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前回はヤリス購入のいきさつやどんなものか?をご紹介しましたが、今回はそのヤリスのいいところと悪いところを取り上げようと思います。
実は、他の所有者や評論家などのコメントの通り欠点が多いが、いいところもあります。
※掲示している車両本体価格はすべて2WDでの価格です。4WDは価格が異なりますので、ご注意ください。
Contents
ヤリスのいいところと悪いところ。
いいところ。
・運転しやすい。
・燃費がハンパナイ。
・オートクルーズコントロールが非常に便利。
・安全装備が充実している。
・360度カメラがわかりやすい。
・自動駐車システムが便利。
・シートヒーターが便利。
悪いところ。
・後部座席の狭さ&死角が多い。
・内装がしょぼい、コストダウンが目立つ。
・振動や運転は人によってフィットより悪いと感じる。
・スチールホイールがださい。
・電動パーキングブレーキ非搭載、
・良い装備は追加料金。そのためコスパはいいか疑問。
・意外と無駄と感じる機能がある。
・レンタカーや社用車の印象が強くなっている。
ヤリスのいいところ。
運転しやすい。
ヤリスは三代目ヴィッツやフィットと比較して運転手ファーストにしている印象をもちます。そのため、運転のしやすさや燃費の良さをアピールしており、わたしが運転していた二代目ヴィッツと比較しても運転はしやすく、頑丈と思えるドライブができます。そのため、どこか行きたいと思える車に仕上がってると思いました。
燃費がハンパナイ。
WLTCが36.0km/L(ハイブリッドXの場合)と燃費はトップクラスを誇っており、実際運転したところ、平均燃費が30km/Lを切ることはあまりありません。
職場が山の上にあるため、出勤時はガソリンを使ってしまいますが、帰りは坂道による回生ブレーキによる充電もあって、殆ど電気で帰宅することができます。ガソリンの消費も10km程度に対して5kmとおおよそ半分の燃費で動かすことができます。(毎日記録しているけど、殆ど半分しか使っていない)
検証のため、満タンからメモリを1個減らしたときにどれだけ走ったか?を検証すると、8Lに対して260km走っていることが判明。(高速道路で帰っているけど)平均で約32km/L走っているので、燃費の良さは本物です。
ただし、あんまりエンジンをふかせ過ぎると燃費は悪くなります。この辺りは他のハイブリッドカーも同様です。そのため、ある程度エンジンで立ち上げた後にモーターで運転すると燃費がいいとも言われているそうです。
アダプティブクルーズコントロールが非常に便利。
近年の車はアダプティブクルーズコントロール(ACC)と言って、速度を一定にしたまま、自動運転ができるというものです。白線や前方車両をレーダーやカメラが検知して修正をかけることもできます。
これは高速道路で使う時にフルに発揮します。今まで高速道路を走る時、アクセルを踏みっぱなしにしなければならないので、疲労感は出てしまいます。ACCの導入によりアクセルを踏む動作がなくなるため、負担は軽減されます。
また、ヤリスからはモーター駆動の速度が80km/hから130km/hに引き上がったことにより、高速道路でも電池駆動で使うことができるので、当然燃費の節約にもなります。
実際、120kmの範囲で高速道路を走ったのですが、ガソリンメーターのメモリは消えません。
ただし、高速道路でも坂道を登るときはガソリンを使う場合があります。また、ACCばっかりに頼るのも良くありません。
安全装備が充実している。
このクラスの車で安全装備が高級車並みに充実しているとアピールしています。
フィットにもありますが、ヤリスシリーズは人を検知する機能が搭載しているので、人身事故の防止を担っています。追加料金が必要ですが、隣の車両の検知も非常に便利です。(これはヤリスの欠点である死角の多さをカバーするのにもつながる)
360度カメラがわかりやすい。

ヤリスはフィットと比べ死角が多いため、360度カメラ(パノラミックビューモニター)はあったほうがいいです。
後で説明しますが、ヤリスの欠点は狭いことと死角が多いことです。そのため、360度カメラはつけたほうがいいと思います。ただ、これは別途費用が契約時にかかり、33,000円です。(自動駐車含めて77,000円)
このカメラがあることにより、運転の癖も矯正できるんじゃないか?と思っています。わたしはよく右側に寄ってしまう癖があり、これは見づらいというのが理由です。運転席の感覚は今に至って直っていないので、そういう意味では便利な機能だと思います。
もちろん、見づらい障害物を確認するのに非常に便利なのはいうまでもありません。
