられている)それを解消するべくオンラインにすることもありますが、今度はネット回線料金がかかる(パケ消費)ことに。
それを考えたら、今までのナビの方が少なくともいいわけです。とはいえ、マップのデータ更新は定期的に行うので、感度を取るか最新の地図をとるかになります。
ただ、トヨタの場合ベーシックナビだと更新ができないので、更新するのであれば11万円(カムリは別価格)するT~Connectナビにする必要があります。まぁ、そこまでいらないのであれば6.6万円のベーシックナビで十分ですけどね。
2:ドライブレコーダー。
これはもう今の世の中当たり前になってる機能です。トラブル回避のためにも導入は必須。
わたしはヴィッツの途中からユピテルのドライブレコーダーを自分で取り付けて使っていました。Amazonで買った結構いいやつだったかな?
今のヤリスは前方後方の2対応ドライブレコーダーになりますが、こっちはディーラーさんにつけてもらっています。前方だけなら自分でもつけれますが、後方になるとかなり難しいのでディーラーにつけてもらった方が絶対にいいです。
昔は60Hz対応とか色々気にする必要がありましたが、今はもはや画質や後方録画、360度録画など付加価値を入れることが増えていますね。トラブルの元になってはいけないので、もう導入は必須と思っていいでしょう。
なお、SDメモリーカードは付属のも含め車専用のを使ってください。安いのは絶対にダメ。理由は熱によって壊れるからです。
3:360度モニター。(トヨタはパノラミックビューモニター)

360度モニターは近年の車で大人気の機能です。
原理は超広角カメラを前方、後方、サイドミラー下に取り付けてそれを処理することによってあたかも上から撮影した風景をモニターに映し出すことができるものです。
これの大きなポイントといえば、助手席側の死角がわかること。
今までだとポールを立てる車もありましたが、このカメラのおかげでそれも基本的に不要になります。
また、駐車時の車の確認や車線の確認(寄りすぎていないかの確認)も可能です。(ただし、カメラに依存せずに自分の目で確認をしてください)
ヤリスやCH-Rといった死角が多い車やSUVなどの大型車はもはや必須機能です。死角が多い車は安全面、SUVなどはさらに見てくれの問題もあります。
SUVなどの大型車は耳たぶミラーと呼ばれるサブミラーがあります。カメラを取り付けるとそれが撤去されるので、見てくれが良くなります。これは大型車にサブミラーかカメラをつけなければならないよう法律で決まってるからです。(そのため、ハリアーは一番高いグレードを勧めるのです。超高いですが)
4:ブラインドスポットモニター。(BSM)

これも360度モニターと合わせてあった方がいい機能。
原理は車につけたセンサーが隣の車線の車(自動車、バイクなど)を検知してサイドミラーに取り付けたマークが点灯するものです。(トヨタの場合)
これにより、車線変更の時の確認がより正確になるので事故を防ぐことができるというわけです。助手席側の死角によるトラブルもある程度は防げます。
また、降車アシストと言う降りる時に後方からの自転車を検知する機能も備わっております。
ただ、これらは全て起動している時で、エンジンを停止しているときは機能しません。
なお、グランツーリスモ7には全車種標準でオートマ切り替えや自動ブレーキ、そしてブラインドスポットモニターが装備されています。先代のフィットやアクア(共にない)や昔の車、例えばカローラレビンなどでも使うことが可能なのです。w
5:アダプティブクルーズコントロール。(ACC)

これは高速道路走行および渋滞時における負担軽減で必要です。
いくら街乗りカーと言っても渋滞を避けることは難しい。だからこそこのACC(クルコン)があれば渋滞時の制御ができるのです。
ただし、基本的に停止保持ができる電動パーキングブレーキ(以下、EPB 後述)が装備されているのと、全速度対応であることが条件です。よってヤリス、GRヤリス、アクアは渋滞時の対応は不十分なのです。(アクアは数分だけ停止保持がついている)
高速道路の走行はさらに負担がかかり、スピードも出やすくなるのでクルコンを使うことによって一定のスピードで間隔を空けて(前の車が遅かったらスピードも落ちる)走行することができます。
街乗りだったらEPBとセット、高速をよく利用する場合でもクルコンはあった方が絶対にいいです。疲労感は全然違います。
6:安全センサー。(自動ブレーキ込み)

Toyota Safety SenseやHONDA Sensingといった安全センサーです。
一般的な仕様の車ならもはや当たり前の装備になっています。
先述のACCやBSMなどはこのセンサーの恩恵を受けているので、より快適なドライブができるようになるのです。
基本的に前方ブレーキは標準装備されることが多く、後方ブレーキはオプションになることもあります。ヤリスでもZグレード以外はオプション設定です。安全が売りならオプション設定して欲しいよな。
以前までなら自分で確認するしかなかったのですが、スバルがアイサイトを出して以降は安全センサーも進化し、ブザーでお知らせして検知できるようになりました。だから事故もある程度は防げると思うのです。
これがあるのも一因で値上げ傾向になってるのかもしれません。GRヤリスはオプション設定なので、取り付けると他の装備も含めてべらぼうにお金がかかります。
7:LEDライト。

LEDライトは見てくれと寿命、明るさを含めたらハロゲンよりもいいと言われています。
今の車もオプション等で付けることができますが、従来型の車もそれ用の電球が販売されたりとLED化は進んでいます。
わたしのヤリスHYBRID Z(ヤリスクロス、GRヤリス含む)はルームライトとナンバープレートを除き全てLEDになっています。(同条件のアクア、フィット、カローラクロスは後方方向指示器のみ豆球)
ただし、熱を帯びないので雪国でライトの熱を溶かすことは困難です。そのための寒冷地仕様があるのです。
8:電動パーキングブレーキ。

信号停止や渋滞時のブレーキを踏む負担やサイドブレーキを引く手間を除けるために装備するべき。
わたしが「さっさとヤリスにEPBをつけてほしい」と叫んでいるのはそう言うことです。フィット、ノート、ヤリスクロスには装備されていますからね。アドバンテージが非常に大きい。そうしないと売りがなくなってしまうからなんですよ。(同時にアクアにつけてヤリスにつけなければヤリスハイブリッドは完全に死ぬとも)
実際ヤリスクロスを試乗して感じましたが、非常に便利です。今後いつになるかわかりませんが、買い替えの時には他の項目も含めてこれも対象に入れることにします。(最初からヤリスクロスにしとけばよかったと言わない)
ヤリスを低評価にする理由の一つがこのEPBがない。ひどいところになるとGRヤリス(GRカローラも)にもあるくせにヤリスになったら酷評する始末。
ま、別にいらないという意見もあるかもしれませんがね。ヤリスやアクアでもPにしたり、サイド引いたら問題ないし。
9:シートヒーター、ステアリングヒーター。

これについては早朝出勤のハイブリッドユーザーはつけた方がいいでしょう。
ハイブリッドカーは如何せんエアコンの効きが悪いので、冬場に早朝出勤する場合は寒さに耐える必要があります。
その際、シートヒーターやステアリングヒーターがあればその負担も低減でき、すぐに対処できるから便利。エアコンが使いにくいからこそあった方がいい機能です。
もちろん、その必要のない場合はなくても構いませんが、あった方が非常に便利です。
アルミホイールと合皮(本革)シートは?

アルミホイールと本革および合皮シートはあくまでみてくれの話になるため、これは個人によってさまざま。
ただ、鉄チンホイールは車によっては糞ダサいので、やっぱりあったほうがいいでしょう。シートは色によりますね。トヨタの近年の車はヤリスやカローラなんかは合皮シートが1種類しかないです。複数あるのは大体ファブリック。
アルミホイールはインチ数を上げるとその分燃費も下がるので注意が必要。ヤリスでも35km/Lから32km/Lに落ちます。(HYBRID Zの16インチホイールの場合)ヤリスクロスのZがGと比べて明らかに低いのはそのためです。
必要最低限って観点で考えたら別に要らない意見もあるので、やっぱり個人によってさまざま。
メモリーシートとパワーシート。

これはどちらもあれば便利というレベルです。(GRヤリスなどクーペは絶対つけるべき事案)
メモリーシート(トヨタの場合イージーリターンシート)は自分がセットした座席を専用のハンドルを上げることによっていったん後ろに下げますが、同じハンドルを上げて前に持っていくと記憶した位置にセット出来る優れもの。
パワーシートは文字通りモーターでシート調整するものです。ただ、メモリー機能はいいヤツじゃないとありません。(例:マツダのCX-5)
よって、パワーシートもメモリー機能があれば最強ですが、残念ながらヤリスクロスにはありません。だから毎回調整する必要が出るユーザーもいるわけです。便利なのは確実です。
まぁ、これらはあれば便利というレベルで、なくても問題はないでしょう。
結局、これらをつけると超高くなる。

結局、これらをすべてつけるとなると価格は超高くなります。
ヤリスクロスを例に挙げるとHYBRID Zの場合259万円にPVM+BSMで約10万円、ステアリングヒーターで1万円、ドラレコ2万円、ナビ6万円なので、合計で少なくとも280万円ほどになります。
当然、ドラレコやナビのグレードによっては価格はさらに上がってきます。これにマット、バイザーとかいろいろ取り付け、税金も加味すれば結局300万円はかかる計算となります。
EPBやステアリングヒーターのないヤリスでも250万円で、合皮シートやアルミホイールをつけたら260万円ぐらいかかる計算となります。
同じくアクアもEPBはないので合皮シートやセット販売になるとほぼ似たような数値になる。ただ、アクアの場合セット販売が多いため、つけると超割高になります。
当然ですが、マット、バイザー、税金などをいれたら300万円近くかかる計算となります。
このあたりは過去公開した記事を参照願います。
フィットの場合PVMやBSMがないうえにナビは20万円(純正の場合)なので、LUXEでもヤリスやアクアと似た計算になるでしょう。
まとめ。

まとめです。
今回は安全面やQOL面での導入すべき車のオプションについて語ってみました。
どれもあると非常に便利なモノなので、価格は高くなりますがどれも便利で安全運転でかつ運転が快適になるので是非取り付けてほしいものです。
アルミホイールや便利シートはあればいいですが、そこまでQOLが上がるわけでもないので除外です。個人的にはあったほうがいいですが、今回のテーマだとそうじゃないので好みになります。
今回の記事を参考にしつつ、車選びをするのもアリかもしれませんね。
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