ちなみに、ヤリスクロスなどSUV車はつけた方がいいです。見た目が良くなります。(いわゆる耳たぶと呼ばれる下方ミラーがついてしまって見てくれが悪くなるため。)
自動駐車が便利。
わたしは付けませんでしたが、駐車支援システムをこのランクの車で導入しています。
これは注射を自動でやってくれるもので、区画線がないスペースでも対応しています。シフト操作のみ手動ですが、自動で駐車できるのは便利です。特に駐車が下手くそな方はあると便利かもしれません。
なお、これはハイブリッドモデルでしかできません。
シートヒーターが便利。
ZグレードおよびGグレードのメーカーオプションで付けれるシートヒーターですが、これが意外と便利です。
特に冬の寒い日、エアコンがなかなか立ち上がらない時はこれをつけることによって椅子が温まります。エアコンがわりに使えるので、非常に便利です。ただ、温度調整はできません。
なお、ヤリスクロスのZグレードにはハンドルヒーターもついています。
ヤリスの悪いところ。
後部座席が狭い&死角が多い。
ヤリスの最大の欠点であり、最大の特徴でもあります。
ヤリスは先代のヴィッツと比較して後部座席は非常に狭いと言われています。これの影響でヤリス契約を躊躇うユーザーも少なからず存在し、亜種のヤリスクロスや他の車種(ライズ、フィットなど)に変えるユーザーもいます。
実際、わたしも乗車したのですが、やはり天井が低いっていうので狭いと言われていると感じています。そう思っているのは、大人気のヤリスクロスも結局は足元は変わらないということです。ただ、天井は高くなっているのであくまで「ヤリスと比べて広い」ってことです。
あと、後方ドアの開く角度は狭く、それにともなって入りづらいという声も非常に多く見受けられます。これはヤリスクロスも同様です。
そして、死角がCH-R同様に多く、先述の360度カメラはあった方がいいのはそのためです。後部座席のヘッドレストは先先代のヴィッツやフィットと異なり、仕舞うことができません。そのため、そのヘッドレストが邪魔をして見づらくなっています。
後方の窓も小さく、前方のフレームは太い上に小窓がないので、左側を見るのに一苦労です。そのため、ブラインドスポットモニター(後方車両検知)はあった方がいいです。
ちなみに、これらはヤリスクロスも同様です。
そもそも、ヤリスクロスはヤリスとほぼ同じ内装なので、後部座席が狭い&死角が多いのは当然です。
とはいえ、前席は広くなっており、テレスコピックの搭載も合わせて足の長いわたしでもシートを一番後ろに下げる必要がなくなっています。この辺りは評価してもいいんじゃないでしょうか?
内装がしょぼい、コストダウンが目立つ。
ヤリスクロスにも言えることですが、内装がフィット、ノートと比較してしょぼいです。
とはいえ、Zグレードになってようやくマシになるレベルで、ヴィッツから全面的に見直したため、コストダウンの煽りを受けているのはこの辺りじゃないでしょうか? シフトレバーにブーツが搭載されていない、電動パーキングが価格に対して実装されていないと言ったところはまさにこれですね。
おまけに、シートはファブリックか合皮しかなく、フィットLUXEでは本革を採用してるだけあって(ただ、こちらもフィットとしてお初)残念なところ。おまけにどちらも合皮の色を選ぶことができません。(ヤリスはグレー、ヤリスクロスはブラウン。後者はこれが標準装備)
振動や運転は人によってフィットより悪いと感じる。
わたしは気にしていませんが、ヤリスの運転そのものについても指摘を受けることがあります。
特にロードノイズや静音性はフィットより劣るとも言われたり、V3エンジンになったためか、エンジンの音がしょぼいとかうるさいとか言われているそうです。
また、雨の中の滑りもフィットより悪いという意見もあるそうです。ただ、これはエコタイヤの弊害もあるかもしれないので、一概に言えない。
この辺りは評価される方によって全く異なるので、実際運転した方がいいと思います。わたしもそこまで知らないので、気にしていません。
スチールホイールがダサい。(どのグレードも標準装備されていない)

解消するためにはアルミホイールの購入が必要。
ただ、メーカーオプションで8万円オーバーのため、こだわりがなければ市販品でも十分。それでも中々お眼鏡にかなったものが見つからないのが現状。
ホイールカバーも車とのバランスが悪いので、黒いホイールカバーも検討してもいいかもね。こっちだとそんなに予算かからないし。
電動パーキング非搭載。
狭いのと同じくヤリスを敬遠される理由がこの電動パーキングブレーキの非搭載です。それに伴い、ACCの稼働速度は30km/hからとなっています。(現在は全車速対応になっています。)

電動パーキングの本領が発揮されるのは、通常の運転や渋滞時にブレーキホールド付きが条件ですが、一旦ブレーキを踏んで離してもパーキングがかかるので、さらに負担が軽減されると便利です。
ヤリスクロスやフィット、CVTのGRヤリスには搭載していますが、ヤリスは昔ながらの手ハンドルのサイドブレーキなので、古臭いのと同時に今のご時世に不便と思う時があります。
買って後悔と思ったのは狭いのと電動パーキングが便利ということを知ったためです。
なお、欧州版のヤリスは内装が豪華でブーツ、電動パーキングがついて、広いので、これで出しときゃ良かったんじゃないのか?と思うことしばしば。この辺りが日本と海外で海外の方が優遇されるといつも思うんだよね。
ドリンクホルダーがいまいち。
ヴィッツの時はダッシュボードに飲み物が置けるスペースが確保されていたんですが、ヤリスにはありません。(ヤリスクロスも同じ)
そのため、センターのサイドブレーキ(ヤリスクロスは電動パーキング)の後ろに設置してるドリンクホルダーやドアのドリンクホルダーに置くしかありません。特に後ろに座る人は非常に不便。(ヤリスクロスのXグレード以外はセンターにドリンクホルダーが備わってる肘当てが付属)
良い装備は追加料金&意外と無駄に感じる機能はある。そのためコスパはいいか疑問。
ここで、ヤリス、フィット、ノート、ヤリスクロスの価格をまとめました。
ヤリス | フィット | ノート | ヤリスクロス | |
ガソリン梅 | XB:1,395,000 X(1.5L):1,598,000 X(1.0L):1,455,000 | BASIC:1,557,600 HOME:1,718,200 | なし | XB:1,798,000 X:1,896,000 |
ガソリン竹 | G(1.5L):1,718,000 G(1.0L):1,630,000 | NESS:1,877,700 CROSSSTAR:1,938,200 | なし | G:2,020,000 |
ガソリン松 | Z:1,971,000 | LUXE:1,977,800 | なし | Z:2,210,000 |
HV梅 | X:1,998,000 | BASIC:1,997,600 HOME:2,068,000 | F:2,054,800 | X:2,284,000 |
HV竹 | G:2,130,000 | NESS:2,227,500 CROSSSTAR:2,288,000 | S:2,029,500 | G:2,394,000 |
HV松 | Z:2,324,000 | LUXE:2,327,600 | X:2,186,800 | Z:2,584,000 |
先述の360度カメラやヘッドアップディスプレイ、隣の車両の検知、駐車支援にアルミホイールなどは全てメーカーオプションです。特に360度カメラや隣の車両検知は非常に便利なぶん、価格も合わせて約12万円と高額になります。
また、GグレードになるとLEDランプやヘッドレスト(ヒーター付きなど)がメーカーオプションになります。これらをハナからつける場合はZにするのが得策です。まぁ、シートにこだわりがなければGでも良いんですけどね。
とはいえ、そこまでいらないという機能も少なからず存在します。駐車支援については特に高齢者や運転が下手な方が持つと便利な機能ですが、360度カメラがあるので、結局はなくても良いと思います。
同様にヘッドアップディスプレイは速度メーターが真下にあるので、見えやすいし、コンセントも災害時を除き使う機会はそんなにないため、そこまでいるとは思えません。もちろん、リセールなんかを考えたらあっても良いかもしれませんが、コンパクトカーはそんなに高くないので、そこまで入れるのはどうなのか?というのはあります。
実際、ディーラーさんに聞いても「価格にあってない」「そこまでいらない」とおっしゃっています。
まぁ、これはノートも同じことがいえる。ノートのACCはメーカーオプションだし、プロパイロットを使うにはカーナビを含め44万円を支払わないとダメなので、コスパとしてはそれ以上に厳しいかも。
フィットもカーナビは別売りでホンダ純正が14万円(ベーシックナビ)ぐらいします。さらにフィットは純正の360度カメラが搭載できないという欠点があります。前方後方カメラも別途費用が掛かるので、ヤリスと同条件の映像支援を作るには追加で20万円近くかかる計算になる。(ヤリスのバックモニターはHYBRID Z,Gのみ標準装備で、Xグレードの価格は16,500円と安価)
それ考えたら、ヤリスは最低限、フィットやノートはある程度自由に決めることができる反面、コンパクトカーで考えたらどれもコスパがいいかどうかは疑問が残ることもあります。同じような装備で考えたら似たり寄ったりの価格設定になるかも・・・(ヤリスクロスはちょっと高額のため除く)
ヤリス | フィット | ノート | ヤリスクロス | |
ホイール | 一部アルミOP | 一部アルミ標準 | 一部アルミOP | 一部アルミ標準 |
カーナビ | 6.6万円〜11万円 | 96,800円から | 148,000円から | 6.6万円〜11万円 |
360度カメラ | オプション | できない | オプション | オプション |
前方後方カメラ | Z.Gは標準 | オプション | オプション | Z,Gは標準 |
ACC | 標準装備 | 標準装備 | オプション | 標準装備 |
電動パーキング | なし | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 |
革シート | Zのみ合皮OP | LUXEのみ | XのみOP | Zのみ合皮標準 |
ブラインドスポットモニター | オプション(X除く) | なし | オプション | オプション(X除く) |
LEDライト | Zのみ標準 | 標準装備 | オプション | Zのみ標準 |
特にヤリスは電動パーキング(ヤリスクロスはある)やLEDライトが標準装備されていない(Xグレードに至っては装備不可)ため、価格に対してコスパの悪さが余計目立ってしまいます。ただし、フィット、ノートもヤリスと同様にカメラを入れる場合、カーナビが必須となるためコスパが悪くなる場合があります。
レンタカーや社用車の印象が強い。
近年、ヤリスクロスやフィットを見る機会が多くなっていますが、ヤリスはそんなに見ません。(アクアは見る。)
ヤリスを見つけたとしても、「わナンバー」や「ロゴのついた車両」を見る機会は結構あります。これはレンタカーや社用車として運用している会社が多いのです。
ヤリスは去年の登録販売台数が1位と言われていますが、ヤリスクロス、GRヤリス合算の数値に加えて、レンタカーや社用車採用もそのカラクリの一つと言われています。
だから、ヤリスを見たことがない、見たとしてもレンタカーになってるという印象を受けるのはそのためです。
レンタカーや社用車ばかりのレッテルが貼られたら、ユーザー(わたし含む)はあまり良い感じしませんね。
なお、1.0LのXBパッケージはヤリスで一番安く(それでも140万円するが)、社用車としてはコスパは良いのですが、安全装置は非搭載です。レンタカーでもXグレード(機構関係なし)になってることがあるかもしれません。安いので。
なお、賛否両論のディスプレイオーディオについてはトヨタ車全部に言えることなので、ここでは解説しません。
なぜヤリスは燃費がいいのか?
ズバリ、軽量化とフォルムです。
当たり前ですが、普通乗り物は荷物などで重たくなればなるほど燃費は悪くなります。だから、2tもあるアルファードといった大型のバンのガソリンとハイブリッドとの燃費差が少ししか変わらないのはそのためです。
フォルムを滑らかにしているのも風の抵抗を抑える働きがあるので燃費はよくなります。新幹線でも0系とN700S系やE5系で比較しても、N700S系やE5系の先端は長いですよね。これは風の抵抗を抑えると同時に高速で走るのでトンネルを出る際の騒音(微気圧波)を和らげる効果があります。
これは空気鉄砲を想像してもらえたらわかりやすいです。
ヤリスも同様に空気抵抗を抑えるために流線形になっています。これによって風の音や快適な走行、果ては燃費にも影響を受けるのです。
ヤリスは小型化→軽量化とフォルムの恩恵を受けているため、ヴィッツと比べて燃費がWLTCで35km/L以上と良くなっています。同様に運転感覚も良くなっています。
その影響で後部座席が狭くなったり、収納スペースが少なくなったりと日常面での影響が少なからず出ています。欧州車は広く設計されているのですが、日本車は5ナンバーに収める都合上全長を縮めています。フィットと比較しても約50mm短いです。(むしろ縮める必要はなかった気がするが、コストだろうね)
新幹線でも先端が長くなるにつれて座席の数や居住性が犠牲になります。500系は最たるものです。
だから、ヤリスはお手ごろに買えるスポーツカーの側面を持っているのです。トヨタがWRCなどでヤリスに参戦しているのは宣伝もありますが、このようにスポーツカーとしての側面もあるということをアピールしているかもしれませんね。なお、ピュアスポーツカーにGRヤリスが用意されています。
実際ヤリスを買うとしたら。
そんな手頃で燃費のいいコンパクトカーとして評価されているヤリスですが、実際購入するとなれば、どのモデルがいいでしょうか?
・徹底的に安くするのであれば「X」
・QOLを上げるのであれば「Z」、できればハイブリッドモデル(わたしはこっち)
・ターンチルトシートが欲しい場合は「G」
安く見積もるのであれば、Xグレード一択です。本当に必要最低限ならこれでも大丈夫です。ただ、一番安いXBパッケージは税金は安くなるのものの、安全装備は非搭載でかつ、エンジンは1Lと脆弱(よく指摘される項目)なので注意が必要です。
わたしも選んでいるZグレードはターンチルトシートが装備できないため、装備するにはXかGを選択するしかありません。
Gグレードはオプションが色々選べるものの、Zでしか選べないオプションもあるため、QOLを上げるのであれば、そこまで推奨しないかな?価格はZと比べて20万円ぐらい安いけど。改良版ではさらにZグレードに近づいていますが、それでもZグレードしかないものはあります。(ルーフやシルバーのラインなど)
現在はまだいいのですが、3年後のリセール率で高額のZグレード(ハイブリッド含む)は安くなるかもといわれているそうです。一番高額なのが一番安く買い叩かれる可能性が出るっておかしいよね。
5月10日の改良版以降、ナノイーXにパワーアップしたエアコンに変更。Zグレードは標準で、Gグレードはオプションで導入可能です。ちなみにヤリスクロスには搭載されていません。
なお、内装空間が狭いので、これが嫌という方はフィットやヤリスクロス、ライズなど別の車を候補にいれるのがいいです。
トヨタへの要望。
・電動パーキングブレーキ対応
・もうちょっと広くしてほしい。
最大の欠点であるこの二点ですね。前者は実現する可能性はありますが、後者は設計を変えなければならないので、マイナーチェンジというわけにはいかないと思う。
そのため、噂になってるアクアのフルモデルチェンジでそのあたりをカバーするとも言われています。しかし、そうなれば今度はヤリスハイブリッドが売れなくなるという弊害が生じてしまいます。燃費が37km/Lと良くて電動パーキングがついて、LEDライトが安いモデルでも搭載したらみんなそっち選ぶでしょ?
これはトヨタの公式発表ではないけど、ディーラー間でも出すとも言われているので、どうなるんでしょうか?
ハナから欧州仕様で出したら、フィットやノートと対等の評価ができるだけに、なんでこうゆうことしたんでしょうか?
最後に
ヤリスというよりも、新車って買うと凄くモチベーション上がりますよね。わたしもヴィッツから乗り換えたときに凄いテンションになりました。
そして、この15年で車の進化を肌で感じたといってもいいでしょうね。わたしのヤリスは他の主要な車と比較して「?」な意見はあるかもしれませんが、やっぱり新車はいい。
表題に「買って後悔」「高かろう悪かろう狭かろう安かろう」とかきましたが、車としての完成度は高いと思います。欠点は上記の通りですが、特に言われているのが「狭い」「電パなし」「リセール面」。
後者はコンパクトカーの宿命で、SUVと比較してもそこまで高くならないといわれています。とはいえ、トヨタ車はそれでもリセールは高いといわれているので、まだマシなんですよね。狭いのはやはり軽量化もあると感じています。(ただ、先代ヴィッツのリセール価格があまりにもクソすぎるので、その影響を受けないか心配。)
電動パーキングはなくても問題ないけど、あった方が便利なので、これは今後のマイナーチェンジで導入すると思います。
これら以外については別に差し支える問題じゃないと思います。
今後も乗り回して行こうと思います。参考にしていただければ幸いです。
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